『心穏やかに。人生100年時代を歩む知恵』by小林弘幸・齋藤 孝 ゆっくり深い呼吸で体と心を整える

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順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生と明治大学文学部教授 齋藤 孝先生、お二人とも元々穏やかな方と思っていたら、実は「心穏やか」に生きることを目指して苦労されていたのです。

初めから心が強い人間などいない。
大切なのは、「人の心は弱い」ことをはっきり認識し、自分なりに心身をコントロールしていくこと

小林弘幸

小林先生は両親とも教員だったため、常に親を喜ばせるために頑張ってきたのに、厳しかったお母さんが亡くなった後、2年間ニートのようになってしまったのでした。

その頃、「死んだ方が楽かな」とまで思っていたそうです。

でも、2浪して医学部へ行くことに。

そして、お医者さんになってから、「体調をよくすることが、心を含めた全ての健康の源」で、体を維持するベースは、最適な自律神経のバランスと、良好な腸内環境にかかっているとわかったのです。

欲望やエゴに向き合えばこそ、心は穏やかになる。
日本人が培ってきた精神文化・身体文化に立ち戻り、今こそ、再び「心穏やか」な生き方を取り戻すとき

齋藤 孝

齋藤先生は、生まれつき気性が激しく、攻撃性が強い人だったそうです。

自分の思い通りにならないとすぐイライラしたり、他者との議論では徹底的に相手を追い詰めて、コテンパンにやっつけてしまうタイプだったとか。

そのため、人間関係がうまくいかず、いつもたくさんの問題が降りかかってきて、常に強烈なストレスを抱えながら日々を送ることに。

それでも「負けん気が強い」ので、真正面からぶつかっていき、気づいた時には心をヘトヘトにして生きていたそうです。

そんな齋藤先生は、教員になって「教育によって次世代を導き、より良い社会をつくる」ことで、ポジティブなエネルギーに変換された感情がうまく流れていくようになったのです。

「心穏やか」に生きることに苦労した二人から、どうやったら「心穏やか」に生きることができるのか、学んでいきましょう。

大切なのは、ストレスから早めに抜け出すこと

人生がうまくいかないとき、「どこでどのように抜け出すか」がポイントになります。

まず、どうにか抜け出すことが何より大切です。

ところが、私たちはストレスのかかる状況から抜け出せないまま、起きたことや苦い記憶にとらわれ、そのまま引きずってしまう傾向があります。

実際、私は結構、過去を引きずるタイプでした。

でも、そうしていると、本当は先に待っているはずの、新しい希望に満ちた人生に行き着くことができません。

そして、せっかくの大変な経験も活かすことができずに、人生の大事な時間を無駄にしてしまいます。

2年間もニートのように生きてしまった小林先生は、「心穏やか」に生きるための鍵を握っているのは、自分の体と心を司どる「自律神経」のシステムだと言います。

まずは体調を良くすることなのです。

現代人には自分を捨てる勇気が必要

自分ひとりのことで汲々(きゅうきゅう)としていると、心が穏やかになりづらくなります。

成功したい、もっとお金が欲しい、認められたい・・・激しい欲望を抱いた時に、「もっと大事なことがあるのではないか」と考えるとネガティブな感情やエネルギーをスムーズに流すことができます。

「自分よりもっと大きなもののために」という新しい基準を見出せたら、自然と心穏やかに生きていくことができそうです。

齋藤先生は、浄土真宗の念仏を例に挙げていました。

「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて、阿弥陀仏にすべてをお任せする「他力本願」です。

パニックに陥って余計なことをするくらいなら、「南無阿弥陀仏」といったんすべてを預けて、他力まかせになって、自分を楽にしてから、次の行動に果敢に踏み出せば、心が乱れることはない。

私はずっと「他力本願」って無責任と思ってしまっていたのですが、自分が自分がと我を張るより、自分を空にして力を抜いてみた方が良い結果が出ます。

恨みや復讐心、妬みなどの感情が、自分を疲弊させていることに気づき、そんな感情から離れることで楽になれるということですね。

他力にまかせる勇気も必要ですね。

1日30分、自分だけの自由な時間をつくる

過去を後悔したり、未来を不安に思ったり・・・。

そうではなく、「今」に自分の力を最大限に注ぎ込んでいけば、毎日を幸せに生きることができます。

忙しくて、毎日あっという間に過ぎていくと感じる人が多いと思うのですが、そんな人は1日30分で良いから自分だけの「自由な時間」を意識的につくる習慣を持つとよいです。

休息によって、自律神経のバランスが整うのです。

自律神経は、内蔵器官のすべてを支えて、血液をコントロールしています。

アクセルの働きをする「交感神経」、ブレーキの働きをする「副交感神経」、そのバランスが取れている時、人間の体はもっとも良い状態になるのです。

自律神経を整えるには、まずは「ゆっくりした深い呼吸」です。

お金もかからず、どこでも簡単にできるのに、ちゃんとできていません。

自律神経のバランスが整うと、細胞の隅々にまで質の良いきれいな血液が流れるようになり、細胞の隅々にまで血液が行き渡ると、すべての臓器の調子が良くなっていくのです。

脳にも新鮮な血液を送り込むことが、私たちを心身ともに健康にしてくれることにつながるのですよね。

たった30分だけど、意識しないと自分のための自由な時間は作れないという現状を打破しましょう。

さいごに

「3行日記」が紹介されていました。

  • 今日、失敗したこと
  • 今日、一番感動したこと
  • 明日の目標

それぞれ1行書くだけの日記を手書きで書くのが良いそうです。

手書きには心を落ち着かせ、自律神経のバランスを整える効果があるようです。

それから、空を見上げることも良くて、不思議と心が楽になり、忙しさや心配事でいっぱいだった心が爽やかに晴れていく効果があるようです。

確かに、空を見上げて月や星が見えるとパーっと心が広がり、虹を見たり、美しい夕陽を見たりすると得した気分にもなりますね。

深呼吸したり、空を見上げたり、意外と簡単なことで、心がずいぶん穏やかになれそうです。

もし、不快なことがあっても、自分が好きなことをして、気持ちを切り替えて忘れることも大事です。

「心穏やか」に生きるには、朝早く起きて、美味しいご飯を食べ、適度の運動をして、早めにぐっすり眠る、そして深呼吸することなのだとわかりました。

「他力本願」で力を抜いてみることも忘れずに。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!