しばらく韓国に行っていましたと言いたくなるくらい、毎日どっぷり韓国ドラマにハマっていました。
ブログも書きたくなくなるくらい。
ご飯もテキトーに食べ、お風呂に入るのも夜中になり、寝るのが毎日2時、3時になっていき・・・。
20話くらいのドラマを見終わったら、すぐ次に見るドラマを探すようになるという・・・。
この時点で、完全に依存症ですよね。
そして、「私は何から現実逃避しているのだろう?」と考えてみました。
もともと興味があるものにはとんでもなく集中して没頭してしまいがちな人間であることは自覚しています。
だから、気をつけるようにしてきたのですが。
でも、没頭している間は幸せですわ(笑)
今、具体的に何に対して・・ということを特定するのは難しいですが、大雑把に言えば、「真面目に生きる」ことに嫌になっていたのは事実です。

毎日コツコツ続けること自体に嫌悪感が出てしまって、過剰に、自分の気持ちに正直になってみたいと思いました。
ただ、昨夜、一つのドラマを見終わって、「(ずっと韓国ドラマを見続けるのは、ちょっと休もう」と思いました。
なぜ、そう思えたのかと考えてみると
- 一通り見たいものを見てしまった感がある(満足)
- 昼間、溝のドロあげ作業をして肉体的にとても疲れていた(運動)
- 娘夫婦と一緒に氏神神社のお祭りに行ってきた(信仰)
- 娘が作ってきたくれた筍ご飯がとってもおいしかった(家族)
- 友達と過ごす時間も楽しい(友達)
- 街中の桜が満開で美しい(自然)
ちゃんと「日常」の満足感があって、それが私を「現実逃避」から引き戻してくれるだけのパワーがありました。
孤独な人は、ずっと「現実逃避」を続けてしまうんだろうなと思います。

実際、かつての私は家族との絆も感じられず、仕事だけが心の綱であり、本当の友達も見失っていた時期が長かったです。
韓国ドラマの楽しさを否定するつもりはサラサラなく、これからも素敵な作品に出会ったら、また沼にハマって幸せ〜って思っていることと思います。
でも、その幸せ〜を家族に話したり、友達に話したり,ブログに熱く語ったり、アウトプットしながら、なぜ今、自分がその作品に惹かれているのかを確認していきたいです。
ドラマという非現実の中に逃避して、自分の「日常」を失うのは時間がもったいないです。
私は私の「現実」をもっと楽しみたい。
「依存症」は自分の「現実」から目を背けて夢の中で他の人の人生を見ているだけです。
そんな自分を客観的に見ることができて、「また、楽しかった〜。」と「日常」に戻ってくることができれば、克服できます。
自分がモヤモヤしていることを手放せば、楽になります。
我慢しているから、現実逃避しないといけなくなるのです。
自分の人生、好きなように生きる。
「依存症」を克服する方法は、「我慢しないで、モヤモヤしていることをやめる」だと思いました。

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