喜ばれる人になりなさいby永松茂久 お母さんが残してくれた、たった1つの大切なこと

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『人は話し方が9割』が2020年ビジネス書年間ランキング1位を獲得した永松茂久さん。

65歳で亡くなった永松さんのお母さんは、永松さんに「あなたが人から喜ばれる人になること。それが私の夢。」と語っていたそうです。

「喜ばれる人になりなさい」

人に喜ばれることをしたら「徳」が1個たまり、人に気づかれないように喜ばれることをしたら、さらにボーナスがついて10倍たまる。

そして、親の積んだ「徳」は、子どもに流れるから、お母さんは喜ばれることをたくさんして、子どもたちに「徳」をたくさん流すと言う。

永松さんは、子どもの頃は「徳」が何のことか、意味がわからなかったらしい。

だけど、お母さんは亡くなる直前までずっと「喜ばれる人になりなさい」と言い続けたのです。

育つ環境というのは影響が大きく、子どもの頃から「徳」「利他」「感謝」という言葉に囲まれて生きているとそれが当たり前に思えるようになるのですね。

厳しいお母さんだけど、いつも言われていたという言葉が

「あんたのこと信じてるよ」
「大丈夫、あなたならできるから」

こんなふうに言えるお母さん、すごいですよね。

ギフト屋さん

人に喜ばれるのが大好きなお母さんは、ギフト屋さんを始めます。

全国から自分の好きなものを集めて、きれいな包装紙に入れて、みんなにプレゼントできるお店です。

商品をラッピングして手渡した時のお客様の笑顔を見るのが大好きなんだそうです。

たこ焼き屋さん

「日本一のたこ焼き屋になる」という夢を実現して頑張っていた永松さん。

銀だこで修行して身につけた「銀だこ風たこ焼き」ではなく、自分が考案した「ヘルシーたこ焼き」を売り出そうとした時、お父さんから厳しく叱られます。

お客様の求めるものよりも、自分のこだわりを押しつけて、自分が喜びたいでは、商売は成り立たない。〈我〉は、商人の大敵だ、と。

お母さんは、この時、「お父さんの言うことが正しいと思うよ」とアドバイス。

それでも、「自分で考えなさい。自分自身で気づかなきゃ、前に進めないだろうから。」と。

その後、永松さんは「我を抜いて」成功するのでした。店舗が増えていきます。

お客様に喜ばれることをする。その一つに「バースデー祝い」の企画があります。誕生日のお客様に店をあげてお祝いをするのです。

お母さんが「効率的に料理を出すことは大事だけど、非効率なことだからこそ人は感動する」と言うのを実践してみたら大成功したのです。

「生まれてきてくれてありがとう。あなたに会えて本当に幸せです。」

本人もそこに居合わせた人みんなも喜んでくれるようなイベントをする。

人が喜ぶことをするってなんて素敵なことなんでしょう・・・。

「喜ばれる人になりなさい」そう言い続けてくれたお母さんの期待に応える形での運営ができていったのです。

お母さんの病気

30代の時の子宮がんは治ったのに、60代になって襲われた膵臓がんには勝てなかったお母さん。

闘病生活を支えるため、永松さんは飲食店経営と講演の仕事を減らし、病室で付き添いながら執筆活動に入ります。

「苦しい時にこそ、駆けつけることができる人でありたい。」

本当にその通りですね。大切なことです。

お母さんのそばで執筆に励んでいるとき、お母さんから「あんた、変わったね」と言われたそうです。

お母さんの闘病に付き合って、仕事が思うように進まずイライラしていた永松さんでしたが、ズバリ指摘されたのです。

頂点を目指す人へ向けての本を書き、100万部を目指すつもりの永松さんに「大切なものを忘れていないか」と言うのです。

「上に登るのはいいことだよ。でもね、普通の人は、私みたいに愚痴も言うし、不安もあるし、なかなか変われない。そんなところでぐるぐる回ってるんだよ。悩んでるんだよ。あんたは本を書き始めた最初の頃、『自分の経験を通して、悩んでいる人の心を少しでも明るくしたい』」って言っていたよね。あの頃のあんたはどこに行ったの? 上に行きたい人たちだけと歩けばいいの?悩んでいる人のことはもういいの?あんたは気づかないうちに、多くの読者の気持ちがわからなくなっているよ」

こんなことを息子に言えるお母さん、素晴らしい。

さいごに

「私を母親に選んで生まれてきてくれてありがとう」

「いっぱい楽しませてくれてありがとう」

「(あなたは)絶対日本一のメンターになるよ」

「あなたの本の日本一のファンより」

涙が出ちゃいますよね。

一生懸命に子どもを育ててきた人の最後の言葉。

そして、その息子が「出版で日本一になる」と言った時、お父さんに「お前が日本一になったら、お母さんは『日本一を産んだ母』になるんだな」って言われ、大きな励みになったそうです。

「読者に喜ばれる本を書く」

大切なのは、『書きたいこと』ではなく、『読者が読みたいこと』。

お母さんもかつてギフト屋さんで、自分の売りたいものばかりを集めていたら失敗したことを話してくれたそうです。商品は100%お客様のためにあるって思ったら楽になった。大丈夫、あんたならできるって。

その言葉をそのまま私も受け取りたいと思います。そして、あなたも受け取ってみませんか。

『人は話し方が9割』もぜひ読んでみてくださいね。

人は話し方が9割by永松茂久 会話が上手くなると人間関係が劇的に良くなる

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この記事を書いた人

さわこ

金沢大学 日本史専攻 卒業。お城の中にあるキャンパスで加賀藩について学び、金沢をこよなく愛する。

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!