85歳の草笛光子さんの「ドライビング・ミス・デイジー」ラストの名演技がリアルで感動

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2019年7月1日、東京新宿の紀伊國屋ホールで、85歳の草笛光子さん・70歳の市村正親さん・堀部圭亮さんによる「ドライビング・ミス・デイジー」を観てきました。

新幹線で金沢から東京へ日帰りで観に行って、本当に良かったです。

どこがそんなに素晴らしかったか、早速紹介します。

あらすじ

時は1948年から73年までの25年間、
場所はアメリカのまだ人種差別意識が色濃く残るジョージア州アトランタ。

教師を引退したデイジーは72歳のユダヤ人の未亡人。

一人で生き生きと暮らしていたものの、
ある日、自ら運転していた車で事故を起こしてしまいます。

心配した息子ブーリーは強引に黒人の運転手ホークを彼女の元へ送り込みました。

独立心が強く黒人嫌いのデイジーは頑としてホークの車に乗ろうとしません。

しかし、やがて二人は心を通わせ、ついにはかけがえのない友人となっていきます。

〜公演チラシの解説文より〜

前半の草笛光子さんは70代の美しさ

現在、85歳とは到底思えないくらい、上品で美しい70代を演じる草笛光子さんは、若々しくて素敵な女優さんそのものでした。

姿勢もスタイルも良く、70歳と言われても全然違和感がないです。

舞台上の動きも全く年齢を感じさせません。

息子役の堀部圭亮さんが「ホントにもう」と嘆くくらい頑固なお母さん役です。

ブレーキとアクセルを踏み間違えての自損事故は、まさに多くの高齢者を抱える現代の大きな問題、息子が母親に免許返納させる代わりに運転手を雇ったのです。

椅子2つを置いただけの草笛光子さん・市村正親さん2人の演技は見事で、車のエンジン音・ドアの開け閉めの効果音だけで観ている者には「運転中」の会話が十分想像でき、楽しめました。

後半の草笛光子さんは、本物の90代のおばあさん

後半、特に最後の老人ホームへ面会に来た息子と運転手に対面する時のシーンでは、草笛光子さんは綺麗に結い上げてあった髪を下ろし、ボサボサのまま歩行器を使ってヨボヨボと登場しました。

本当に老人ホームにいるお年寄りよりもみすぼらしい老婆でした。

あんなに気位が高かったご婦人が、最後はこんなふうになってしまうんだと重い気持ちになったくらいです。

そして、ポーク(市村正親さん)がデイジー(草笛光子さん)に、切り分けたパイを食べさせるシーンは、とても感動的でジーンときました。

デイジーが、口に入れてもらったパイを頬張りながら感謝の思いで微笑むのを見て、観ている者みながあたたかい気持ちになったのでした。

人は、最後はこんなふうになるのかなぁと人生のラストシーンが見えました。

それくらい迫真の演技で、劇を観たというより、リアルな草笛光子さんそのものを見せていただきました。

さいごに

感動のラストシーンのあと、拍手が鳴り止まず、何回もカーテンコールがありました。

もうそこには、大女優草笛光子さんがいました。

6月22日から7月15日まで24日間のうち、お休みは3回のみ。

21日間もの間、公演が続くのです。

85歳でこんなすごいことをやってのける方って、本当に素晴らしい。

もう一度観たいと思っても次はないかもしれません。

今、観たいと思ったものは今観るのが大切だと改めて実感しています。

皆さんももし気になっているものがあったら、「今」です!

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!

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