「超ズボラな人でも毎月3万円貯まる!」というのを見て、正直、「3万円かぁ」と思いませんでしたか?
100万円貯まるとか、1000万円貯まるとか、それこそ1億円・・・みたいな数字が書いてあると、「おおっどうやったらそんなにお金が貯まるんだ??」とワクワクしますよね。
それが「毎月3万円貯まる・・」だと「節約か・・・」と、最初、ちょっと苦しく感じてしまいました。
でも、読んでみると、心がけ次第で無駄がなくなって、苦労しなくてもお金が貯まる仕組みのことを言っているのだと分かります。
簡単で、今すぐでもできそうと思うことがたくさんあったので、紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

お金の流れを見直し、整える
コロナの影響で収入が減って、今、生活に困っているという人も多いと思います。
そうでなくても、ものの値段がどんどん上がっていくのに、給料は増えず、結果的にジワジワと生活が苦しくなっているという人も。
マネーコンサルタントの市居 愛さんは、そんなお金に悩む人の相談を聞いて、解決に導くお仕事をされています。
だから、お金問題とどう向き合っていくかのアドバイスが具体的です。
市居さん自身、病気になったり、旦那さんの会社がリーマンショックで倒産して、夫婦で無職になった体験をされました。
そこから巻き返しを図るために始めたことは2つ。
- 散らかっていたお金を整える
- できない自分をとことん許す
散らかっていたお金を整える
散らかっていたお金を整えるために、お財布の中に入れているものを減らします。
- お財布に入れるクレジットカードは1枚だけ
- ATMでお金を引き出さないよう、キャッシュカードはお財布に入れない
- ポイントカードは3枚にしぼる
できないことをとことん許す
市居さんも真面目な人なんでしょうね。
「ねばならない」にしばられて、できない自分が許せなかったようです。
- 家計簿はつけなければならない
- 予算を守らなければならない
- 保険に入らなければならない
- 子どもの教育費を貯めなければならない
こんなことを「当たり前」と思ってしまい、そうできない自分はダメだ、もっと頑張らなければ・・・多くの人が陥ります。
でも、病気になってしまい、できない自分を許し、「これならできる」と思えることだけやっていった結果、家計が徐々に好転していったというのも不思議なものですね。
「これはやるといい」けど「これはやらなくていい」そんなことがわかるようになっていったのです。
市居さんの言う「お金じょうずさん」とは、お金について完璧を目指さない人のこと。
完璧にやるより、できない自分を責めず、いつも笑顔で上機嫌でいることを最優先する人のことなのです。
お金じょうずさんになるためのアイデア
お金じょうずさんになるためのアイデアが254個も書かれていました。
そのうちの5個、私もオススメするものを紹介します。
お財布にお札の向きを揃えて入れる
お財布にお札を入れるとき、種類と向きを揃えてきちんと入れます。レジでお釣りを受け取った時も10秒あればできることなので、慌てず、その場で整えて入れるといいですね。
お金は貸さない、保証人も引き受けない
友達や親戚、どんなに親しい間柄であってもお金の貸し借りや保証人は引き受けないと心に決めておくことが大事ですね。そして、はっきり断ること。私には苦い失敗があります。
誘われても気持ちが乗らない時は断る
お金が貯まらない人は、周りに合わせすぎることがあります。相手の気持ちを尊重しながらも、自分の気持ちを伝え、断ることも大事です。断ってもいいのです。
先月使ったお金を参考に、今月の予算を決める
予算を立てるのは難しいですよね。とりあえず、先月の通帳とクレジットカードの明細を用意して、1ヶ月でどれだけ使ったか、確認します。「お財布」「カード」「銀行(固定費)」に分けて、予算をざっくり割り振ります。
何もできていない人は、まずそこからですよね。できれば1年分のお金の流れを把握しておきたいですが、挫折が目に見えているので、できるところから。まず1ヶ月の予算を決めるところからです。
家事の合理化
毎日のちょっとしたことを変えて、支出を減らすことができます。
- 洗濯の回数を減らす
- 食器用洗剤を万能洗剤として使う
- 献立は3日分だけ決めて食材を使い切る
- 調味料は「基本」と「あると便利」に分ける
- お米はふるさと納税で手に入れる
さいごに
お金の不安やネガティブな思い込みを捨てて、できる一歩を踏み出すことが大事と市居さんはいいます。
完璧を目指さず、いつも笑顔でご機嫌でいられるように、今を楽しみましょうと励ましてくれます。
お金って、いくらあったら安心という問題ではないんですよね。
とにかく人と比べるのはやめましょう。
外からの情報を減らすことで、自分が本当に欲しいものや望む状態が見えてきます。
SNSのフォローやメルマガの登録なども控えると刺激が少なくて穏やかかもしれませんね。
私もすぐ影響を受けやすいので、例えば大好きなこんまりさんがおすすめしている表品などは「これ、いいなぁ〜。こんなのが家にあったらときめくだろうなぁ〜。」なんて思ってしまいます。
でも、夜8時以降の買い物はキケンです。人間は毎日とんでもなくたくさんの決断をしているため、夜になって疲れた状態で買い物をすると間違った選択をしてしまう可能性大とのことです。
気をつけましょうね・・・。自分に言い聞かせています(笑)
あなたにピッタリのアドバイスに出会えるかもしれません。
気になる方は、ぜひ読んでみてください。
ブログランキングに参加しています。
下のお花を「ぽちっ」と押して、応援していただけると嬉しいです。

