お片づけ上手な漫画家 卵山玉子さんの『マンガでわかる片づけ ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』を読みました。
猫が人間の言葉をしゃべって、いろいろお掃除のアドバイスをしてくれて、その通りにやっていくとどんどんお部屋がきれいになっていくのが漫画でわかりやすく描かれています。
そして、「片づけ心理の専門家」空間心理カウンセラー 伊藤勇司さんがコラムで解説してくれます。
最終的に主人公トモエさんの部屋は見事に片づいていくのですが、本当に変わったのは部屋ではなく、トモエさん自身だったのです。
片づけの本質は、部屋を変えることではなく、「部屋が片づかなくなる状況を招いた”自分”を変えること」。
部屋はただ自分の心を映している鏡なんですよね。
家の中がいまいちスッキリしていないと感じている私は、心の中もまだスッキリしていないということです。
ネコちゃんのアドバイスから、なるほどと思ったことを書き出しておきます。
皆さんにも参考になれば幸いです。

捨てにくいモノの捨て方
片づけていこうとする時、必ず「捨てにくいモノ」が出てきます。
「親しい人にもらったモノ」や「思い出の品」です。
他人への想いや過去の想いが付随すると、人は手放せずに執着してしまうのです。
そういった、モノに付随している想いを切り離して考えてみることが大事です。
モノが必要なければ手放し、想いは心の中で受け取っていけば良いのですよね。
そんな発想で手放せないモノを捉えていくと、気持ちの整理がつきやすくなります。
今の自分が大切にしたい想いを表現するような空間づくりをしていけば良いということなのです。
後回しにする方が面倒になるから、今すぐやる
すぐやると小さな労力で済むのに、先延ばしにすればするほど、大きな労力が必要になり、 物事が停滞しやすくなりますね。
大きな行動より、小さな一歩を毎日続ける方が大事なのです。
以前の私はいつも大掃除をしていました。
強い洗剤を使ってつけ置きし、さらにゴシゴシこすって素材そのものまで傷ませてしまったほどです。
お風呂やキッチンは、特に使い終わったらすぐきれいにしておくと洗剤を使わなくてもサッと洗うだけできれいを保てます。
窓をきれいに
1日1回でも窓の開け閉めをして、家の中に外気を循環させると家の中の空気感はすぐに変化します。
それはわかっているのですが、寒い北陸の冬、なかなか窓を開ける気持ちになれませんでした。
でも、窓を開け、さらに窓ガラスをきれいに磨くことで、透明な窓から外を眺めることができます。
家の中をきれいにしようと思ったら、窓をきれいにして光や風を入れることもやっていかないとダメですね。
さいごに
家の中をきれいにしたいと思ったら、片づけ+掃除ですね。
ただ捨てるだけでは、自分が本当に心地よいと感じる空間にはなりません。
モノが少なくなった時点で、毎日、良い「氣」を入れし、掃除をしてはじめて気持ち良い空間になるのだと思います。
淀んでいたらダメなんですよね。
花粉症の人には窓を開けるのがツライかもしれませんが、私はやっぱり、これから暖かくなるので、どんどん窓を開けようと思います。
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その簡単な掃除をマメにするところが大事。
そのなかなか捨てられないモノがあるのが悩みです。