『死ぬときにはじめて気づく 人生で大切なこと33』by大津秀一 悔いのない人生を生きよう

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ずっと執着し続けてきて、死ぬ間際になってやっと気がついて、解放され楽になるって、なんだか悲しいです。

それでも、緩和医療を受けることで気づけただけでも良かったと考えれば良いのでしょうか?

緩和ケアは、「病気が診断されたときから終末期を経て死別まで疼痛を含む身体症状の緩和と精神的およびスピリチュアルな支援を提供することで、 生命を脅かす疾患に直面している患者・家族の生活の質(QOL)を改善する医療ケアである。」と定義されています。

日本麻酔科学会ホームページより

大津先生は、終末期のがん患者さんに寄り添うお医者さんです。

この本の中に登場する人は皆、気づいた時にすでにステージⅣになっていた方たちばかり。

最初は、引き込まれるように読んでいったのですが、途中からこれでもか、これでもかと亡くなっていく状況に苦しくなってしまいました。

病気の進行に対して、ここまで気づかないものなのか・・・。

本当は気づいていたけれど、病院へ足を運ぶのが遅れたのかもしれません。

本当は、もっともっと早い段階で気になる症状が出ていたのに、目を背けていたのかもしれません。

忙しかったり、それどころじゃなかったり。

それでも、とにかく100%言えることは、人は全員死ぬということです。

遅かれ早かれ、命が終わる日が来るのです。

それが明日かもしれないのに、私たちはその現実から目を背けます。

でも、「死」をとおして気づかされることがあります。

大津先生は、ずっと「もう十分頑張ってきて、これ以上頑張らなくていい人が頑張る姿」を見てこられました。

そんなにうまくいかないのが人生・・・なんですよね。

「そうだよね」って、ちょっと力を抜いて笑ってまわりの人に感謝して人生を終えることができたらいいなと思います。

私は何がいけなかったのでしょうか?

60代の女性は、長年義母の世話をし、不仲のご主人の介護をして、見送ってご自身の人生を満喫しようとしたら、末期がんが見つかったのです。

がんになっても早期に発見されて助かる人もいれば、何度も手術を受けて再発繰り返す人も。

亡くなった人と助かった人の差は何かと言われても、生まれ持っての遺伝子レベルの内的要因と、外的環境によって決まるもので、最終的には運次第となってしまいます。

でも、全員いつか必ず「死」を迎えるのだけは確かです。

だから、「いつ死んでもいい」と思えるような充実した生を送っていくしかないのです。

「先生、私は何がいけなかったのでしょうか?」と尋ねる60代女性は、そういうことを言うこと自体がズレているのかもしれません。ずっと不満を持ちながら生きてきたことが自分の心や体を傷めることになっていたことに気づかなかったのですよね。

なんでこんなことになってしまったのか?

40代で高脂血症になったのをきっかけに、生活習慣と身体の改造に取り組んでジム通いに励んでいた60代男性。

腰が痛くなったのを筋トレの負荷が原因と思っていたところ、進行悪性腫瘍ができていたのです。

ジムに通って筋肉を維持し、若いと言われるのが楽しくてたまらなかったのに。

健康に気を遣わずに後悔する人が多い中、健康に執着しすぎるのも良くないようです。

「なんでこんなことになってしまったのか?」との思いが溢れることでしょうが、人間は老いや死を避けることはできないのです。

私も健康オタクで、良いと思うことをやりすぎる傾向大なので、気をつけたいです。

迷惑をかける意識を捨てる

家族に迷惑をかけて、生きているのが忍びないと悩んでいる70代女性。

大津先生は、「家族が重荷だと仰いましたか?」と尋ねると「家族は思ってもそんなこと言うはずがない」と答えます。

それで、「本当に嫌だったら、人はやりませんよ。私はいろいろな治療を提案しますが、やりたくないことは皆さん、絶対にやらないです。」と言うと「(家族は)そこまで迷惑だと思っていないのかもしれない」と思い直したのです。

そして、赤ちゃんを抱いている人を見て、「生きているときは、いつも誰かに迷惑をかけている。そんな中に私たちは生まれ、生き、死んでいくのですね」と。

迷惑をかけないで生きる人なんかいませんね。迷惑をかけてもいい。

私もずっと「娘たちに迷惑をかけたくない、自分のことは全部自分で後始末して・・・」と力が入っていたのですが、やめました。

私は今、母の世話をすることを迷惑だと思っていないし、私の娘たちもきっと私の世話をすることを迷惑だと思わないのではないか。

赤ちゃんのとき、いっぱいお世話したから、最後、少しだけお世話になるけど、よろしくねと思っています。ただし、できるだけ世話にならないようにしたいと努力はしますけどね。

さいごに

改めて、人はみんな「死」を迎えるのだと実感しました。

5年前、親友が亡くなったときは、本当にショックでした。

祖母や父が亡くなるのは、順番だと思えましたが、幼馴染で同級生の親友とは80歳になっても90歳になってもずっと一緒にと思い込んでいました。

でも、「命」には限りがあるのです。

そして、誰もが一人で生まれて、一人で死ぬのです。

自分も「いつか死ぬのだ」という覚悟だけしておこうと思いました。

誰かのためではなく、自分のための人生を楽しみましょう。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!