今週の生け花は、嵯峨御流 立盛体の生け方です。
まっすぐ生けます。
嵯峨御流では、常に京都 大覚寺 大沢池を水盤に見立て、池に浮かぶように生けます。
今週の花材は、ニューサイラン・バラ・コットン・ムーンダスト・バーゼリア・サツマ杉です。
ニューサイラン
すらっとした長い葉を株元から扇状につける多年草です。
葉から繊維を採り、織物やマット、漁網をつくるほか、根を焼いてすりつぶしてシップ剤にしたり、花茎でいかだを組んだり、花から蜜を採るなど、非常に有用な植物で、原産地であるニュージーランドでは経済を支える重要作物となっています。
バラ
コットン
木綿・木棉は、ワタの種子から取れる繊維です。
ムーンダスト
青いカーネーション、ムーンダストの花言葉は「永遠の幸福」です。
青いカーネーションは、日本の大手酒造メーカーとオーストラリアの植物工学企業の共同研究開発によって誕生したそうです。
本来、カーネーションには青色色素がありません。そのため、青系のカーネーションは存在しませんでした。しかし、ペチュニアやビオラなどの花から青色色素をつくる遺伝子を摂取し、カーネーションの遺伝子に組み込む技術が開発されたことにより、ついに青いカーネーションの生産が可能になりました。
世界で初めての青いカーネーションは、1997年に「ムーンダスト」ブランドとして発売されています。2004年には生花として初めてグッドデザイン賞の金賞を受賞しました。
バーゼリア
バーゼリアは、春、杉のようなギザギザした茎先に小球状の緑色の蕾を散房状に多数つけ、 開花すると白い可愛らしいボンボンのような花を咲かせるブルニア科ベルゼリア属の半耐寒性常緑低木です。
サツマ杉
細かい葉っぱがクリスマスツリーのようです。
もうすぐ12月
コットンをフワフワのせると雪のように見えると思います。
今年もあと1ヶ月ですね。
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