「宇宙にお任せして魂の望むままに生きることから、人生が転換した」という経験をもつ大木ゆきのさんの『幸せが無限に舞い降りるお手上げの法則』を読みました。
スピリチュアル系の本は、本当かなぁと疑いながら読む人も多いと思います。
私自身も、本屋さんで何気なく手にとって、なんとなく買って読み始めてみたのですが、まるで小説を読むように面白かったです。
この手の本は、出会うタイミングが重要な気がします。
そんな意味では、この本を手にした私は少し宇宙とつながることができた気がするし、今、私のブログを読んでくださっているあなたも宇宙とつながっているのでは、なんて思いを巡らせています。

宇宙を味方につけることができれば、夢がどんどん現実のものになっていくというのですが、具体的にはどういうことなのか、どうすればいいのか、なるほどなと思ったことを紹介しますね。
この物語は、「いろいろやってみたけど、ぶっちゃけもうお手上げ、どうしたら幸せになれるのか、さっぱりわからない」40代の独身女性が、「いい加減な達人」からさまざまなアドバイスを受けて、徐々に夢に近づいていく成功ストーリーです。
最初は「夢」なんて描いてもいなかったけど、最終的にはおひとりさまでも楽しめるし、イベントも開催できる素敵な「複合カフェ」なるものをつくることになり、ワクワクとした人生を送ることになります。
そこに至るまでが大事なところなんですよね。
お手上げ状態こそ、宇宙とつながる最速の道
普通は、宇宙の流れに逆らって、なんでも自分の思い通りにしようとします。
私もずっと自分の運命みたいなものに必死で抵抗してきた気がします。
でも、この状態って、川の流れに逆行して、必死で舟のオールを漕いでいる状態なんですよね。労力を使うばっかりで、まったく前に進まない。
お手上げというのは、このオールを手放して、川の流れの間に運ばれるのを許すことなのです。
そしたら、わざわざ漕がなくても宇宙が最適な場所に運んでくれるというのです。
私自身の体験で言えば、親の望みを受け入れるのが嫌で、必死で抵抗している間はいつも苦しかったけど、突然父が倒れて、やむを得ず父が残したものを引き継ぎ、受け入れてきたら、だんだんいろんなことが好転していきました。
そして、ギクシャクしていた母や姉、娘たちとの関係もとても良くなり、今はすべてのことがありがたいと思える状態です。
途中は、なんでこんなことになってしまったんだと混乱していた時期もありましたが、今思えば、最初から私はこうなる運命だったのかもしれないなと思えてくるくらいです。
生きてるだけで満点と自分を褒める
私を含めて、自分が自分を叱り飛ばすことが、自分を鍛え、幸せにすることだと思い込んできた人が多いと思います。
でも、そうすればするほど辛くなるだけでしたよね。
主人公の女性は、自分が何をやっても褒めたり、許したり、認めたりし続けることで、だんだん幸せに近づいていけたのでした。
自分が意識を向けた方向に現実が進む
「人がある方向に意識を向けると、そこに磁力のようなものが働いて、目には見えない粒子同士がくっついて現実になっていく・・・。だから、自分がどっちに意識を向けるかで、起こることが変わってくる」と達人は教えます。
確かに、失敗しないように・・・と心配する人ほど失敗するし、絶対成功するって思ってチャレンジする人がうまくいきますよね。
宇宙からの情報は言葉だけではない
ただ考えているだけでは何も進みません。やりながら考えるのが一番早いです。
宇宙からの情報はさまざまな形で飛び込んでくるようです。
目の前に広がる風景や出来事、自分の何気ない行動に宇宙からのメッセージが入っていたり。
宇宙は、こっちに進めばいいということには、ラッキーなことやミラクルをどんどん起こすけど、そっちじゃないぞということには、どんどん壁を作り、それ以上進めないようにするらしい・・・。
何となくわかる気がしませんか??
自分を受け入れれば、人に受け入れられる
主人公が無駄な力を抜いて、ありのままでいるようになると、まわりの人たちとの関係も変わってきました。
自分のミスをまわりの人たちがカバーしてくれることに感謝し、自分で頑張らなくても人に助けてもらえばいいと気が楽になったことが良かったんですよね。
さいごに
受け取ったものを誰かに伝えるのが大事と書いてありました。
それで大木ゆきのさんは本を書いているわけですが、その本を読んだ私も他の人に伝えようと思ってこれを書いています。
私たちは、生まれてきてこうやって生きていること自体が奇跡のようなものだと思うのです。
私たちを送り出した宇宙は、常に電波のようなものを送ってくれていると思うのですが、それをキャッチするアンテナのようなものを自分が持っていないと受け取れないんですよね。
スマホを持っていればどこでも地図を見ることができるのに、持っていないときは見えない。
周波数をキャッチする力が必要なんだと思います。
私は、ハワイ島のマウナケア山の山頂4200mのところで満天の星空を見たとき、何となくですが宇宙と一体化した感じがありました。
また、野生のイルカが泳いでいる映像を見ると懐かしい感じがしてしまいます。
気のせいだとは思っているのですが、何となく波動が合うのです。
そんなことを考えていると、いろんなことが小さいことのように思えてきます。
大きな宇宙の中のちっぽけな存在である私たち、大きな流れに身を任せることも大事なのかもしれません。
何をやってもうまくいかないと思っていた主人公が生き生きと楽しそうにしているのが嬉しくなり、読んでいて幸せになる本でした。
大木ゆきのさんの本は、こちらも面白かったです。
『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』by大木ゆきの 【書評】神様のおかげで、本当にお金が流れ込むよ
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