『未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし』byりっつん 子育て最大の試練は子離れ

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りっつんブログ」のりっつんさんは、現在、20歳になる超高齢猫シャンクスと同居するひとり暮らし。

36歳の時に旦那さんと死別し、1人で2人の息子さんを育て上げられました。

本の中で、26年間の未亡人としての暮らしと、12年間のひとり暮らしが語られていて、とても他人事と思えず、グイグイ引き込まれるように読みました。

特に、旦那さんとお別れした日のことは、映画の1シーンのように愛おしく感じられます。

旦那さんも、奥さんやお子さんをおいて、自分がいなくなることが残念でならなかったことでしょう。

旦那さんは、亡くなる数日前に「もうすぐかもしれないなあ」と言って、お葬式のことやそのあとのことまで、いろいろ指示されたそうです。

「本当に頼れる人だった」・・・そうなんでしょうね。

りっつんさんは、旦那さんの死を境に、「死」に対する感覚が大きく変わったそうです。

どんなに手を尽くしても、どんなに死なないでほしいと神仏に願っても、その時がくれば、「人は必ず死ぬ」。

「死」は、遠い世界のことではなく、そこにあるもの。

そして、今まで一緒にいた人が目の前から消えるということ。

ただ、りっつんさんは、今、すべてのことを乗り越えて、ひとり暮らしを楽しんでおられます。

この本が書かれた2020年6月段階で62歳とのことですから、年齢的に私とほぼ同じです。

まだまだ、人生はこれからです。

変化を受け入れる

入院している旦那さんの病院へ通っているとき、りっつんさんは自分たちだけが世の中から取り残されたかのような疎外感があり、「隕石が落ちて、何もかも消えてしまえばいいのに」と願っていたと言います。

それでも、電車の窓から見る風景が夏から秋へと移り変わると「景色が少しずつ変化している」「この電車に乗っている人も100年後には誰もいない」と思えてきたそうです。

この世は、何ひとつとどまることなく、変わり続けているのです。

今、そばにいる人とずっと一緒にいられるわけではありません。

風景も自分自身も家族も友達も、みんな常に変化しているんですよね。

「これからまだ思いがけないことが起きるかもしれないけど、どんな変化も淡々と受け入れられる人でありたい」という言葉は、十分ツライことを乗り越えたからこそ言えると思うのです。

お金の不安と対策

未亡人になって、直面する不安の第一はお金。

夜中に飛び起きて電卓を叩いたことが何度もあるというりっつんさん。

遺族年金とりっつんさん自身の収入、旦那さんが残してくれた預貯金、生命保険金。

男の子2人を大学まで出すのは大変だったでしょう。

長男さんが家計を心配して、お金がかかる遠足のプリントをりっつんさんに見せなかった事件から、今後はお金のことは息子さん達には一切言わないと決めて、計画的にやりくりしてきたそうです。

子育ての不安と対策

少しの期間だけど、不登校気味になった次男さんのことを考え、りっつんさんが行ってきたことは、

  • ご飯を一緒に食べる
  • 困った時、旦那さんがいたら何というか、想像する
  • 子どもと共通の趣味を持つ
  • 常識にとらわれず、自分の頭で考え、判断する

息子さん達と一緒にミュージカルを観に行ったり、とことん話をして進路を決めるなど、一生懸命、息子さん達の自立へ向けて応援してきたからこそ、今、2人の息子さん達はしっかり家庭を持ち、「親」になったようです。

子育て最大の試練は子離れ

自立した子ども達とは縁が切れるわけではなく、よりいっそう強い味方になってくれる。親子の関係が新しい関係に変わっていくだけなのだと、親離れ子離れが完全にできたりっつんさんの家。

父親がいない子どもは寂しく不安な気持ちを抱えて暮らしているはずです。

ひとり親だとどうしても手が足りないので、親戚や周りの人の手をたくさん借りて、育てていくと良いですよね。

子育て期間は、長い人生で見れば、ほんの一時期。

良いタイミングで子離れして、自分自身の人生も大事に生きていかないといけませんね。

さいごに

類は友を呼ぶと言いますが、りっつんさんには7人の未亡人友達がいるそうです。

お孫さんを含め、家族と適度な距離を保ちながら良い関係を続け、何気ない日々は気の合う友達との時間を楽しむのが最高です。

そして、一人の時間もまた十分楽しい。

りっつんブログ」には、若い未亡人の方から相談を受けることもたくさんあるようです。

幼い子どもを抱えて、一人になってしまった人にとっては、「先輩」の声はすごく支えになることでしょう。

子育て中は忙し過ぎて、目が回るくらい大変だったけど、終わってみれば充実した期間だった・・・子育てが終わってしまった人はみんな子どもを抱っこしていた時を懐かしく思い出しているものです。

60代・・・第2の人生が始まったばかりです。

とっても素敵な本でした。ぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!