「収入より支出が少なければお金が貯まる」そのことを愚直に実践した結果、どんどんお金が貯まっていくという証明です。
言われてみると当たり前のことなのですが、なぜか普通の人には難しいですよね。
あればあっただけ使ってしまうから、貯まらないのです。
どうやったら、使わずにいられるのか、そこが重要ポイントでした。

41歳で4000万円貯める
私は、既に出版されている2冊の本も読んでいます。
ミニマリストになりたい秋子さん 一番お金を貯められるのは、やっぱりこれ『脱力系ミニマリスト生活』
『使い果たす習慣』ミニマリストになりたい秋子さんの説得力ある提案に頷くばかり
森 秋子さんは、41歳で4000万円貯める前、25歳で中古マンションを購入しています。
その上での貯蓄額ですから、彼女がいかにお金を貯める人なのか、すごさがわかると思います。
秋子さんは、どうやってお金を貯めたのか?
どうすればお金が貯まるのだろうか?と思うところですが、彼女の場合、お金は「貯まる」のではなく、「貯める」のです。
私はてっきり投資しているものだと思い込んでいたのですが、今回のお金の貯め方を書いてある本を読んで、定期預金であることがわかり、びっくりしました。
お金を運用して増やしているのではなく、コツコツ貯めているのです。
定期預金をしていてもほとんど利子がつかないから馬鹿馬鹿しいと言ってしない人が多いと思うのですが、結局、しない人は貯まってはいないのです。
投資しているという人もいると思うのですが、41歳で4000万円まで着実に増やしている人は少ないのではないでしょうか。
まぁ、お金の増やし方はそれぞれのやり方でやればいいので、今回は、森 秋子さんの貯め方に注目します。
旦那さんの給料で生活し、自分の収入を全額貯蓄に回す
森 秋子さんがどんどんお金を貯めることができているのは、旦那さんの給料で生活し、自分が働いて稼いだ分は全額貯蓄に回しているからです。
それも「定期預金」という形で引き出しにくいようにして。
もし、ピンチな月があっても、なんとかやりくりして、定期預金には手をつけないのです。
確かに、入れるばかりで引き出さなければ貯まりますね。
実は、私も母の口座のお金をおろして生活費にしていた時、自分の収入を全然減らさずにいたらどんどんお金が貯まって嬉しくなったことを思い出しました。
お金ってどんどん貯まっていくと数字が増えて行くのがワクワクしていくんですよね。
ただ、我が家の場合は、管理するアパートの外壁リフォームと家の玄関リフォームが重なり、一気に母の貯金がなくなって、私のお金を使わなければ回らなくなってしまいましたが。
人のお金を使って自分の通帳の残高は増えていく感覚は、ゲームをしているみたいに楽しいものなのです。
ミニマルに暮らし、生活費を小さくする
旦那さんと2人で働いている時に比べ、出産後、子育てしながらの復職は、多忙を極め、余裕がなくなり、秋子さんはミニマリストという生き方を選択しました。
周りと比べたり、これがないとおかしいという理由でモノを選んだり、暮らすのをやめて、自分の気持ちに正直に生きることにしたのです。
散財を減らす
本当に欲しいモノだけを持つようにして、衝動買いを減らすことで、散財が減っています。
よくわからないけど、なんとなくいつの間にかお金がなくなっていくんだよね・・・という会話は、秋子さんにはありません。
クールダウンして落ち着きを取り戻せば、さまざまな困難にも余裕を持って対処できると秋子さんは言います。
強いストレスを感じた時が危ないですね。
イライラしているときに、ついスイーツに手が伸びたり、洋服を衝動買いしたりしがちです。
でも、本当はそれが無駄遣いであることを自分がよく知っています。
問題を解決しようとは思わず、とにかくクールダウンすれば良いのです。
秋子さんは、そんな時、ヘッドホンをつけて爆音で音楽を聞いたり、小瓶に向かって愚痴って弱音を吐きまくったり、思い切り断捨離したり、大掃除したりするそうです。
運動して気分転換するのもいいし、美味しいものをしっかり食べてぐっすり寝るのもいいです。
イライラした気分を抱えたまま、衝動的に散財する前に、まずは深呼吸してクールダウンする。
ちょっとしたことのように見えますが、私はすごく大事なことだと思います。
こうやって、お金を減らさない人は日々努力をしているのですね(笑)
ダイエットと同じですね。
ずっと我慢して貯めてきたのに、イライラしてパーっと使ってしまって、今までの努力が水の泡になるのって、実にもったいない!
さいごに
秋子さんは、家計簿をつけておらず、ざっくり管理です。
固定費をしっかり把握していて、あとは無駄遣いをしないように気をつけて、旦那さんのお給料の範囲で暮らしていけば、自分が働いた分がどんどん貯まるばかり。
ブログも大人気で副業としても大きな収入になっているようです。
クレジットカードを使わず、現金で払うのは「不便で面倒」だからお金を使いにくくて良いというのもその通りです。
ポイントが入るからカード払いの方が貯まるのではないか、と思う人がほとんどだと思うけど、結果、どちらのお金が貯まっているかというと、秋子さんの方なんですよね。
安く買うより、使わないのが一番です。
使わなくてもストレスを感じないようにするところも重要ポイント。
日々の生活で、おうち時間を楽しめる人であることが条件です。
なかなかお金が貯まらないと思っている人、ぜひ一度、秋子さんの暮らしぶりを覗いてみるのもいいですよ。
私は、日本人の尊い倹約精神が見えて、見習わないといけないなぁと思っています。
少なくとも「お金が大好きです」と正直に言うあたりは真似していこう。
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