Netflixで人気の『気象庁の人々』に出演しているイケメン俳優ソン・ガン演じるジェオンが、女性の心を乱している韓国ドラマ『わかっていても』は、見ていてずっと複雑な気持ちにさせられたドラマでした。
見なければ良かったと思うのに、見続けてしまうというドロドロの内容です(笑)

私は、パク・ボゴムのように爽やかで一途なイケメンが大好きなのに・・と心苦しかったです。
それくらいソン・ヘギョに似た美人のハン・ソヒ演じるナビの気持ちの揺れにイライラしました。
ジェオンは、典型的な女たらしなんですよ。
でも、後半になると、10歳くらいからずっと仕事が忙しい母親と離れて暮らしていたため、家庭的な愛に満たされておらず、真剣に恋愛することができないタイプであることがわかります。
自分に関心を持つ女性に対して思わせぶりな態度を取り、何人もの女性を虜にしていくジェオンに対し、周りの忠告もあり、ナビは彼を警戒、距離を置くことを決意します。
それなのに、ジェオンに見つめられ、体に触れられると、結局、心が動かされていく。
元カノの登場をはじめ、ジェオンには常に女性の気配が見え隠れし、ズルズルとした関係は続くものの、「(きちんと)付き合う」ことは避けられる。
そんなの、ダメだよね(笑)
ナビは、何度も別れようとするんだけど、結局、目でジェオンを追ってしまう。
ホント、ダメだよね(笑笑)
そんな時に、幼なじみの、いかにも「いい人」なドヒョクが現れ、ナビは癒されるんだけど、ドヒョクの誠実な愛を感じれば感じるほど、ドヒョクを傷つけてはいけないと思う。
ドヒョクの方も、初恋の相手に再会して今度こそ想いを告白しようと思うのに、ナビが悪い男ジェオンに惹かれていることがわかるから強く出ることができない。
切ないよね。
60代のオバチャンとしては、「誰が考えても、真剣にナビのことを愛して大切に想ってくれている幼なじみの方でいいじゃない!」と思ってしまう。
「絶対、そのほうが幸せになるに決まっている!」とまで(笑)
ただ、『わかっていても』のタイトルの通り、そして、イケメン俳優ソン・ガンを振って、幼なじみと結ばれるのは無いな・・という予測ができてしまいますよね。
まぁ、大学生の恋愛ドラマであり、「結婚」までは考えていない設定だから、それでいいんだろうけどね。
それにしても、10代や20代の恋愛ドラマって、もうついていけませんわ(笑)
結局、オバチャンが確信したのは、人は頭で考えた通りには動かないということ。
本能というか、正直な気持ちが勝つんですよ。
誠実で「いい人」の方がいいに決まっているんだけど、そこはあくまでも「友達」なんですよね。
「好き」かどうかって、頭で考えると失敗しちゃうものなのだと改めて思いました。
だから、とにかく「なんとなく」「惹かれる」モノや人、その気持ちを大切にしていくと良いと思います。
こんなことを正直に書くことも恥ずかしいわ(笑)
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