今週の生け花は、嵯峨御流 立盛体の生け方です。
嵯峨御流では、常に京都 大覚寺 大沢池を水盤に見立て、池に浮かぶように生けます。
花材は、オクロレウカ、デルフィニウム、スカシユリ、ナデシコ、玉シダです。
オクロレウカ
カキツバタによく似ていて、4~5月頃に薄紫色の花を付けます。
デルフィニウム
デルフィニウムDelphiniumは、ギリシャ語でイルカを意味するDelphisからきている名前だそうです。
つぼみの形がイルカに似ていることに由来します。
花も綺麗ですが、つぼみはとにかくかわいい。
スカシユリ
海岸の砂浜や山地の崖に生えるユリです。
茎の基部が細くて透けて見えることが、 「透かし百合」の和名の由来とされています。
ナデシコ
ピンクの小さなお花がかわいいですね。
玉シダ
玉シダは、花は咲きませんが、葉の存在感が印象的な植物です。
コロナの脅威が鎮まりません。
ロックダウンされた海外の都市でも、運動のためにジョギングやウォーキングするのは認められているそうです。
「ただし、許可されるのは自宅から1km以内だけ」と現在パリで暮らしている作家の辻仁成さんがブログに日記を書いていました。
その中で、息子さんと一緒に運動する時間がかけがえのない時間だと言っています。
今までなんでも自由にやれていたことができなくなってはじめて、「自由」だったとわかりますよね。
早く治療薬が使えるようになり、みんながまた元のように動ける日が来るのが待ち遠しいです。
みなさま、お元気でお過ごしください。
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