映画『人生フルーツ』を観て、豊かな生き方を学び、高度経済成長時代の弊害を克服したいと思う。

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金沢には、東急ホテルに隣接する東急スクエア4階に「シネモンド」という小さな映画館があります。一般の映画館では上映されない映画を観ることができます。

津端修一さん90歳、英子さん87歳のおうちです。愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅に建てられた雑木林に囲まれた一軒の平屋にお二人は住まわれていました。

建築家として、自然との共生を目指したニュータウンを計画していたのに、1960年代の高度経済成長期、結局、完成したのは、修一さんが理想としたものとは程遠い無機質な大規模団地だった・・・。

あの頃、確かにそうだった。私が子どもの時、無駄を省いて、どんどん新しいものを作って、古いものを否定していった…時代。私の町内会でも、地域の伝統行事もなくなり、近年になって、獅子舞が復活した。

忙しく、一生懸命頑張ることが認められた。競い合って、負けないように根性を鍛えることが称えられた。苦しくったって、悲しくったって、コートの中では平気なのって(;´∀`)

私は、子どもだったから、そんなものかと受け入れてきたけど、修一さんは、そんな生き方は嫌だったんだな・・・

そして、あえて、ニュータウンの中でスローライフを実践してきた。

修一さんと英子さんは、お互いを尊重して、認め合い、助け合い、幸せに暮らしていることが、見ている者まで幸せな気持ちにさせてくれた。

90歳と87歳。しゃんとしていて、素敵な「高齢者」だ。

修一さんが、いつものように畑の草むしりをした後、横になって昼寝をし、そのまま帰らぬ人になった。最期まで生きたのだなぁと思った。すごい。

その後、英子さんは、毎朝、修一さんのための食事を作り、今までの生活を変えずに、日々の暮らしを続けている。

自分が「高齢者」になったとき、どんな暮らしをしているのか、今まで想像できにくかったけど、こんなふうに素敵に暮らしたいと思った。

今まで、「高齢」になったら、上手に人に助けてもらって生きるものだと思い込んでいた。もちろん、かわいいおばあちゃんになることは大切なことだけど、もっと、衣食住できるだけ自分のことは自分でやろうと努力することが大事なんじゃないかと思えてきた。

英子さんは、「お父さんが育てたものだから」と言って、畑でできた野菜やフルーツをたくさんの段ボールに入れていた。いろんな人に分けてあげるみたいだ。

自然と共に生きる・・・高度経済成長期に一度否定してしまったことの愚かさがわかってきた。あの頃、何か勘違いしていたような気がする。

樹木希林さんのナレーションがとても良かった。映画を観た後、買った劇場用プログラムもとても良かった。プロデューサーさんや監督さんが、どんな思いでこの映画を製作したかが伝わり、あたたかい気持ちになった。

この映画とってもいいよ、金沢でも上映されるみたいよ!って教えてくれた一級建築士のyukiさん。ありがとう。建築士ってすごく夢のある仕事だと思いました。

 

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さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!