ミニマリストTakeru(タケル)さんの第2弾『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術』を読みました。
1冊目の『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』を読んでから、考え方に共感し、ずっと毎日のようにYouTubeで動画を見ています。
1冊目の本についてはこちら
→『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』by ミニマリストTakeru超人気 ユーチューバー
ミニマリスト Takeru(タケル)はユーチューバー
タケルさんはYouTubeで、ミニマリストのライフスタイルやミニマリズムの魅力を発信しています。
私は、特に、たくさんのミニマリストさんのお宅を訪問し、ルームツァーをして、どんなこだわりを持って暮らしておられるのか、インタビューされている動画が好きで、いつも興味深く見ています。
なかなか、実際に人の家の中を見る機会というのはないものです。
タケルさんの謙虚な姿勢が、多くのミニマリストさんの心を動かし、見せてもらえる関係になっているのだと思います。
YouTubeを見ていて、いつも「本当に丁寧な話し方だなぁ」と感心します。
汚部屋の方の部屋を一緒に片づけるという動画もたくさんあります。
私もそうでしたが、汚部屋の方って、よく「弁解」するんですよね。
見ていてイラッとしてしまうくらいなんですが、タケルさんは優しくその人のペースで(自分で)判断して捨てるのを見守っています。
優しいなぁと思います。
ご自身が病気(大腸性潰瘍炎)のことで苦労されてきたから、決して無理強いはしないのだと思います。
そんなタケルさんの2冊目の本の大きな特徴として2つあげておきます。
ミニマリストの新しい定義
タケルさんは、この本の中で、しっかり自分なりのミニマリストの定義を確立したと思います。
いまだにミニマリストのことを「ガラーンとした部屋で、なんにもない生活」と思い込んでいる人がいたら、改めたら良いですよ。
ミニマリストさんは、たくさんのモノに埋もれた生活から、一度多くのモノを手放し、身軽になった上で、本当に自分にとって必要で大切なモノだけに囲まれた豊な暮らしをする人です。
タケルさんの場合、自分が必要なモノ ベスト10のトップに「観葉植物」を持ってきています。
僕は何もない空間だからこそ、「安心」「癒し」「ぬくもり」が欲しいと思いました。
この感覚がとっても重要だと思います。
企業などで、不景気になるとまず最初に削られるのが「観葉植物のレンタル代」と聞いたことがあります。
そんな存在の「観葉植物」が、タケルさんは一番大切なモノなんだとわかったのだと思います。
私も「お花」や「観葉植物」ってホント大事だなと思います。
造花ではダメなんですよね。
生きているモノがいいのです。
それを愛おしいと思って、育てる自分の気持ちこそが大事なのです。
お金の悩みを解決
YouTubeチャンネル登録者が、2020年9月時点で7万人を超え、今回の本を含め2冊の本を出版、さらにラジオ番組に出演したり、取材を受けたりするようになったタケルさん。
たった4年で劇的に人生が変わったと言います。
仕事の幅も広がって、ミニマリストの経営者さんたちとご縁を結ぶことができて、ますます人脈が広がっていっているようです。
これは、タケルさん自身が、ミニマリストの経営者さんたちがされていることをうまく吸収し、ご自分でも実践されてきたからだと思います。
素直な姿勢で学ぶから、経営者さんたちも自分が苦労してやってきたことを教えてくれるんですよね。
本当に勉強になります。
成功する経営者さんたちって、大切なことに全力を尽くすんですよね。
まず、自分がトイレ掃除をしてみたら、だんだん経営がうまくいくようになってきたなんて話も実際にやった人が話しているのを聞くわけですから、説得力ありありです。
使うべきところに思い切って投資し、他の部分のムダはスパッと切り捨てる、メリハリが大切なんだと思います。
経営って真剣勝負ですよね。
そういう生き方をしていたら、自然とお金が貯まるようになっていく・・・。
タケルさんは、今、お金で苦労している人に「とにかく収入の10%を先取り貯金しましょう。できれば、あと10%を投資に回して、収入の80%で暮らしましょう。」と呼びかけます。
難しいと思う人は、まずはタケルさんの真似をしてみたらいいですよね。
年収が1000万円を超えるようになり、自信を持ち始めたタケルさんを見て、素晴らしいと思います。
1冊目の本の段階では、まだ病気のため仕事ができなくなり、お金がなくて不安でいっぱいだった弱弱しいタケルさんの姿が書かれています。
そこからの成長がめざましくて、眩しいくらいです。
まだ29歳の若さです。
安倍元首相も首相の座を二度諦めるほどの難病である「潰瘍性大腸炎」です。
余談ですが、「断捨離」という言葉を使っている動画は全部削除するようにと、やましたひでこさんの代理人から言われ、泣く泣く動画を削除したという時はモロにストレスを受け、ずんぶん辛かったようです。
これからも、持病を持ちながら、自分を整えてミニマリズムを推奨していくタケルさんを応援していきたい気持ちでいっぱいです。
さいごに
タケルさんの本2冊とタケルさんがミニマリストを目指すきっかけになった本を紹介しておきます。
ミニマリストさんたちの本をまとめました。良い本ばかりなので、ぜひのぞいてみてください。
ミニマリスト本 16冊 「時間」「お金」「心」が豊かな生き方の参考になります
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