アフターコロナの生き方 しなやかに現実に適応して生きていこう

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国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科長 清水 研 先生の『もしも一年後、この世にいないとしたら。』という本を読みました。

「人生の締切を意識すると明日が変わる」というのがテーマです。

3500人以上のがん患者と対話してきた精神科医が「死ぬときに後悔しない生き方」を指南してくれます。

今回、コロナの影響で大きな経済的打撃を受け、苦しい人たちがたくさんいることを思うと私も苦しくなります。

実際、身近に、多くの店舗を拡大し、業績を伸ばしていた飲食店の経営者さんがいます。

まさかこんな事態になるとは思いもよらず、借り入れをして居酒屋も喫茶店もと手を広げていたわけです。

若いのにすごいなぁと思っていたのですが、勢いがあった分、苦しみも大きいのです。

たくさんの従業員さんを守らなければなりません。

今のこの状況は、まるでいきなり癌を宣告されたのと同じようなものではないかと思えました。

癌だけではなく、突然重い病にかかったり、大怪我をしたりすると、今まで当たり前に思っていた世界が当たり前ではなくなります。

人間は、この突然の大きな変化に弱いのです。

私の左手複雑骨折でさえ、苦しかったし、9ヶ月経った今でも小指は動かず、時々痛みもあります。

かつて、病弱養護学校に勤めていたとき、小児病棟にいた子どもに、小さいときブランコから落ちて脊髄損傷して全く動くことができなくなった子がいました。

毎日、お母さんが付き添ってお世話していましたが、「突然の出来事」というのが襲いかかることがあるのです。

今、多くの人にこの「突然の出来事」が降りかかっています。

こんな時、誰かのせいにしたり、自分だけがなぜこんな目に合わないといけないんだと腹を立てたり、自分だけが不幸だと思い込んだりしていては辛くなるばかりです。

もちろん、そこからなかなか立ち上がれない日も続くと思います。

そんな時、きっと清水先生の言葉が役に立つような気がします。

清水先生は、たくさんの癌患者さんたちと話をすることで、自分自身も多くのことを学ばせてもらったとおっしゃっています。

「癌になったという事実は変えられないんだ」というあきらめや絶望のような感覚が生まれた時、その気持ちの裏側で現実と向き合っていくプロセスが始まっているんだそうです。

このさまざまな喪失を認め、新たな現実と向き合う力を「レジリエンス」と言います。

今回のコロナの場合は、個人にとっての「病気」ではないので、たとえ経済的困難に打ちのめされても、時間とともに柳のように立ち上がっていく力をみんな持っているはずです。

命を大切にして、また1から、あるいは0から、あるいはマイナスから這い上がっていってほしい。

今まで頑張ってきたんだから、きっともう一度やれると思う。

その時、人生にとってもっとも大切なことを一番に考えて、行動を変えていったらいいと思う。

今まで収入の拡大に合わせて、支出も大きかったとしたら、今度は少し小さくしていったらいいんじゃないかな。

借り入れして、店舗を増やしすぎたのかもしれない。

今度は、規模が小さくなるだろうけど、どんな不況にも負けない確実な経営をしていってほしい。

仕事中心だっただろうから、これからはもっと家族と楽しむ時間を作っていったらいいんじゃないかな。

何が自分にとって一番大切かを考えて、手放せるものは手放していこう。

お金より大切なもの、それは自分の命と家族。

一時的に貧乏になってもなんでもない。

「いつも元気な自分でなければならない」という思い込みも捨てよう。

人に迷惑をかけてもいい。

みんなで助け合うのが世の中だから。

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この記事を書いた人

さわこ

金沢大学 日本史専攻 卒業。お城の中にあるキャンパスで加賀藩について学び、金沢をこよなく愛する。

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!