『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』by Nami Barden、河合克仁 心の声を聞き、しがみついている理想像に気づこう

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心を「苦悩の状態」から「美しい状態」に戻すと、それまで悩んできたことが何だったのだろうと思うくらい思考がクリアになり、憑き物が落ちたように心がきれいに晴れる瞬間が訪れます。

自分の心を知ることから始め、「4つのステップ」によって実践していけば良いのです。

インドのワンワールドアカデミー「心を学ぶ」学校には5日間のプログラムに世界中から超一流の人たちが集まります。

ナミさんは、そのワンワールドアカデミーの指導者として認定された人で、河合さんは2018年の参加者です。

ありあまるほどの富を持つ億万長者、世界トップレベルのビジネスマンたちが、それぞれ自分と向き合い、ウィズダム(知恵の講義)やメディテーション(瞑想)などのプログラムを通して、心の深い部分に意識を向けて、最終的に「幸福とはこういう感覚だったのか」と衝撃を受けて帰っていく・・・。

そんな「心」の授業について、紹介します。

「苦悩の心」と「美しい心」

私たちにとって、理想的なのは「美しい心の状態」です。

「美しい心の状態」とは

「美しい心」とは、心の底から生まれる「美しい意識状態」のことで、「心に何の曇りもないスッキリとクリアな感覚」です。

  • 感覚が研ぎ澄まされ、人の心の機微や変化に気づくことができる
  • 思考がクリアになり、物事の判断が早くなる
  • 問題を解決するための画期的なアイデアが自然と出てくる
  • 人を批判することなく、受け入れることができる
  • 心の底から幸福感や満足感が湧き上がってくる
  • 去勢を張ることなく、素直な自分でいられる
  • 自然と感謝の心が生まれてくる

確かに、とても心地よく、五感で幸せをいっぱい感じる時にそういう感覚になりますね。

子どもが産まれたとき、頑張ってきたことが成功したとき、登山で頂上にたどりついたとき、いつもよりうんと感覚が研ぎ澄まされています。

人が美しい意識状態にあるときというのは、「将来」のことも「過去」のことも考えず、「今この瞬間」に集中しているからなのです。

「苦悩の状態」とは

人は、「美しい心の状態」ではないとき、「苦悩の心の状態」になります。

ということは、私たちはほぼ「苦悩の心の状態」で生きているということなのです。

怒り、悲しみ、悶々とする気持ち、寂しさ、気分の落ち込み、嫉妬、自信がない、焦り、不安、傷ついた気分・・・。

苦悩の状態にいるとき、私たちはすべてのことを「自分中心」でしか考えられなくなっているのです。

人のせいにしたり、八つ当たりしたり、執着したり、物事を複雑にして問題を大きくしたり。

誰にでもあることです。どんなに成功していて素晴らしく見える人にも。

苦悩から抜け出す方法

苦悩の状態から美しい心の状態にスッと戻り、美しい心の状態でいる時間を長くしていく方法があるのです。

苦悩を生み出しているのはすべて、心の中に抱いている「自分はこういう人であるべき」「自分はこういう人であらねばならない」という理想像(願望)なのです。

理想像や願望と、現実とのギャップによって、苦悩が生まれるのです。

そして、この理想像への執着が強ければ強いほど、悩みが深くなるのです。

しかも、理想像は過去の体験をとおしていつの間にか出来上がっていて、私たち自身が気づいていないのです。

だから、苦悩から抜け出せないのですよ。

いつも蓋をしている心の奥底に意識を向け、自分は本当は何に執着しているのかを見つけない限り、苦悩から抜け出すことができないのです。

逆に言えば、自分は本当は何に執着しているのかを見つけることがてきたとき、スッと苦悩から抜け出すことができるのです。

そのための苦悩の正体の見つけ方が「4つのステップ」です。

美しい心を取り戻す4つのステップ

美しい心を取り戻す4つのステップは、

  1. 気づく・・・自分の心の状態が「苦悩の状態」であることに気づく
  2. 観察する・・・頭の中をめぐっている心の声を見つけていく
  3. 苦悩の正体を知る・・・自分中心の思考に気がつき、自分がしがみついている理想像を特定する
  4. 正しい行動を考える・・・自分や相手にとってふさわしい行動を選択する

本の中で、具体的な事例をあげて、どのようにして「苦悩の心の状態」から「美しい心の状態」にスッと戻ることができたのか、説明されていてとてもわかりやすいです。

人のことだと客観的に見れるので、まずは自分を正しく把握することなんだなとわかります。

これをきっちり自分に当てはめて考えられるか、が一番の問題です。

ポイントは観察の仕方です。

心の声を見つけるところまで追求しないといけません

苦悩に気づいたら、そのことに関して頭の中を駆け巡る心の声を15個あげていきます

15に近づくにつれて、だんだん心の奥深くに潜んでいた「思ってもみなかった心の声」が出てきます。

「内観」によって、深層心理、深層意識を表面化していくのです。

慣れないうちは10分20分と時間がかかるけど、慣れてくればほんの数分で心の声を発見できるようになっていくそうです。

そうやって、自分が無意識で何にしがみついているのか、その理想像を特定できた瞬間、心は美しい状態に戻るのでした。

そして、心のゆとりを取り戻したら、自然と自分中心の意識から離れ、相手やまわりを視野に入れた行動、また自分が本来やりたいと思っていることに沿った、その瞬間にふさわしい行動を選択できるようになるのでしょう。

さいごに

自分が苦悩の状態にいることに気づき心の声を見つけ苦悩の正体(自分中心の思考に気がつき、自分がしがみついている理想像を特定して美しい心の状態で自分にとって最適な行動を選択する

辛いことがあったとき、うまくいかないとき、落ち込んでいるとき、この4つのステップに基づいて、美しい心を取り戻せばいいのだと思っていれば大丈夫。

人生、いろいろなことがあると思います。

ほとんどの期間が「苦悩の心の状態」に陥りがちであることを自覚しておきたいものです。

そして、「過去」や「未来」のことばかり考えるのでなく、「今」に集中していくことが大事です。

私はいつも人の心配ばかりしてしまうのですが、もっともっと自分の「今」を大事にしていきます。

私は特に悩みもないから・・・と言う人に限って、自分の心の声に気づいていない可能性があります。

そんな方にもぜひ、この本を読んでみていただけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!