『コロナの明日へ』by渡邉美樹「時代の終わり」に対応し「時代の変化」を乗り切ろう

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ワタミ株式会社 代表取締役会長兼グループCEO 渡邉美樹さんの『コロナの明日へ』を読みました。

新型コロナウィルスによって、外食産業は大打撃を受け、これからどうなっていくのだろうか・・・という真っ最中ですが、渡邊さんはまさに時代を読んで先に行動する人でした。

経営者としての決断力が素晴らしいと思います。

この本を読んで、「時代の終わり」を読み取り、柔軟に変化して対応する力というものは、経営者だけにとどまらず、全ての人に必要ではないかと思えました。

それで、経営について語る力量は全くないのですが、せっかく良い本を読んだので私自身が感じたことをまとめておきたいと思います。

「時代の終わり」に対応し、「時代の変化」を乗り切る

過去に、「時代の終わり」に対応し、「時代の変化」を乗り切った例として富士フィルムのことが挙げられていました。

富士フィルムは、写真フィルム「時代の終わり」に対応し、デジカメや医薬品・化粧品に技術を転用し、見事に「時代の変化」を乗り切りましたね。

松田聖子をCMに起用して化粧品の世界に進出して行った時、すっごく違和感がありましたが、世界最小Wヒト型ナノセラミドというものを発明し、肌がピーンとなり、ハリが自己回復するというのは女性にとって十分すぎるほど魅力的です。

一方、ライバル企業だったコダックは生き残れず倒産しました、と書いてあると、そう言えばそうだったなぁと懐かしく思い出します。

結局、時代の変化の波にうまく乗れるか、どうかなんですよね。

トップが時代を読み取る能力と決断の早さが、勝負の分かれ目だったんだと思えます。

結局、時は常に流れているから、止まっていることなんてできないんですよね。

いち早く中国本土からの全面撤退を決断

ワタミが中国からの全面撤退を決定したのは、2020年2月4日。

随分早くてびっくりします。

2月と言えば、あの山中教授でさえマラソンを走っていたし、私なんてハワイ旅行を楽しんでいました。

渡邊さんは、1月にカンボジアへ行った時に、カンボジア国内の緊張感を察知したのです。

カンボジアではまだ感染者が出ていないにも関わらず、国境付近の中国側でコロナウィルスの感染者が出たため学校を閉鎖しようとしていたそうです。

なぜなら、医療インフラが整っていないからです。

ひとたび感染者が出たら、国内で感染爆発が起きるのではないか、カンボジアでは疫病に対して政府や国民一人一人が強い危機感を抱いていたそうです。

そして日本に帰国する機内で乗客にマスクが配られたことから、中国武漢で発生し、対岸の火事だと思っていた脅威が急速に世界を覆い始めていることを肌で感じたとのこと。

こういう情報をいち早くキャッチするのも能力ですよね。

渡邊さんは「勘」だと言われていますが。

国や不況のせいにしない

起きてしまったことに対して、振り返っても仕方ないし、起きなければ良かったと思っても時間は戻りません。

今、しなければならないことは、今の社会経済状況や目の前で起きたことを、いかに前提として捉えて、大胆に切り替えることだと渡邊さんは言います。

危機の時に国に頼るばかりで、好業績の時に税金を余分に納める人はいないとも言います。

不況やコロナのせいにしない。国に頼らない。

一度引くことをいとわず、お客様が3割減っても黒字にできる仕組みを作って社員に共有する経営をと呼びかけています。

10年後の少子高齢化社会は、市場が今の7〜8割に縮小

これから後、日本の経済が良くなっていくのは極めて厳しいですよね。

少子高齢化社会の問題は、コロナ以前からずっと挙げられていました。

コロナによって問題が一気に表面化しました。

あれもこれもでなく、絞り込んで勝負していくしかないのでしょう。

誰から買うか、どこの店で食べるか、みんながこだわりを持って生き始めるのではないでしょうか。

さいごに

コロナの状況はいずれおさまると思われます。

その時までにどんな手を打っておくか、とても重要だと思えてなりません。

「ひとつの時代」が終わり、「次の時代」へ何を備えるべきか、「次の時代」が見えてから準備していては遅いと思います。

60歳を過ぎた私も、「時代の変化」をちゃんと見据えて、次の時代を生きる娘たちや未来の孫に何を伝えて行けるか、しっかり考えていこうと思います。

みんなで苦しい今を乗り切ろうと思える良い本でした。

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!