『15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』by奥野一成 将来の自分に投資しよう

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2022年度から高校の家庭科の授業で、株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教わることになりました。

教員は詳しくない人がほとんどなので、金融庁が「出張授業」や教材づくり、先生を対象にした投資イベントなどを通じて準備を後押ししていくようです。

私も教員時代、貯金はしても「投資」などはリスクがあるからと敬遠していました。

公務員の場合、いい意味でも悪い意味でも稼ぐという意識が欠けているので、老後のための資産形成ということに興味を持てなかったのです。

でも、これからの時代、年金だけをあてにして、何の準備もしないと老後の生活は破綻します。

国債という形でたくさんの借金を背負っている日本は、コロナの救済金やGo Toトラベル、Go Toイートのためのお金もまた、これからの国民が税金で払っていくことになります。

本当に将来の子どもたちは最初からたくさんのものを背負っていて大変です。

これからの子どもたちがどういうふうに生きていけば良いのか、高校でどんなふうに学ぶのか、興味があったので、この本を読んでみました。

大人も、これからのことを考える上で、とても参考になるので紹介します。

親や先生の言うことを鵜呑みにしない

「お金持ちになるにはどうしたらいいか?」を考える上で大事なのは、親や先生の言うことを鵜呑みにしないということです。

なぜかと言うと、親や先生の時代の常識が今はもう通用しないからです。

この20年ほどで、世の中は大きく変わってしまったのです。

「一流大学を卒業して、一流企業に就職すれば幸せになれる」

今はもう、そんなことありません。

銀行すら潰れる時代です。

日本の景気が良かったのは、1990年以前のこと。

モノ不足だったので、バブル経済で洋服・家電製品・マンション・自動車・高級腕時計・宝石など飛ぶように売れたのです。

均質的で、高水準のメイド・イン・ジャパンの製品が作られ、売られました。

その時は、上からの命令に従う従順さを持った労働力が求められていたのです。

でも、バブル経済が崩壊し、需要が縮小して、モノが余ってきて、簡単に買ってもらえなくなってきました。

これからは、そんな中でも売れるものを生み出す「アイデア」の時代なのです。

そんな時代にまだ古い常識を押し付ける親や先生の言う通りにしていたら、今の時代に対応していけません。

これからどうしたらいいのか、自分で考えながら進んでいかなければならないのです。

お金持ちになりたいなら、お金を求めてはならない

お金を追いかけて成功した人はほとんどいません。

お金を追い求めてもお金は逃げていきます。

自分のためではなく、他人に対して、社会に対して「価値」を提供するのです。

ビジネスで成功する人は、世の中のためになりたい、人の役に立ちたい、困っている人を助けたいということがことが動機としてあって、そのために自分は何をするべきかを考え抜いたところでアイデアを思いつき、それを仕組み化してビジネスを立ち上げ、大勢の人に受け入れられて、最終的に成功をつかんでいるのです。

「ありがとう」の総量がお金で評価されるというのが、資本主義の基本原則なのです。

お金持ちになりたいなら、お金のことだけを考えるのでなく、世の中の多くの人に「ありがとう」と言われるには何をしたらいいのかを考え続けるべきなのです。

こういう考え方を高校時代に学ぶといいですよね。

偏差値ではなく、自分が何をしたら「ありがとう」と言ってもらえる存在になれるのかを考えて進路を選べます。

投資ってなんだろう?

投資とは、将来的に多くのお金を得る手段の一つです。

奥野さんは、毎日のあらゆる物事は投資であると言います。

友達の遊びの誘いを断って、英検1級の勉強をすることも立派な自己投資です。

現在の資産(時間・才能・お金)を投下することで、将来的により大きな資産(時間・才能・お金)を得ようとするのです。

今、我慢することで、将来、より大きな何かを得ることに結びつけることができます。

ただし、コントロールできるのは、自分の将来のみです。

自分自身ではどうしようもない境界の外にある物事に足を取られ、過去に引きずられ、他人(親や教師、先輩、苦手な人)に言われるままの人生を生きれば、相当の確率で失敗します。

仮に成功したとしても、それは自分の人生ではありません。

自分の人生の主人公は自分自身なのですから、自分の人生を切り開いていきましょう。

何をやるかは、自分で決めればいいのです。

そして、自分で決めたことを徹底的にやりぬく。

さいごに

株式投資のことや複利の仕組みについても説明があり、わかりやすかったです。

でも、基本的には高校生の勉強として、自分が社会の役に立つように、人から「ありがとう」と言われるように自分の才能をいかしましょうという話の展開がとても心地よかったです。

確かに言われたことだけやって、もらえるお金だけもらって、あとは誘惑に流されていると、必然的に貧乏になっていく現実が待っています。

人間は結局やりたいことしか続かないので、早い段階でやりたいことを見つけるのがいいですね。

そのときに、親やまわりの大人がブレーキをかけないようにしないといけません。

自分たちの常識を押し付けない。

私たちが高齢になったとき、お世話になる子どもたちが健やかに育ってくれることを祈ります。

そして、今、子育て中のパパ・ママがゆとりを持って子育てできるよう、応援していきたいです。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!