別冊エッセの『漫画でよくわかるビンボー習慣をやめてお金持ちになる本』を読みました。

ビンボー習慣には4つのタイプがあります。
- 完璧主義タイプ
- 能天気タイプ
- お人好しタイプ
- 無計画タイプ
私はこの中の1 完璧主義タイプに当たります。
完璧な家計簿や決めたやりくり方法にこだわるあまり、うまくいかなくなるとやりくり自体に興味を失ってしまいます。
やるなら完璧にがモットー。やりくりも家計簿を1円単位で細かくつけ、予算もしっかり守ろうとします。でも、計算が合わない、急な出費で予算が足りないなど、小さなつまずきで、たちまちやる気も喪失。また自分に合う家計簿が見つからないなど言い訳を重ねがち。
そうなんです。私に合う家計簿が見つからないから、つけられないのです。
そして、つけてもどうせ意味がないと言い出して、長い間、挫折中です。
そんな私がここだけはちゃんとやろうと思ったことを書いておきます。
カード払いの分を使った日に記録する
現金とカード払いの分と両方をうまく計算できません。
カード払いの分は、支払い日で入れようとすると絶対わからなくなっていきます。
一度わからなくなると、すぐやる気がなくなってしまう完璧主義は困りものです。
とにかく今月いくら使っているのかを把握していることが大事ですよね。
カードの支払い金額を見て、何にこんなに使ったの?といつもびっくりしています。
一つ一つ見ると「なるほど、確かに」と思うのですが、できればその前に気づいて「今月はもうヤバそうだから節約しよう」とブレーキをかけなければいけません。
そうでないと、毎年、4月末の納税ラッシュ時期に残高が足りるか、ハラハラの繰り返し。
カードで払った分も結局はその日にお金を使ったということだから、使った日に記録することにしてみます。
特別費もあらかじめ予算として計上する
親戚の冠婚葬祭や入学・卒業・就職・出産祝い、お年玉などもかなりの金額です。
特別費という感覚でしたが、あらかじめ予算として考えておく方がいいですね。
小さなところで言えば、友達とランチに行くなども結構定期的に行っているので、予算(外食費)として計上しておいたほうが良さそうです。
ひとり暮らしなので、どこまでが「お小遣い」か線引きもしていません。
予算の立て方がゆるすぎるのです。
今まで父の遺産相続のおかげで適当にやっていてもなんとかなっていたのですが、実は今年母の家のリフォームと自分が住んでいた家の解体で大金を使い果たしました。
そして、来年、娘夫婦の新築に援助してあげたいと思ったとき、今更ですが、ちょっとヤバいことに気がつきました。
例年、固定資産税を一括で納入していたのですが、さすがに無理なので、4回の分割に変更手続きをとってきました。
とにかく来年、特に前半は切り詰めて、節約して過ごす予定です。
買い物は週2回に、ネットでの購入は控える
無計画で買い物するクセを改め、慎重に本当に必要なモノだけ買い、買ったモノは必ず使い切ることを目指したいです。
こんなこと当たり前なんだろうけど、今まで全然できてなかった・・・。
欲しいものはすぐポチッと買って毎日Amazonから荷物が届く生活にどっぷりこ。
お天気が悪くなると買い物に行くのが面倒になるので、「買うモノを決めておき、それだけを買う」にチャレンジしてみます。
今までできたことがありませんから。
いっつも買おうと思ったモノの何倍も買ってきます。
目についたモノを買いたくなるのです。
予算内で買う、予算を超えたら買わない選択をしないといけないのですね。
ホントみんなが当たり前にやっていることをなんで私、できないんだろって反省。
さいごに
「自分に合った家計簿がないからつけられない」は言い訳です。
家計簿をつける意味は予算と決算をしっかりやって、収支バランスを整えることです。
まず、粗々とした年間のお金の流れは見えているので、次は毎月の予算をきちんと決めるところをやります。
そして、月末に決算をして、振り返ってみます。
完璧主義の人ってちゃんとやっているように見えるでしょうけど、意外とやれないんですよ。
うまくできないことはやりたくないのです。
でも、2021年はとにかく節約しないとヤバいので、今から自分なりの家計簿作りしてみます。
そんな気持ちになれたので、この本、結構良かったと思います。
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