老後の資金がありませんby垣谷美雨 老後はお金も人間関係もどちらも大事

広告

天海祐希さん主演で9月18日に映画公開が決まっている『老後の資金がありません』は、ストーリー展開がとっても面白いですよ。

どうなることかとハラハラしますし、やっぱりそうだよな-と思うことがいっぱい起こるんだけど、最後はあったかい気持ちになるんですよね。

主人公が、結局はいい人なんだと思います。

天海祐希さんが演じるのにピッタリです。

私は、本屋さんでタイトルに惹かれてこの本を買いました。

もっと深刻な話かと思いましたが、実際には金銭的には深刻なんだけど、思ったより登場人物が良心的で、最終的にはみんなが助け合っていて、それぞれがなんとかやっていけるのです。

老後の資金として1200万円貯めてあったのに、娘の結婚式や舅の葬式および墓で思いの外、お金がなくなって、残り300万円なのに、旦那さんも自分も失業してしまうという・・・。

それなのに、有料高級老人ホームに入っている姑に月7万円の仕送りをしないといけないのですから、もうたまったものじゃありませんよね。

しかも、旦那さんは義理の妹やお姑さんに自分が失業したことを言いたくない・・・。

でも、出せないものは出せないのですから。

主人公の篤子が自分の悩みを相談できる相手がいたことや、義理の妹やお姑さんに旦那さんが失業してお金がないことを正直に言えたことが良かったと思います。

男の人って、プライドがあって自分の情けない部分は隠したいんですね。

お金の問題はなかなか身内にも他人にも相談しにくいものです。

でも、お金がないことを打ち明けるしかありません。

そして、協力してもらうしか。

姑に有料高級老人ホームを出てもらい、同居することになってしまったけど、そこで正直に接したのが良かったようです。

姑も贅沢をしないようになり、篤子を助けたりして、ちょっとホッとします。

本当は、そこの人間関係が一番大事なところですよね。

主人公の篤子は、仕事を選んでいてなかなか再就職しない旦那さんにイライラしながらも、自分の気持ちを抑えるところはちゃんと抑えていて、大喧嘩にはなりません。

現実ではどうかな?

お金がない状態で、旦那さんの再就職が決まっていなくて、自分だけ必死でコンビニでバイトしていたら、私なら絶対バクハツしちゃいますね。

それにしても、お金のことは任せたと言いながら、娘の結婚式で相手の家に合わせてお金を出してしまうところや、父親の葬儀で世間体を気にするところなど、旦那さんはまったく頼りにならないですね(笑)

だいたいが老後資金が1200万円じゃ足りないのに、そのお金を使ってしまってはいけない・・・。

でも、こういうことはあるだろうなぁと思います。

子どもの結婚式も、子どもが自分たちでやれる範囲でやればいいし、お葬式も無駄にお金をかける必要はないと思います。

自分たちの老後資金、ちゃんと残しておかなきゃ、将来的に子どもに負担をかけることになります。

やっぱり見えを張らないで、自分たちができる範囲で済ませるようにしていかないといけないですね。

老後って、いつどんなふうにお金がかかるのか、なんとなく見えてくる面白い小説でした。

天海祐希さんが本音をバンバン言いながら、それでもなんとか難題を乗り越えていく姿を映画で観るのも楽しみです。

ブログランキングに参加しています。
下のお花を「ぽちっ」と押して、応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 その他生活ブログへ

あわせて読みたい

広告

この記事を書いた人

さわこ

金沢大学 日本史専攻 卒業。お城の中にあるキャンパスで加賀藩について学び、金沢をこよなく愛する。

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!