担当のケアマネージャーさんが決まりました。
病院のケースワーカーさんにお世話いただき、病院併設の施設に配属しているケアマネージャーさんを紹介してもらえました。
本当は、住んでいる地域包括支援センターへ連絡して、そこのケアマネージャーさんにお願いして相談に乗ってもらい、要介護認定の申請するという手順が正しかったようです。
母がいきなり病院へ入院してしまったので、地域包括支援センターへの手続きをしないまま、勝手に施設入所の話を進めてしまいました。
なぜそうなったかというと、私が病院のケースワーカーさんをケアマネージャーさんだと思い込んでしまっていたからなのです。
「退院後、施設へ入所したいのでケアマネージャーさんに相談したいです」と連絡して対応してくれた方を私が担当のケアマネージャーさんだと思い込んだのは仕方ないですよね・・・。
できれば、本人が健康なうちに地域包括支援センターへ出向き、今後のことを相談しておけば良かったです。
そしてあらかじめ担当の人が決まっていれば、何かあった時、どう動けばいいか、相談に乗ってもらいやすかったと思います。
母が植えた桔梗の花が咲きました。
まずは地域包括支援センターへ行って相談すべきでした
せっかくちゃんと介護のためのシステムがあるのに、利用せず、一人で勝手に動いてしまうからオロオロになってしまったのですわ。
まだ元気だからという方も早めに今後のことを地域包括支援センターで相談だけしておくことをオススメします。
「シニアホームみらい鞍月」のケアマネージャーさんに担当してもらう
いつも不定愁訴が多い母なので、最終的には医療的ケアの手厚い病院併設の有料老人ホーム「シニアホームみらい鞍月」への入所を希望しています。
そのため、そこのケアマネージャーさんに母の担当になってもらいました。
その際、一応、地域包括支援センターのケアマネージャーが「シニアホームみらい鞍月」のケアマネージャーさんに業務委託するという形をとらないといけないそうです。
私が先走って進んでしまったために、振り出しに戻らなければならないのかとビビりましたが、その調整を「シニアホームみらい鞍月」のケアマネージャーさんが「私がやっておきますよ」と言ってくれてホッとしました。
それから、退院後、当分の間お世話になる「ココファン金沢藤江」の施設の人への連絡調整もやっておいてくれるとのこと。
なんとまぁ心強い。
今まで自分一人であちこちお願いしていたのですが、最初からケアマネージャーさんにお願いすればもっと簡単だった・・・。
もう一度書きますが、素人がどうすればいいんだろうと悩むより、専門家に相談して連絡調整をお任せした方が絶対楽です。
どこに生活したいかは本人に決めてもらいたい
それから、やっぱりどんなところで生活したいか、は本人が決めるのが一番いいです。
元気な間はなかなか施設見学に誘いづらいですが、やっぱりいくつかの施設へ本人を連れて行って、希望を聞いておけば良かったとつくづく思います。
今後、どこでどんなふうに暮らしていきたいかなんて重大なこと、いくら子どもでも勝手に決めるのは負担です。
ちゃんと自分で決めている人もいる
友達のお母さんは自分で申し込みをして順番をついていると聞いて、びっくりしました。
ちゃんと子どもに迷惑かけないように、自分のことを自分で決めている人もいるのですね。
私の母は家にいられる間はずっと家にいて、いられない状態になったら(私に)どこか施設でも入れられるのだろうと漠然と思っていたのでしょう。
自分からどうするか決める気は無かったですね。
私も炊事・掃除・洗濯・買い物まで一人でできる母を「もうそろそろ施設へ」とはなかなか言えなかったです。
でも、そんな元気な状態の時から、とにかく地域包括支援センターへ少なくとも一度は相談に行っておくべきだったと思います。
さいごに
今日は、サービス付き高齢者住宅「ココファン金沢藤江」の契約も済ませてきました。
1時間以上、しっかり説明を聞き、母のハンコと保証人である私のハンコをたくさん押してきました。
そのことについてはまた別記事にまとめました。
→88歳の母が施設に入所するまでの記録(9)学研の高齢者住宅「ココファン金沢藤江」入居契約完了
今までの記録です。
88歳の母が施設に入所するまでの記録(1)明日ケアマネージャーさんとの初面談です
88歳の母が施設に入所するまでの記録(2)ケアマネ面談後、要介護認定の申請へ
88歳の母が施設に入所するまでの記録(3)母はずっと母のままでいてほしい
88歳の母が施設に入所するまでの記録(4)有料老人ホームの見学に行き、すぐに仮契約
88歳の母が施設に入所するまでの記録(5)要介護認定の訪問調査がありました
88歳の母が施設に入所するまでの記録(6)お詫び 「サービス付き高齢者住宅」と「有料老人ホーム」は異なるものでした
88歳の母が施設に入所するまでの記録(7)40日ぶりの主治医面談とサ高住への支払い30万円