「お母さんのために」生きるのはやめようね

広告

私は、心に決めていることがあります。

それは、人のために生きるのはやめるということです。

年老いた母親の面倒をみるのが自分の役目と思いかけて、ハッと気づいて立ち止まり、考え直しました。

亡くなった親友のことが頭から離れない

私は、3年前に親友を失っています。

看護師をしていた彼女は、テキパキしていて何でもさっさと済ませてしまわないと気が済まないタイプ。

私は、子どもの頃からのんびりしていて、モタモタしているといつの間にか彼女がやってくれているなんてこともありました。

そんな彼女は、お父さんが亡くなったあと、一人になったお母さんを引き取り、一緒に暮らすようになりました。

かつてのしっかりしていたお母さんではなく、どっぷり甘えてくるから疲れるわと愚痴をこぼしていた矢先、乳癌が再発したのです。

結局、お母さんより先に57歳の若さで命が途切れました。

父が亡くなった時の数百倍ショックでした。

それから、私は、親の世話をして自分の方が先に死んでしまうということが怖くてたまらないのです。

子どものために生きるのは、卒業

子育てをしているときは、母親は子どもの命を守り、育てるのに必死です。

子ども2人お風呂に入れながら、どうやって自分が髪を洗っていたのか、記憶にないほど常に子どもの安全に気をつけながら生きてきた。

それを共感してくださる方も多いと思います。

娘の結婚に際し、よく無事でここまで育ってくれたと感慨深い思いです。

ただ、親がしてあげられるのは、一定のところまでです。

それ以降も、孫ができたりしたら、また応援させてもらいたいと思うけれど、あくまでも子育ては親が中心に行い、周りはサポートです。

私自身、親に助けられすぎ、親も構いすぎたため、娘には「お母さんに育てられた記憶がない」などと言われる始末。

娘には、たとえ大変でも子どもを育てることを通して人間として成長できる経験を味わってもらいたいです。

親のために生きる必要はない

親の介護について、父が倒れたとき悩みました。

集中治療室に入り、たくさんの管で繋がれている父を見て、「お世話になったこの人を放っておいて、他の家庭の子どもの世話をするのは間違っている」と思い、早期退職を決めました。

実際には、私の年収より多くの不動産収入があったので、働く意欲がしぼんだのも正直なところです。

それでも、ずっと天職と思って辛くても頑張ってきた教員の仕事ができなくなってしまったのは、本当に寂しかったです。

でも、誤嚥性肺炎を繰り返し、いつ亡くなるかわからない父を2年間看病してきて、父も「家を守るために必死で生きてきたんだなぁ」とようやく理解できました。

そうやって、私も父のように「家を守らなければならない」と自覚したとき、ショックなことがありました。

母が近所の人に私のことを「この子が私の世話をしてくれることになったから、安心」と言っているのを聞いてしまったのです。

今まで、文句をぶーたれていながらも父に守られてきた母です。

今度は、私が自分のことを守ってくれると思ったようです。

私の中で張り詰めていたものがサーッと崩れました。

私は、「お母さんのために生きる」のは嫌だ。

どちらかといえば、お母さんがのしかかってくると、親友のように自分が失われるのではないかと怖かったのです。

親のために生きなくても良いと思うのです。

昭和時代の考え方から解放されよう

戦前は、「家」が大事でした。

「家」を守るために「家長」が定められ、「家長」は全財産を相続する代わりに「家族」を守らなければなりませんでした。

だから、昔の家には、結婚していない人や離婚して戻ってきた人も一緒に暮らしていたのです。

私の父は、子どもの時、自分の父親を亡くしました。戦前のことなので、家の田畑は弟たちには分割されず、全て父が相続しました。

そのため、父は自分が父親がわりとして働き、弟たちを学校へ行かせ、のちに地面やお金を弟に分けてあげていました。

うちは田んぼがたくさんある家だったので、子どもの間に「家長」になった父は責任重大で大変だったのです。

その辺りのことがよく理解できないまま、「養子とり」のはずの姉が嫁に行ってしまったのは私が高校生の時です。

それからずっと私の中の「自由」が奪われ、私はその理不尽に対し、抵抗したいのに抵抗できないまま、ズルズルと混乱した思いを引きずって生きてきてしまいました。

でも、もう「昭和」は「平成」のはるか昔です。

「令和」の今、もっと柔軟に考えてもいいのですよね。

さいごに

少し離れたところで一人暮らしをしている実家のお母さんのお世話をしていた友達が、検診で病気が見つかり入院しました。

家族を大切にして、常に周りに気遣いを欠かさない本当に優しい人です。

高校の時の同級生で、今でもずっと親しくしています。

私は、親も大事かもしれないけど、自分の命が一番大事だよって強く強く言いたいです。

優しい人は、自分のことより人のことを考えて行動してしまいがちです。

でも、思うのです。

戦争を乗り越えてきた世代の人って、強くてたくましいのですよ。

みんな自分の命は自分で守っていくのが大事で、人の心配する前にまずは、自分の健康を考えないといけませんよね。

自分が健康であって初めて、周りの人を助けることができるのですから。

ブログランキングに参加しています。
下のお花を「ぽちっ」と押して、応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 その他生活ブログへ

あわせて読みたい

広告

この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!