目が見えないとはどういう状態なのか 体験してわかったこと【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】

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2018.10.25 金沢21世紀美術館で【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】を体験しました。

完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより中を探検し、様々なシーンを体験していくというものです。

私は、極度の近視です

私は、極度の近視です。裸眼視力は0.03くらい。高校生の時からコンタクトレンズとメガネにお世話になっています。

0.03というのは、視力検査の一番上の3つ、0.1のところがぼやけて見えない状態です。

目医者さんで測る時、最初はメガネをかけているので、見えていて覚えるのですが、3つのうちどれを指しているのかわからないというのですから情けないものです。

完全に見えないというのは、光がない世界

完全に見えないというのは、光がない世界です。手で触れることができないくらい遠くのものは、その存在すらわからないわけです。

だから、私は、この「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験するのが正直怖かったです。

一歩も動けなくなるんじゃないかと思いました。

暗闇の不安から、パニックになるのではないかと心配になりました。

光がない世界でも、見えた

ところが、見えない世界は、私が想像していた真っ暗闇で何も見えないというものではありませんでした。

むしろ、夢を見ているみたいに、映像として想像する世界が見えました

結局、見るというのは、目で見ているのでなく、脳で指令を送っているのですね。

真っ暗闇で一寸先のものも一切見えない絶望の淵にいるという怖れは、私が勝手に想像していたものでした。

明るいところから暗いところに入った時、一瞬、全く見えなくなり不安になる、その時の感覚がずっと続くと信じていたのです。

ダイアログ・イン・ザ・ダークの世界

今回私が体験した【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】の中で、私の予想は全く違っていました。

10名のグループに対し、1人の視覚障がいをもつアテンドが「暗闇のエキスパート」として誘導してくれました。

その人の言う通りに「お互いに声を掛け合う」「自分の一つ一つの動作を声に出して、周りの人に伝える」「視覚以外の五感をフルに活用し、敏感に感じ取る」「周りの人との一体感を味わう」活動を行いました。

声のする方へ他の人の気配を探りながら進んでいくことができました。

音がする方へ意識を向けることができました。

触った感覚を他の人に伝え、それが何であるか想像し合い、同じものを思い浮かべて感覚を共有することができました。

他の人の手や肩、背中に触れ、心地よい安心感を得ていました。

みんなで人工芝に寝転んで、幸せだと感じられました。

生のお花や金沢21世紀美術館が所有する一点ものの伝統工芸品を手で撫で回して鑑賞し合い、作品についてみんなで語り合いました。

さいごに

あっという間の90分でした。

初めて出会った人たちの中でもあたたかい体験ができ、全く怖くなんかなかったです。

光を失って、大変なことは多いだろうけれど、それでも同じ世界を共有できるのだと知ったことは、とても有意義でした。

今後、もしも、自分が見えなくなることがあったとしても絶望する必要はなく、感覚を研ぎ澄ませていけば豊かに暮らしていけると思えたことを多くの人にお伝えしたいなぁと思い、書きました。

読んでいただき、ありがとうございました。

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さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!