『大事なものから捨てなさい メイコ流 笑って死ぬための33のヒント』人生という芝居が終わるまで、ずっと喜劇女優として「人を笑わせたい」

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女優 中村メイコさんももう87歳。

敷地300坪、地上2階地下1階の豪邸からマンションに引っ越すことになって、大量のモノを捨てなければならなくなりました。

「モノを溜め込み、モノに囲まれる生き方」をバッサリやめて、決断したのです。

「モノだらけでこのまま死んだら、子どもたちに迷惑がかかってしまう」とのことから。

モノがなくなっても、思い出が消えるわけではないと次々と「お別れ」をしていったのです。

大量の洋服や靴、食器などを人に譲った後、トラック7台分のゴミを捨てた時、「ああ、これでいつでも死ねる」と思ったそうです。

その時、とても清々しく、片づけを頑張った自分に神様がくれたプレゼントだと思えるくらい気持ち良かったとのこと。

生前整理の効果

当初、子どもに迷惑をかけまいと思って始めた片づけが、メイコさんにとって、思っていた以上に大きな効果があったのです。

「モノにとらわれる人生をやめたことで、ぐっと身軽になれた。」

「過去にすがりつく気持ちを断ち切って初めて、前に進める。」

メイコさん、85歳の時に転んで股関節を骨折。

その時、モノとの「お別れ時」があるように、健康な体を諦めなければならない時だって来る、と思えたそうです。

コロナ禍で外出が制限されても「仕方ない」と受け止め、むしろみんなが消毒するようになって衛生的になったわねと言い面だけを見るようにしていると言います。

メイコさんは、自分は喜劇役者だから、世の中が変わったって、大事なモノを手放したって、「今度はこんな役なのね」とまずは演じてみるのです。

そして、「最後は、スッキリ笑って死んでいくだけ。」

どんな人生も、そんな役なのだと受け入れて、楽しく演じていくって素敵です。

さすが2歳8ヶ月で芸能界デビューして、ずっと演じ続けた大女優。

モノを捨てたら、身軽な暮らしが待っていた

旦那さんの神津善行さんは、作曲家。

その神津さんも「もうピアノで作曲する時代じゃないからね」と言って、グランドピアノや電子機器を処分されました。

大きなモノは新居のマンションに入らないから、二人で「これからの生活に使わないモノ」をどんどん手放したのです。

大量の写真も「ここに写っている人が誰かわかる人が処分するのがエチケット」と言って、思い切って処分し、1冊のアルバムだけ作ったそうです。

年齢に合わせて思い出を削ぎ落としていかなければならないんですよね。

終のすみかは、少し狭いくらいがちょうどいいと言うメイコさん。

高齢になり、収入も減っていくわけで、家も生活も縮小し、今の自分たちに相応しい状態にしていくのが良いのです。

メイコさんは、前までの家の3分の1の狭さになっても、「今回のセットはこれだ」と思えばなんともないと言い切ります。

そして、実際に住んでみたら、股関節を骨折したメイコさんにとって、コンパクトな家は動きが少なくて済むので助かるとのこと。

確かに、高齢者にとっては、すぐ手が届く範囲にすべてがあるのは重要ポイントです。

大切な家族とも距離をとって生きる

メイコさんは、旦那さんとも適度な距離感で暮らし、娘さんたちとも数ヶ月に一度くらいしか顔を合わせることがないそうです。

近くに住んでいるから、何かあったらすぐに来てくれるし、誕生日などはお祝いしてくれるけど、介護までしてもらうつもりはないって。

自宅で暮らすのが難しくなったら、老人ホームに入るつもりだそうです。

娘さんたちはそれぞれの家族があるのだから、同居もしないときっぱり。

メイコさんは、舞台の幕切れが大好きということで、人生の終わりもそんな感じだろうって思っているようです。

「中村メイコ」という役からも自由になれるって。

なるほど、女優さんだから、いろんな人生を演じてきて、最後に自分の人生が終わる役を演じるんですね。

そう思うと、私たちだって、自分の人生の中で主役を演じている真っ最中なわけですよ。

この役を終える時が来るんだなと思うとなんとも言えない気分です。

「在宅死」より「病院死」の方がいい

メイコさんは、人生のラストシーンはシンプルな病室で迎えたいそうです。

そのほうが家族が死を受け入れやすいし、後の気持ちの整理もつくって。

同居していた姑さんは「在宅死」だったため、亡くなった後も部屋に入ると最後の日々の思い出がいっぱいで涙が溢れたから、家族にそんな寂しい思いをさせたくないと言うのです。

女優ふうに言えば、家は人が死ぬための「セット」として似つかわしくないと。

「病院の方が人生最後の演技のやりがいがある」なんて、クスッと笑っちゃいます。

さいごに

私たち、普通の人と違って、女優さんはいろいろな役を演じる経験が豊富です。

その時の気持ちになりきることも可能なんでしょうね。

1回1回、役によって気持ちを切り替え、いろいろな人生を生きるというのもすごいことですよね。

自分が死ぬシーンまで演技として考えられるメイコさん、根っからのプロです。

人生という芝居が終わるまで、ずっと喜劇女優として「人を笑わせたい」人なのです。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!