わたなべぽんさんの『自分を好きになりたい。自己肯定感を上げるためにやってみたこと』を読みました。
すぐ「どうせ私なんて・・・」と卑下してしまう人、私を含めて多いと思います。
自分のことが好きになれて、自己肯定感が上がる方法が具体的に書かれています。
漫画で描かれている小さい頃のぽんちゃんが可愛くて、つい感情移入して読み込んでしまいますよ。
わたなべぽんさんは、『スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました』や『やめてみた。』などの著書があります。
どれも漫画なのでとっても読みやすいです。
そして、どれもとても共感できます。
そんな中でも今回の『自分を好きになりたい。』は、渾身の作ですね。
ぽんさん自身もお母さんとの関係の部分を思い出しながら書くとき、苦しかったと書いています。
自分では克服したつもりの過去のことも、改めて向き合うと未だに感情が揺さぶられることに自分でも驚いていたそうです。
自分のことを好きになるというのは、とても高度のことだと思います。
過去の出来事を理解して、受け入れることができても、なかなかそういう自分を好きになるというところまでは至らないものです。
特に、お母さんのことを許せない気持ちも「許さなくてもいいけど、もう責めなくてもよくなりそう」と上手に受け止めることができています。
この許さなくてもいいというのがいいなと思いました。
過去のことを全て受け入れてクリアしないといけないと思うと本当に苦しいです。
許せないこと、嫌だったことは事実として残っているわけです。
それを美化する必要はない、そのままでいいと思ったとき、嫌だったことばっかりでもなかったということに気づくこともできるのです。
自己肯定感が下がってきて、やっぱり私なんてダメだって思ったとき、すーっとぽんさんのおなかのあたりから出てくるちっちゃいぽんちゃんが本当に愛おしいです。
よっぽど幸せな子供時代を過ごしてきた人なら必要ないけど、お母さんに甘えられずに大人になってしまった人は、ぜひ手にとって読んでみてください。
あったかい気持ちでぽんさんとちっちゃいぽんちゃんに寄り添って読み進めることができると思います。
そして、読み終わったとき、ほんわか幸せな気持ちを味わうことができます。
ぜひ、どうぞ。
ミニマリストさんたちの本をまとめました。良い本ばかりなので、ぜひのぞいてみてください。
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