『執着の捨て方-素敵なあの人特別編集-』TJ MOOK宝島社 過去より大切なのは今とこれから

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「過去はほっといて、日々、挑戦すればいい!」と言うのは、表紙を飾る加藤登紀子さん。

波瀾万丈な人生で、執着する余裕もなかったとのこと。

日本人は「この道一筋」が大好きだけど、もし、仕事一筋に生きてきた人なら、今からでも「知らなかったことを見て、興味を持ってあれこれやってみましょう」って。

そうすれば、世界はもっと多彩で、楽しいってことがわかるはず。

じっとしていられないタイプのようですね。

本の中に、執着を捨てて、軽やかに生きている人たちのメッセージが書かれています。

その中で、特に心惹かれた、Twitterで話題になった80代の溝井喜久子さんと断捨離®️提唱者やましたひでこさんのメッセージを紹介します。

70代でTwitterを始めた溝井喜久子さん

11年前、70代でTwitterを始めた溝井喜久子さん、最初はご友人のイベントを広報するためだったそうです。

もちろん最初からフォロワーなどいないので、うまくいかなかったわけですが、せっかく始めたんだからということで、自分が体験した戦争体験や戦後の暮らしについて呟いていたそうです。

SNSに戦争体験を語る世代の人なんて、ほとんど皆無なわけで、書き込みがだんだん注目されていき、ついにシニア世代のマーケティング研究機関の目に留まり、アドバイザーを務めることに。すごいですよね。

溝井喜久子さんって何者??

そうなってくると、溝井喜久子さんって何者??って疑問が。

実は、専業主婦なんです。

でも、普通の専業主婦とは思えない。

よく読んでいくと、お茶の水女子大理学部を出て、高校の生物教師になった1934年(昭和9年)生まれの87歳。

バリバリのリケジョだったのですよ。

でも、その当時は教員の給料が安かったので、結婚を機に専業主婦になって子育てに専念したそうです。

書いてないけど、きっと旦那様のお給料がとっても良かったのね?

子育てが一段落したら、今度は本格的に簿記や税制の勉強を始めて、パソコンが普及するとすぐ購入し、家計管理や株式投資もコンピュータ管理していたそうです。

やっぱ、只者じゃない。

ネットは使わなきゃ損

溝井さんは、お料理好きで、三度の食事写真をアップしています。

ひとり暮らしなので、ネット通販を活用。

新鮮な産地直送のお刺身や凝ったお惣菜もAmazonでお取り寄せするそうです。

野菜はもっぱらカット野菜。割高だって言うけど、丸々買って冷蔵庫でダメにするよりよっぽど経済的。正味使えてゴミも出ない。

昔から主婦業やってきたけど、『かくあるべし』なんて、それこそ『執着』。

古い考えから自由になれれば、おいしくて楽して料理できるようになるんです。って、素晴らしい。

こういう昭和1ケタの80代いる???

そこらの若者よりうんとドライだよね。

溝井さん、もっと言って〜

電車やバスで若者に道を席を譲れとキレるおじいさん

孫自慢や嫁の悪口が止まらないおばあさん

そんなに元気なら隅っこでぐちぐち言っていないで

世の中の役に立つことの一つでもしてみればいいですよ

年金もらって元気いっぱいなんだから

溝井さんは、本を2冊出版されています。

断捨離®️提唱者やましたひでこさん

なぜ私たちは『執着』から離れられないのか?について、やましたひでこさんの解説が素晴らしかったです。

執着の根底にあるのは「不安」と「喪失感」

年齢を重ねると誰でも執着が強くなりがちです。

その根底にあるのは、「不安」と「喪失感」だというのです。

年をとることで、若さや自分の社会的なポジション、自分の力が周囲に影響を与えるという自己効力感など、さまざまなものが失われていきます。
この喪失感にあらがうため、そして将来に対する不安感を埋めるために、物事に強く執着するようになるのです。

なるほど、失うのを怖れる気持ちですね。

何も持っていなければ、失うものもなく怖くないのに、少なからず持っているがために、それを奪われるのが嫌なんですね。

執着とは、接着剤のようなもの

執着とは、接着剤のようなもので、取り除くには根気が必要とやましたさんは言います。

人間は「現状維持」が好きなのです。

コロナ禍で「恐れた人」はモノを溜め込み、「チャンスととらえた人」はコロナが終わった時を目指して新たな準備を始めています。

コロナが収束したとき、両者の差は、とんでもなく大きなものになっているでしょう。

やましたさんは、今こそモノを手放し、執着を手放す絶好の時期だと。

そして、モノへの執着は、「いじましさ」でしかないと言い切ります。

手入れもせず、放置しているのだったら、きちんと使ってくれる人に譲る。

譲り先がないのなら、処分する。

きちんと始末することが、本当にモノを大切にすることになりますね。

ただずっと持っていて、そのうちだんだん古くなり、結局、自分が死んだら家族が捨てるというのでは、持っている意味がないように思います。

最近は、家族どころか、業者に任せて一気に捨ててしまうということだってありますよね。

それもまた悲しいと私は思います。

人は皆、最期は何も持たずに星に帰るのです。

執着から解き放たれて、少しずつ身軽になっていきましょう。

さいごに

この本に出てくる人たちは、ほとんど60代〜80代です。

でも、どの方も爽やかです。

しいて言えば、樋口恵子さんだけは、「イヤでも執着を捨てなければならないときが来るのだから、今はやりたいことを全部やるつもりで生きてやる!」って頑張ってて、笑っちゃいます。

パワフルですよね。

同居の娘さんといつも喧嘩しているそうです。

こういうお年寄りは大変だぁ。

でも、元気はつらつとしているのがいいですよね。

これからの人生をどんなふうに生きていくか、先輩の方々の生き方が参考になります。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!