執着って自分では気づかないものですね。
悩みのほとんどは「執着」による心の歪みが原因で、その「執着」を手放せば解決して幸せになれるというのですから、ぜひ手放したいものです。

「執着」は幸せを遠ざける
「執着」すると、ある人物(モノ)が気になってたまらなくなり、心のほとんどをそのことが占めて「絶対に手に入れたい」「絶対に手放したくない」と必死になります。
そこには、怖れ、不安、悲しみ、無価値観など苦しい感情ばかり。
「執着」は、幸せになるための選択肢が奪われ、ドロドロの世界に入っていく道の入り口なのです。
「執着」例えば・・・
ちょっとピンとこないなぁなんて、鈍いことを言っている人もいるかもしれません。
例えば、
- 別れた彼(彼女)のことが忘れられない
- 起業のチャンスに勇気が出なかった
- 浮気した夫が許せないけど、離婚はしたくない
- 将来への不安からお金が減るとイライラする
- 嫌われるのが怖くて空気を読んだ行動ばかりしてしまう
「恋人」「仕事」「人間関係」「お金」など、怖れの対象であると同時に「あれば(いれば)安心」な人やモノ。
失いたくないという思いが強くて、つい『執着』してしまうのですね。
一度、自分のものになったものは、たとえ不要になっても手放したくなくなるのです。
手放さないと次のものが入ってこない
モノも人も同じですね。
いつまでも過去に「執着」していると次の出会いが訪れません。
終わったことをいつまでも考えていてはいけないのです。
過去の嫌な思い出は「カプセル」に入れたらいいのだそうです。
過去は過去。今は今。
頭の中にカプセルをイメージして、その中に「もう過去のことにしよう」と思う出来事を入れてしまえば良いのです。
そして、パチン・ギュッと封をする。
「これはもう済んだこと。過去のこと。」と自分で決めると終われるのです。
この儀式、効果あると思います。
「執着」の手放し方(例)
手書きの『御恨み帳』なるものを作って、そこに自分が抱え込んでいるネガティブな感情を全部書き出すというやり方が紹介されていて、なかなかすごいなぁと思いました。
最初は辛いだろうけど、いっぱい書くうちに、心に余裕が生まれて、落ち着いてくるそうです。
そして、そのうち相手に感謝できるほどのポジティブな気持ちが湧き出してくることもあるとのこと。
パソコン等でなく、手書きでというのがポイントなんですよね。
普通のノートで構わないそうです。
大事なのは、スッキリした気分になるまで、やめずに書き続けることと、その人のことを思い浮かべて感じる感情を、ただただ書き出していくこと。
感情は地層のように重なりあっているものだから、ある感情の層が剥がれ落ちると、その下の感情が顔を出しているらしい。
とにかく自分でもわからないだろう自分の深い心の中を全部出してみるということが大事なんですね。
さいごに
本当は根本さんのようなカウンセラーに話を聞いてもらうのが一番良い解決方法なんだと思うけど、なかなかそこまでの勇気が出なかったり、自分で自分のモヤモヤの原因が良くわからなかったりしますよね。
そんな時は、タイトルを見てピンときたり、なんとなく気になったりする本を読んでみるのが良いと思います。
たくさん断捨離をしてくると捨てられないモノでも「執着」をやめれば簡単に手放すことが可能です。
同じように心の問題も「執着」をやめれば手放せるのです。
とにかく「執着」って良くないですね。
過去のモノや過去のコト、過去の人もどんどん手放して、「今」を身軽に生きましょう。
私はこの本をAmazon Kindle Unlimited 読み放題で読みました。
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