モノ・生活・お金の順に整えると「一生ものの貯金体質」に変わる!
一時的にお金を貯める方法でなく、根本的にお金が貯まる生活体質に変わることが大事です。
節約を頑張ったからと言ってちょっと贅沢をしてみたり、予想しなかった突発的な出費で焦ったりするのは、そういう考え方のクセがあるからだと横山さんは指摘するのです。

お金の乱れは生活の乱れが数値化されたもの
お金の乱れは生活の乱れが数値化されたものなのです。
だから、身近なモノとの付き合い方から見直していかないと・・・。
- モノがないと不安だ
- 持っていないといけない
これは「執着」に過ぎないようです。
「欲しい」と「必要」を切り離す
お金を貯められる人は、「自分の生活に必要最低限の基準があり、それをきちんと把握している人」で、「自分の価値観」を持っている人です。
「必要なのか、それとも欲しいのか」の線引きができていて、「お金があって買えそう」でも、「自分にはいらない」モノは買わないという基準があれば、お金は貯まるのです。
当たり前ですが、モノを買うとお金は減ります。
買ったモノたちは、すべてお金が形を変えた姿なんですよね。
さらに所有しているだけでお金がかかるものもあります。
「モノはお金なんだ」と認識しているとモノを大切にし、不要なモノは持ちません。
単に「欲しい」のか、本当に「必要」なのか、はっきりさせないとだめですね。
本当にお金を貯めたいのなら、ただ欲しいだけのモノは買わないで、どうしても必要なモノだけを持つようにすれば良いのです。
実際に「棚卸し」作業をしてみて、モノを管理できるようになれば、お金も管理できます。
生活を「見える化」する
精神的な悩みや生活の乱れがお金の問題となって表れます。
給料日前はずっと倹約していて、給料日のあと、使い過ぎたり、大きなプロジェクトが終わったら気が緩んで浪費してしまったり。
また、人間関係の問題がストレスで、日々小さなお金を無駄に使っていたり。
生活を整えないとお金は貯まらないですね。
また、お金に安心を求めても不安は消えません。
頼るものがお金だと思い込んでいると、一生不安はなくならないようです。
貯金が100万円貯まっても、こどもの教育費に1000万円ないといけないと思い、さらに老後のことを考えて3000万円ないと・・・とキリがありません。
それでは死ぬまでずっとお金の心配をしていて、今を楽しむことができません。
私の父も82歳で倒れる日までずっと「固定資産税を払わないといけないから、死ぬまで働かなければならないんだ」などと言って、朝3時に起きて市場へ農作物を出荷していました。
お金は十分あったのに、子どもや孫にまでお金を残そうと思ったから無理したんでしょうね。
脳幹部出血のため、手術もできず、寝たきりのままで、お金があっても助けられませんでした。
もちろん、お金はあった方がいいけど、「お金=幸せ」ではないので、シンプルに「最低限必要なのはこれくらい」というラインが見つかれば、「自分はそれでいい」と思えた方が幸せです。
お金の「自分ルール」をつくる
生活面がしっかりできてきて、心も整ってくると、お金が貯まる体質になります。
そのうえで、使ったお金の「使い方=どう使ったのか?」で3分類します。
- 消費
- 浪費
- 投資
この割合を考えて、自分なりの使い方のルールを決めていくのです。
無駄な浪費や必要以上の消費を抑え、その分を投資に回していけるようにがんばりましょう!
さいごに
まずは、なんと言っても現状把握です。
自分がどんなお金の使い方をしているか、クレジットカード払いの分も含めて、お金の流れをきちんと把握しないといけません。
ただ家計簿の帳尻を合わせるだけでは意味がなく、分析が大事ですよね。
私などは「浪費」の割合がかなり多そうです。
でも、考え方次第で、自分にとって大切なことであれば、「自己投資」とも言えるし「必要な消費」と考えることもできます。
そこまでしても、多分まだまだ切り詰められる部分はユルユルにあると思うので、とにかく書き出してみる作業が必要なようです。
横山さんの本はわかりやすくていいですね。こちらもよかったです。
ビンボー習慣をやめてお金持ちになる本by家計再生コンサルタント横山光昭 隠れビンボータイプが危険
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