『あした死んでもいい片づけ』のごんおばちゃまの片づけ指導書のような本です。
『あした死んでもいい30分片づけ 【完本】すっきり!幸せ簡単片づけ術』
読んでいる最中から、片づけのモチベーションが上がってきて、すぐにでも取りかかりたくなります。
なにしろ、30分だけしかやってはいけないというのですから。

片づけの「お約束」
次の10の「お約束」を守りながら、ごんおばちゃまと一緒に片づけを始めることになります。
- やるのは30分以内
- 片付ける前に写真を撮っておく
- やる事はいらないものを抜くことだけ
- 必ずタイマーをかけてやる
- できない日は土日に回す
- カリキュラムに書いてあることだけをする
- はじめの段階ではひたすら抜き作業だけをする
- 自己流で整理整頓しながらきれいにしていかない
- 売る・譲るなど行き先別にゴミ袋を用意しておく
- 土日は作業なし
いらないモノを「抜く」だけ
ごんおばちゃまの片づけの特徴は、いらないモノを「抜く」です。
「抜く」作業をしている時は、整理整頓はしません。
それを一緒にやると30分では終わらず、結局、家中の片づけができないので、まずは「抜く」を徹底するのです。
「抜く」=家の中から外へ出す
「抜く」方法として4つあります。
- 知人に譲る
- 売る
- 災害、貧困など困っている方への支援物資にする
- 捨てる
いらないモノを捨てようとすると「なかなか捨てられないんだよね〜」と言い出す人が出てくるものですが、ごんおばちゃまの場合、捨てるのは最後の手段です。
売ったり、譲ったり、支援したりして、自分が抱え込んでいるよりもそのモノが生かされるようにしていくと考えます。
根底には、あした死んでもいいように身軽になっておく気持ちがあります。
親のモノを始末するのは、子どもにとってはツライものだから、自分のモノはできるだけ自分で始末しておこうというのが、ごんおばちゃまからのアドバイスです。
私も(自分が使わないのに抱え込んで、結局ダメにしてしまうくらいなら)娘に使ってもらったり、友達や親戚に譲ったり、施設などに寄付して使ってもらった方がいいと思います。
実際、私がよく寄付する障害者施設では、使い古しのタオルでさえ「汚れたところを拭いてそのまま捨てられるから助かる」と言って喜んで受け取ってくれます。
「抜く」のに迷ったら
「抜く」かどうか、迷うモノがあります。
人によってそれぞれ違うと思いますが、思い出のモノなどは、まずなかなか「抜く」ことは難しいですよね。
そんな時は、「迷ったら次回までとっておく。迷った時は、抜かない」です。
片づけカリキュラム
ごんおばちゃまのカリキュラムでは、同じところを何回も手がけることになっています。
- 玄関1回目
- リビング1回目
- キッチン、食器棚
- クローゼット1回目
- 押し入れ1回目
- 洗面所洗濯機廻り
- 玄関2回目
- リビング2回目
- キッチン2回目
- クローゼット2回目
- 押し入れ2回目
- リビング3回目
- 玄関3回目
- クローゼット3回目
- 押し入れ3回目
- キッチン3回目
- ベランダ外回り
- リビング4回目
土日はやらないので、だいたい1ヵ月で家中のモノがすっきりすることになります。
何回も見直しをしている間に、だんだん「これ、いらないかも」って思えてくるものだから、迷っている間はまだ置いておけば良いそうです。
こんまりさんの「トキメキ感度が上がってくる」という表現と一緒ですね。
ごんおばちゃまの毎日の掃除25分
ごんおばちゃまは、毎日25分で家中の掃除をしています。
- 玄関(2分)
- トイレ(6分)
- 階段を拭いて降りてくる(2分)
- 洗面場(2分)
- テレビ台(1分)
- たまに掃除機(2分)
- 気になる部屋の掃除(普段は紙モップ、10分ほど)
合計25分。毎日家中をピカピカにしているそうです。
素晴らしいですよね。
トイレブラシは使わず、マイクロファイバークロスでトイレの中もゴシゴシこすってピカピカに。
毎日5〜6分かけて、念入りにトイレ掃除をしているから、週に1回とか3日に1回だけ掃除をするトイレとは汚れ方が断然違うとのこと。
初めの何日かは数十分ほどかかるかと思うけど、頑張っていきましょうって。
毎日、家中をピカピカに掃除するって・・・。
怠け者の私は、ロボットに任せっきりで、自分はサボっていたことを大いに反省。
ロボットはトイレの便器の中まで、洗面台の手洗いボウルの中まで掃除してくれないのですから、自分でやるべきところはちゃんとやらなきゃ・・・。
玄関のたたきも、毎日ほうきで掃いて、ウェスで水拭きすると清々しいって。
毎日、玄関やトイレを磨いて美しくするのが当たり前になってほしいと書いてあり、本当にズキンズキンときます。
さいごに
明日、死んでもいいように片づけをしておくというのは、私も常々願っていることです。
「死」はある日突然かもしれません。
あるいは病気やケガで動けなくなるかもしれません。
覚悟は大事だと思うのです。
60歳を過ぎてから、転んで骨折してから、特に切実な問題として考えます。
ただ、それがいつかは誰にもわからないことなので、必要以上にビクビクせず、覚悟だけしていつでもOKの状態にして安心して過ごしたいですね。
人間はみんな必ず死ぬのだから、最期、慌てず、あまり迷惑もかけずに笑って「楽しい人生だった。ありがとう。」って言いたいな。
やっぱり、しっかり片づけして、玄関掃除とトイレ掃除、ピカピカにしよう!
ごんおばちゃまの本はとても好きで、何度も読んでいます。
あした死んでもいい片づけ 実践!byごんおばちゃま 覚悟の生前整理を今してしまおう
今回、私は、この『あした死んでもいい30分片づけ 【完本】すっきり!幸せ簡単片づけ術』をAmazon Kindle Unlimited 読み放題で無料で読みました。
他にAmazon Kindle Unlimited読み放題で無料で読んだ本を載せておきますね。
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