YouTube「魔法使いの学校」の純ちゃん、こと吉岡純子さん。
若くかわいらしい人ですが、いろいろな体験をされています。
小学生の時に性的虐待を受け、その後、摂食障害、うつ、精神科の入退院を繰り返す。
さらに交通事故にも遭い、心臓病も発症し、「余命1週間」の宣告を受けたのに、奇跡的に生き延びたという人。
そこまでの人が2021年8月、思いがけない病に見舞われ、病院で絶対安静のなか、幽体離脱を経験したのです。
意識が遠のき、突然、自分という肉体からスーッと抜けて意識体となって、病室の天井からベッドに横たわる自分を見ていたというのです。
自分の意識が上へ上へと連れて行かれ、「宇宙の端っこに連れてこられた」と思ったそうです。
そこで、「何もかも安心していい」「この視点を持ち続ける」「今ここで感じている波動を保つ」「それだけでいい」「すべてうまくいっているんだから」と聞いたんだそうです。
そして、その瞬間、意識が肉体へ戻ったと。
こういうことを信じる人、信じない人がいると思うのですが、私は過去に車の運転をしていて、自分の意識がふわっと上へ上がっていった経験があります。
娘の声が聞こえた気がして、ハッと我に帰り、心臓バクバクしながらスピードを緩めたことを忘れられません。
あの時、死んでいたかもしれないと思うと、今の自分の人生がとてもかけがえのないものに思えてなりません。
娘のおかげで今の私があります。
こういう体験を通して、私たちは大切なことを学んでいるのだと思います。

あなたの現実は、あなたが放つ波動でできている
目の前の現実は、自分の思考や自分が放つ感情・波動でできている。
自分が出す感情・波動を高めることで望む現実を自分で創ることができる。
純子さんも最初は、信じられず、言ってる意味すらわからなかったそうですよ。
たいていの人はそうですよね。
でも、実際に自分と共振・共鳴するものが自分に近づいてくるのです。
大いなる宇宙の中で、私たち一人一人はほんのちっぽけな存在。
宇宙の真理に従って、進んでいくものなのですよね。
在り方を整えると望む現実がついてくる
在り方を整えると望む現実がついてくるのです。
「どっしりと構えていればいい」ようですよ。
動揺したり、セカセカしたり、イライラしたりしないのです。
いろいろなことにすぐ反応して、感情を乱してしまうのが良くない。
ただただ今日という1日、今という瞬間を大切に生きる。
「今、目の前にあるもの」「今、起きていること」に対して『本当にありがたい』と思って生きていく。
日々、自分が置かれた状況に感謝して、以前よりちょっとゆったり、ゆっくり暮らしてみる。
そういうことがとっても大切みたいです。
ただ、感情や波動を大きく乱さずに過ごしていると、望んでいるものやことがどんどん現実になっていくらしい。
なんとなくわかる気がしませんか?
もっともっと・・と頑張っている時には得られないものが、自分は十分持っていると自覚でき始めると、幸せを感じている自分に気づき、驚きます。
「陽」か「陰」かでジャッジしない
私たちは、いつも「良い」「悪い」とか「上」「下」とか、さまざまなことをジャッジしています。
そして、陽気に生きている人、幸せそうな人、成功している人、お金がある人、勝っている人、充実しているふうに見える人、人気がある人、大きな家に住んでいる人などを無意識に自分より「上」に見たりします。
反対に、陰気に生きている人、不幸せそうな人、失敗した人、お金がない人、負けている人、退屈そうな人、嫌われている人、小さな家に住んでいる人などを無意識に自分より「下」に見たりします。
こんなふうに常にジャッジしているから、「陽」の感情のみを感じて生きてみたいと思いがちです。
そうやって、人はズレていき、結果、自分が苦しくなる。
でも、本当は、「陰」も「陽」もどっちもあっていい。
どちらの体験・感情をも受け入れてこそ、「本来の幸せ」がわかってくる。
陰陽のジャッジを超えて、「俯瞰(ふかん)・宇宙の視点」を持ちましょう、ということを純子さんは、臨死体験をした時に学んだそうです。
確かに、少しでも悪いことが起きるとそのこと自体を否定しがちです。
そして、それを気にして、良いことだけが起こるように努力をしてしまいます。
だから、苦しいんですね。
「陰」があるから「陽」があり、両方が順番に巡っているものなのだと思っていれば、なんでもないことなのかもしれません。
さいごに
「俯瞰(ふかん)・宇宙の視点」や月のような「静」の波動は、瞑想によって手に入れることができるようです。
瞑想って、思っている以上に効果があるみたいです。
私たちは余計なことを考え過ぎる傾向大です。
それを取り除けば、波動を整えることができるはず。
ただ呼吸に集中してみる。
瞑想って、きっと脳の中のゴミを断捨離するんですね。
もう頑張る必要なんてないのかもしれません。
余計なことをせず、自分の感覚を研ぎ澄ませていけばそれでいい。
そんな不思議な気持ちになる本でした。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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