東京には、高層ビルが立ち並ぶところがほとんどです。
だけど、ところどころに、緑に囲まれ、とっても豪華で素晴らしい庭園もあって、不思議な感覚になります。
国指定名勝「旧古河庭園」のことを知りませんでした。
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、洋と和が調和する不思議な庭園を満開のバラを眺めながら堪能しました。
なぜ、こんなところに超豪華な庭があるのか、というと、ここは元は、陸奥宗光の邸宅だったと聞き、大いに納得です。
宗光の次男が古河家の養子になったので、古河家の所有となったとのこと。
洋館と洋風庭園の設計者が、英国人建築家のジョサイア・コンドル(鹿鳴館、ニコライ堂などを設計した人)というので、歴史の勉強がふと蘇ります。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師、小川治兵衛。
自分が今、どの時代に、どこの場所にいるのかなと分からなくなるような、不思議な美しい場所でした。
旧古河庭園は、入場料わずか150円で、1年中、季節に応じた花々を楽しめます。
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