マネーコンサルタント市居 愛さんの『お金を整える』を読みました。
財布の中をきれいにするとお金が貯まるというのはよく聞く話です。
それを「ただ形を整える」だけでなく、お金の通り道、つまりどのように入ってきてどのように出ていっているのか、しっかり把握することが大事ということなのです。
それが財布だけでなく、通帳もと言われると通帳の残高を気にするけど、お金の出入りをしっかり把握できている人は少ないかもしれません。
そして、キャベツやトマトなら、10円単位で値段をしっかりチェックして買うのに、ランチのドリンク付きやデザート付きは+200円、+300円となっていても平気で注文します。
とにかく心がけでお金が貯まるなら、何事もやってみる価値ありです。
私がこれから実行しようと思ったことを書きますので、なるほどと思う点を参考にしてもらえたら嬉しいです。

財布を整える
毎日お金を出し入れしている財布、その中にいったいいくらお金が入っているか、正確に答えられる人は、この後、読む必要がありません。
私はだいたいはわかるけど、よく違っています。
とにかくお財布の中を整えることからです。
手前から1万円札、5千円札、千円札の順に揃えて入れます。
1万円を一番手前に置くと心理的に無駄遣いが減るようです。
カード類は厳選し、それぞれのカードの定位置を決め、必ずそこに戻します。
レシートは全て捨て、使ったお金よりこれから使うお金を意識します。
通帳を整える
何冊通帳があり、それぞれにいくら残高があるか、答えられるでしょうか?
今後は特に休眠口座は早めに解約するのが良いですね。
(できるだけ)使用する通帳は1冊にして、そこで全ての収入と支出を把握するようにします。
冷蔵庫を整える
たくさんの冷蔵庫のストック。
結局、賞味期限切れになったり、傷んだりして捨てることになるものがあります。
1週間の買い物リストを作り、買い物は週2回、曜日を決め、冷蔵庫の段ごとに食材の定位置を決めることで無駄がなくなります。
冷蔵庫内のものを使い切る日を作るというのも良いやり方ですよね。
とにかくお財布同様、グチャグチャが一番良くないのです。
手帳を整える
一生懸命に家計簿をつけてもお金って貯まらないです。
結局、その結果を生かさないといけない。
使ったお金の記録ばかり見ていると使うことが憂鬱になってきます。
市居さんは、手帳の予定=お金を使う予定、だからこれからかかるお金を記入するのが手帳なんだと言います。
手帳はお金の通り道であり、ここを整えることで無駄な出費が減り、貯まり始めるって。
確かに、無計画にお金を使うとお金って出ていく一方ですよね。
計画的に使うには、手帳の段階で「3つの書き込み」をして整えましょう。
- 予定と「金額」をセットで書く
- 日曜日に財布の「残金」を書く
- 財布を「開かなかった日」に印をつける
○月○日 ○○さんとランチ(1500円)
○月○日 春服の買い物(15000円)
というように、予定(金額)を書き込むことで、今週いくらの出費があるか、一目瞭然になるということなのです。
手帳に予定と金額をセットで書き込むことで、出費を見える化し、今後どれくらい予定を入れていいものか、判断できるようになるって、いいですよね。
即、実践します。
さいごに
日常生活以外で使う「特別出費」を月々の予算として設定しておくのも大事ですね。
特に、年末年始は大きなお金が動きます。
私の場合は、4月末〜5月初めの納税の時期、通帳の残高チェックでハラハラします。
毎年のことでわかっているわけですから、ちゃんと用意しておけばよいのはわかっているので、来年はハラハラしなくていいように今から計画的にストックしておきたいです。
それから、最近は現金を使わず、クレジットカードで払うことが増えましたが、使ってから使い過ぎを意識するのでなく、予算を意識して、その範囲で使うことが習慣になれば良いわけですよね。
とにかく使ってから慌てるのでなく、「使う前に予算配分を考える」を実践していきます。
本の中では「借金を整える」という項目もありましたが、そちらが気になる人は直接本を読んでくださいね。
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