日本初の「かたづけ士」小松 易さんの『1分から始める 魔法のかたづけ・収納術 どんな家でも本当にスッキリ』を読みました。

全部出して、いるモノ・いらないモノ(ときめくモノ・ときめかないモノ)(使うモノ・使わないモノ)に分けて、不要なモノを捨てて、大切なモノだけ戻す。
その作業については、断捨離のやましたひでこさんも、こんまりメソッドのこんまりさんも、整理収納アドバイザーの方々も、ほぼ変わらないと思います。
かたづけ士である小松さんの場合は、その後の状態をどう保っていくかという部分にも重きをおいている点が印象的でした。
というのは、私がいくら片づけても元に戻りがちなタイプだからです。
片づけタイプチェック
小松さんは片づけタイプを3つに分類しています。
- 今はムリ!そのうちまとめてやるつもり「前タイプ」
- やる気はあるのに途中で挫折「中タイプ」
- いくら片づけてもすぐ元通り「後タイプ」
すぐまた散らかるタイプ
私の場合は、結構モノを捨てて、まぁまぁキレイな状態を保っているつもりなのですが、実際には、よく散らかっています。
書類の整理整頓が苦手なのです。

まぁ、汚部屋だった頃のことを思えば、ずいぶん成長してきてはいるのですが。

キレイを維持するためには
キレイを維持するためには、2つのことが大事なんですよね。
- 定位置を決め、使ったモノをすぐ元の位置に戻す習慣をつける
- 無意識の行動、クセを直す
私の場合、「使ったモノをすぐ元の位置に戻す」ということがまだ習慣化されていないようです。

今もフラダンスで使っていた「イプ」という楽器を片づけないといけないのに、まだテーブルの上に置いたままです・・・。
2の無意識の行動・クセとは、片づけてキレイになったテーブルの上に、一番初めに置いたモノは何か?ということがポイントです。
小松さんはそれを「OKサイン」と呼んでいて、散らかることにOKを出す合図ととらえています。
それで言うと、私の場合は帰ってきたときのカバンかな?
カバンをテーブルの上に置き、中身とカバンそのものをすぐ片づけずに、長くそのままテーブルの上に載せておいています。
だから、カバンだけでなく、他の持ち物やパソコン・スマホ・ノート・ペンに加えて、本やチラシやハンドクリームやその他いろいろのモノがテーブルの上にあって、寝る前に片づけるのに時間がかかるのでした。
私にとっての散らかしはじめのサインであるカバンをすぐ片づけるようにすれば、もう散らからないのかもしれません。
パート別キレイ維持ルール
小松さんがキレイを維持するためのルールとして提唱していることを紹介します。
テーブル | モノを置かない |
書類 | 無駄な書類は元から絶つ |
本 | 増える前にこまめに減らす |
冷蔵庫 | 在庫チェックでダブり買いを減らす |
シンク | 食後の新習慣を |
クローゼット | ライフスタイルに合った収納に |
趣味・思い出グッズ | ブームが終わったらすぐ片づける |
シンクの新習慣とは、本来、料理しながら使い終えたものを適宜片づけるのが理想だけど、うまくできない人はせめて食後30分以内に片づけることをルール化しましょうという提案です。
料理しながら全然片づけられない人なので、テキパキ片づけられるようになりたいなぁとは思っています。
さいごに
わざわざ時間をとって片づけをしなくても、その都度、ササッと片づけていけばいいんですよね。
いったん散らかすから、片づけをしないといけなくなるのです。
そう言えば、海外旅行で翌朝の出発が早い時などは、スーツケースの中から翌朝使うモノだけ出して、使ったらすぐ片づけますよね。
そのイメージでいけばいいのかなとわかってきました。
片づけに対する意識がグンと上がる本でした。
今回、私は、この『魔法のかたづけ・収納術』をAmazon Kindle Unlimited 読み放題で読みました。
他にAmazon Kindle Unlimited読み放題で読んだ本を載せておきますね。
ブログランキングに参加しています。
下のお花を「ぽちっ」と押して、応援していただけると嬉しいです。

