月に1回、同級生と一緒に通う小川敦子先生の中国茶教室の日がとっても楽しみなさわこです。
毎回、ゆったりと至福の時間を過ごしています。
1月はお休みなので、2022年最初の教室でした。
奇来山烏龍茶(きらいさんウーロン茶)
先生が直接、台湾のお茶屋さんで買ってこられたお茶です。
2018年に特賞を取った許さんという方が作られたお茶だそうです。

有機農法で作られていて、優しい甘さが特徴とのこと。
飲んでみると本当に甘い後味がしました。

蓋碗(がいわん)と呼ばれるお茶碗が急須がわりに使われました。

正式には、ほんの少し蓋をずらして、隙間のあいたところに口をつけ、茶葉を蓋でせき止めながら飲むそうです。
乾燥しているときは、ちっちゃく丸まっている茶葉がお湯の中で見事に広がっていました。

どうやってちぎれたりせずに小さくなるのか、高級なお茶はとっても不思議です。
ジュンチャバリ ウィンター2017年
ジュンチャバリ茶園は、東ネパールのダンクタ地方にある小さな茶園で、ダージリンから65kmくらい離れたところにあるそうです。
標高1800mくらいで寒暖の差が大きい地域。
有機農法で生産されています。

最高級のお茶で、エリザベス女王のお誕生日プレゼントや首相への贈り物に採用されるくらいです。
先生手作りのザッハトルテと一緒にいただきました。


最高です。

ウィンターの紅茶は、優しい味なので、ザッハトルテの美味しさに負けるかと思いきや、なんのことはないカカオによってさらにまろやかさが引き立つようでした。
武夷正山小種(ぶいせいざんしょうしゅ)
中国福建省の武夷山市で作られたお茶です。
「小種」とは、在来種のことです。
燻製の香りがします。


色は濃いですが、優しい味です。
正山小種
福建省武夷 自然保護区で、松の木を燃やして燻製したお茶です。
ヨーロッパでは、この燻製のような香りの紅茶が人気なんだそうです。


チーズの料理と合います。
さいごに
2022年も仲良しの同級生と一緒に毎月の中国茶教室へ通えるのが本当に嬉しいです。
仕事をしている間は、お互い忙しく、なかなか会う機会もありませんでした。
父が倒れて、仕事を早期退職した時、社会から取り残されたような感覚でいた私に声をかけてくれた幼馴染に感謝しています。
中学生の時に出会って、もう50年。
長い付き合いです。
「友情」っていいですよね。
3月には毎年、亡くなった親友のお墓参りにも一緒に行っています。
私にとって、毎月の中国茶教室がとっても楽しみなのは、友達と一緒に過ごす時間がかけがえのないものに思えるからです。
美味しいものを食べて、ゆっくりお茶を飲んで、たわいもないおしゃべりをする。
こんな最高の贅沢はありません。



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