『迷いも悩みも手放す!人生を肯定できる片づけ』by井田典子 片づけを通して心のゆとりを取り戻す

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やっぱりスーパー主婦 井田典子さんは素晴らしい。

子育て時代に自分が苦しかったことを振り返り、今、二世帯住宅で同居する娘さんやお孫さんと良い関係を築いておられます。

私も将来、孫ができたら、こんなふうに優しく見守っていきたいなぁと思います。

子育てで苦労してきた井田さん

井田さんが反抗期の息子さんに困り果て、引き出し一つずつ片づけることで心を落ち着かせていたというのは、以前の本に書かれていました。

「引き出し1つ」から始まる!人生を救う片づけby井田典子 片づけによって乗り越えられる時期がある

自宅で学研の先生をされていた井田さんは、息子さんがある挫折をきっかけに学校をサボりがちになり、子育てに自信を失っていたという時期があったのです。

その時、娘さんとの関係も良くなかったそうです。

井田さんは、冷静に振り返っておられます。

カリカリと 余裕のない私を冷静に見ていた彼女。顔を合わせば言い争いになり、「娘を愛しているのだろうか」と自問したこともあります。

お兄ちゃんに比べて、スローでマイペース、おとなしくてもガンコ、どうしてこんなに困らせるのだろうと悶々としていたそうです。

きっとお兄ちゃんは、なんでもお母さんの言う通りにしていたのでしょうね。

下の子は、なかなかお母さんの思い通りには動いてくれません。

よくあることですが、私も子育て中はイライラばかりしていました。

思春期の娘さんに対し感情的になると、すごい状況になるのが目に浮かびます。

我が家も大変でした。

娘さんに「ごめんね」

娘さんと密になれなかった自分に負い目があり,「ごめんね」の気持ちが消えないそうです。

わかります。

そんな母娘げんかが絶えない日々でも、娘さんはいつも仲直りの手紙をくれていたそうです。

その娘さんが書いた手紙を井田さんはずっと大切にとっておいてあります。

思わず、しっかり読んでしまいました。

ママへ
いつも家族のためにがんばってくれてありがとう。
ママはいつも人のためにいろいろ気をつかってがんばっているけど
自分も大切にしてね。
自分を大切にするのは、周りの人のためにもなると思うよ。
来年は、もっと笑顔でいられるように
仲良くしようね。

涙が出そうです。

子どもって、親のことを本当によく見ていますよね。

娘さんとの対談も載っていて、その中で娘さんが「完璧主義な母はいつも苦しそうでした」って。

お母さんは絶対的な存在で正直、怖かったとのこと。

井田さんは、「母親だからしっかりしないとって思っていた」「自分の母親が完璧なタイプだったから、お手本にしていたのだと思う」「リラックスの仕方がわからなかったし、聞く姿勢が足りなかった」って、反省も完璧。

娘さんが「いつもがんばっているのはわかっていたけど、もっと甘えてほしかった」って言うのが、印象的でした。

井田さんも「もっと甘えてほしかった」って思っているなんて、全然気づかなかったと言っています。

でも、大人になった娘さんとそうやって本音で話し合えるようになって、すごくいいなぁって思います。

娘さんがママになったというのもあるけど、きっと井田さんが変わったのだと思います。

片づけを通して、一番変わったのが井田さん自身だったのでしょうね。

「理想の子育て」「完璧な片づけ」を目指して苦しんでいる人に、目指すのは理想でも完璧でもなく「最善」でいいんですよと少しでも力になりたいと言う井田さん。

子育て時代に、じっくり待つことができなかった分、お孫さんには余裕をもって、待って一緒に楽しめているようです。

お父さんが急に亡くなって

離れて暮らすお父さんが急に亡くなった時に困ったことも書かれていました。

保険証、マイナンバーカード、通帳、実印、大切なものほど紛失を恐れてしまい込んでいたそうです。

いろいろな手続きのために「大切にしまい込んでいたもの」が必要で、それを一つずつ探すのに手間取ったようです。

それで、大切なものは、

  • その所在を誰かに伝えておく
  • できれば1ヶ所にまとめておく

と残された人が困らずに済みますよね。

60代・70代は持ち過ぎになれてしまった世代

高度経済成長で右肩上がりの時代、給料も順調に増え、退職金もちゃんと出て、第二の人生を豊かに過ごしているのが60代70代。

豊かな経済力に支えられて趣味も多彩。昔作った作品も大切に残していて、「時間があったらいつかまた始めたい」と。

最近、 片づけの依頼が増えているのが60歳以上の主婦の人だそうです。

長いこと家庭の主婦をしているいたのに、なぜ今更部屋の整理を頼んでくるのかと、井田さんも最初は不思議な思いがしたそうです。

そして、そこに見えてきたのが、この年代特有の「子離れした後のモノへの執着」だったのです。

片づけは「欲望の整理」だと井田さんは気づきました。

あれもこれも欲しい、持っていたい。いい人と思われたい。でも今、興味がないことは断ち切ったり、優先順位をつけられたら「これから」を楽しく生きることができますよね。

過去に執着するのをやめることができたら、きっと楽になります。

さいごに

井田さんが高校の同窓会に行った時の、80代の恩師のスピーチがまた素晴らしい。

「今年還暦を迎える君たちは、昭和を30年、平成を30年と豊かな時代を生きてきた。定年だからと気を抜かず、これからの30年は社会を見守る責任があるのです」

自分のための第1ステージ、家族のための第2ステージ、そして第3ステージは社会のため。

私自身を含め、60代以降の人は社会のためにできることをコツコツやっていくのがいいですね。

年金をもらったり、介護を受けたり、社会のお世話になることが多い年代ではありますが、まだまだ社会に貢献できることがあるはず。

この本は、片づけの本というより、これからの生き方のお手本として読んだら良い本だと思いました。

井田典子さんの本は、どれもオススメです。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!