親ともめずにできるこれがリアルな実家の片づけです。by 内藤 久 遺品整理のプロに学ぶ

広告

生前に実家の片づけをするのは難しい。遺品整理で困らないように、大事なモノや必要なコトの引き継ぎだけはしておこう。

実家を片づけるのは簡単ではない

「遺品になった途端に、親のモノが片づけられなくなる」人が多いようです。

遺品整理のプロが言うことなので、そんなものなのか?と不思議な感覚でしたが、よく読んでみると、遺品ひとつひとつを見るたびに故人との思い出がよみがえってしまって、捨てる判断ができなくなっていくのだそうです。

そして、そのまま何年も実家を「空き家」にしてしまう人も。

なぜ、そんなことになるかと言うと、自分のモノなら片づけられるけれど、他者のモノは何を基準に片づければいいかわからないからなのです。

断捨離でも自分のモノから始めなさいというのが鉄則で、決して家族のモノを勝手に捨ててはいけないのが決まりです。

遺品とは、判断基準を示す人がいない状態ですから、片づける人は戸惑いますよね。

それでいて、その実家に自分が住まない場合は、99%のモノを処分しなければならないわけです。

遺品を持ち帰っても、自分たちが暮らす家に置くスペースがないのですから。

残して持ち帰る1%のモノを選ぶ作業が遺品整理なんですね。

99%もの処分しなければならないモノたちを確認するのは、大変なことで、考えただけで心がぐったり疲れ切ってしまいそうです。

本当に大切なモノだけ取り出して、あとは全部プロに処分をお任せするというのも一つの手ですね。

お金がかかるからコツコツ自分で、と思っていると、結局いつまでも終わらないでしょう。

プロに頼むまでいかなくても、兄弟姉妹、親戚などに手伝ってもらって一気に済ませるのが精神的にも負担が少なそうです。

なぜ親の家にはモノが多いのか

80代90代だけでなく、60代以上の世代は「モノを粗末にしてはいけない」というしつけを受けてきました。

それでいて、高度経済成長期には大量生産・大量消費で、安くて便利なモノを取り入れました。

また、バブル期も経験し、高価なブランド品を持っている人もたくさんいます。

時代背景が今の若い人たちと違うのです。

モノが豊かさの象徴だったり、忘れられない思い出が詰まっていたりして、「捨てられない」人が多いのです。

親の生前にしておきたい引き継ぎチェックリスト

親の生前にしておきたい引き継ぎチェックリストが大切だなと思いました。できれば、ちゃんと話し合っておきたいですね。私は、父が通帳ごとに違うハンコを使っていて、とっても困りました。

モノの引き継ぎ

モノにまつわる昔話や仕事や趣味の昔話を聞いておく。

財産の引き継ぎ

親自身も忘れている通帳など、財産の保管場所をさりげなく聞いておく。

気持ちの引き継ぎ

葬儀の希望、墓の場所をさりげなく聞いておく。

人間関係の引き継ぎ

緊急連絡先のメモを作る。住所録がどこにあるか、知っておく。

建物の引き継ぎ

親の意向を知っておく(売る、貸す)。空き家になった場合の維持費を考えておく。

実家の片づけができず、増える「空き家問題」

居住者がいなくなった後、売却も賃貸もされていない、放置されたままの実家が「空き家」となるケースが増えています

少子高齢化、核家族化によって、ひとり暮らしのお年寄りが増えているからです。

「空き家」は、台風の時、屋根のアンテナが傾いたりしても、住んでいる人がいないので気づきません。近所の人が危ないなと思っても連絡のとりようがありません。

建物が老朽化していることも多く、地震の際、耐震工事がなされていなければ崩れる恐れもあります。

庭木が道路にまではみ出していることもあるかもしれません。

近所の人は不安に思っていても、当の本人はそこにいないのですから、どうすることもできません。

泥棒が入ったり、不審火から家事になったりすることだってあるかもしれません。

それから、柿の木などがあれば、実が熟してカラスがやってきたり、落ちた果実が腐って臭いが発生したりもします。

それから、シロアリ、ネズミ、ゴキブリ、ネコなど、虫や動物が住みつくこともあります。

近所の人に少なからず、不安や不快を与えてしまいますね

実家を「空き家」にしないように・・・。

さいごに

たくさんのモノやコトをそのまま残して、突然倒れ、意識はあるけどしゃべれない状態で寝たきりになった私の父。亡くなった後、私は遺品整理が大変でした。

それに比べ、叔父は財産だけでなく、葬儀の際に連絡してほしい人の名簿まで1冊のノートに書いてありました。

そんなしっかり者の叔父が亡くなってから、叔母は遺品整理もちゃんとしないまま、あっという間に認知症になってしまい、現在は施設に入り、家が「空き家」になっています。

私は、叔母とは血のつながりがないので、以前、遠慮しながら「家の片づけはどうするつもり?」と尋ねたら「誰か、なんとかするだろう」と言われ、それ以上何も言えませんでした。

いつも叔父の家の前を通るたびに、「空き家」が気になります。

やっぱり人が住んでいない家は悲しげです。

家の始末は、できれば住んでいる人が責任を持ってやってほしいなと思います。

それができないなら、誰かに、あるいはプロにお願いをしておくところまでやって、「空き家」を増やさないようにしたいですね。

私はこの『図解 親ともめずにできるこれがリアルな実家の片づけです。』をAmazon Kindle Unlimited 読み放題で読みました。

月980円がとっても安くてお得です。

それなのに、以前はその良さに気がつかず、なんでAmazonから毎月980円引き落としされているんだ?と混乱してしまいました。

Amazon 980円 引き落としの謎 「無料体験後の解約」を忘れないように気をつけよう【お金は大事】

その後、再度、契約し直して今に至っています。

Amazon Kindle Unlimited読み放題には良い本がたくさんありますよ。

ブログランキングに参加しています。
下のお花を「ぽちっ」と押して、応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 その他生活ブログへ

あわせて読みたい

広告

この記事を書いた人

さわこ

金沢大学 日本史専攻 卒業。お城の中にあるキャンパスで加賀藩について学び、金沢をこよなく愛する。

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!