仕事を辞めてから8年間、ずっと健康診断をサボってました。
レントゲンって被爆する感じがするし、胃カメラなんてもう二度としたくない、採血の注射も怖いし、嫌だぁと思って逃げていたんですよね。
子宮にはポリープができやすく、子宮筋腫もあるので、婦人科だけ毎年、やむを得ず検診に行っていて、歯医者も思い切って1本ずつ銀歯をセラミックに替えていますが、いわゆる健康診断というものはどうにもこうにも足が向かないのでした。
そんな私が、意を決して、今日、朝イチで血液検査を受けに行ってきました。

一緒にファスティングにチャレンジしたちかこさんの旦那様ドクターカズのきたばやし医院へ。
人間ドッグで検査してもらうレベルの項目を調べてもらいます。
どんな結果が出るのか、楽しみでもあり、心配でもあります。
なにしろ、もし癌になっても抗がん剤治療はしたくないという私です。
体が病気になったら、そのまま受け入れるつもり・・・。
ただ、今回、ファスティングを指導してくれたファスティングマイスターのぴろりんこさんから「血液検査の結果を見せてください」と言われ、ついに観念したのです。
「受けないのはなぜですか?」と改まって尋ねられると「注射が怖い、検査が嫌だ」とか子どもみたいなことは「客観的データも見ておく必要があります」と毅然と言われると通用しない。
あるデータによると、人間には平均寿命とは別に健康寿命というのがあり、寿命が短い男性に比べて女性は健康ではない期間がずいぶん長いようです。
厚生労働省の平成28年のデータから計算すると
- 男性の平均寿命80.98年-健康寿命72.14年=健康ではない期間8.84年
- 女性の平均寿命87.14年-健康寿命74.79年=健康ではない期間12.35年
女性の場合、長生きするとは言うものの、健康ではない状態で長く生きることになるなんて悲惨です。
私の母も89歳で、見た目は十分元気そうに見えますし、実際、自分で好きなように動き、食べ、話すことができますが、あちこち痛いところだらけです。
いつも不調を訴えています。
でも、ずっと苦労してきた人なので、もうしばらく自由に毎日遊んで暮らすという生活をしたらいいんじゃないかなと思っています。
ただ、もう旅行に行ったり、遠くまで買い物に出かけたりということはもうしたくないそうです。
90歳になっても、それこそ100歳でも元気はつらつという人も中にはいますが、ほんのわずかですよね。
私はとにかく健康ではない状態で長生きしたくないです。
長々と書いてきましたが、自分自身の状態をありのまま受け止めるために検査を受け、その結果を待ちたいと思います。
読書
『モモ』はさすが名作で、一度は読んだら良い作品だと思います。
無駄な時間を倹約して時間貯蓄銀行に預けると利子が増えると誘い、人間の時間を奪いとる「灰色の男たち」。
自分の無駄な時間を預けた人間は、働いても働いても時間が足りず、ゆっくり話す時間もなく毎日クタクタになって働きづめに。
そして、みんながイライラして・・・。
「灰色の男たち」の正体を見抜いたモモは、一人で戦い、みんなの時間を取り戻すことができたというお話でした。
時間を節約したら、将来ゆとりができるとみんな勘違いしちゃったんですよね。
でも、今の世の中だって同じ。
あくせくあくせく働いて、いつもしんどいって思って。
人間に与えられた1日24時間。
どんなふうに使っていけばいいのか、少なくとも誰か(会社など)に渡してしまってはいけないね。

ミヒャエル・エンデ作『モモ』自分の時間を奪われないようにしなければ
片づけ&掃除
3月に入ったので、玄関のミニ掛け軸を替えました。
「椿」です。「桜」は4月。

我が家のミニ兼六園の庭にも椿の木があります。

椿は花が咲き終わると花びらがポトンと落ちてしまうのがちょっと困る。

すごいことになってました。

苔が傷まないよう気をつけながら、1個1個拾いました・・・。
健太

さいごに
神棚の榊は毎日お水を替えていると長持ちします。
いつの間にか新芽が出てきましたよ。

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