『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す- 50歳からの食養生-』by 森下 敬一 基本は、「適塩・玄米食」

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薬よりも、食べるものを変えることで血液の汚れを解消して細胞を活性化させ、病気を治していこうというのが森下自然医学の考え方です。

森下自然医学では、ほとんどの病気の原因を「血液の汚れ」と捉えています。

血液を正常な状態に保てば病気を予防できるし、病気になった時もドロドロになった血液を浄化することで体を細胞レベルから回復できると。

悪いところがあれば切除すればいい、 取り切れない部分は抗がん剤でやっつければいいと考えている人には、受け入れ難いかもしれません。

でも、私は、人間の身体は神様が作った完璧なものであり、それを一つとしてなくしてはダメだと思っています。

森下自然医学の「適塩・玄米食」で病気を防ぐ、治すというやり方について、学んだことを紹介します。

食養生とは

「食養生」というのは、日本に古くからある考え方です。「食べ物で生命を養う」ということです。

食べるものに気をつけることで、身体の自然治癒力を高め、病はもとより「未病」-現在は病気ではないが条件次第では発病に至る-さえも防ごうという考え方です。

森下自然医学では、病気になってから治すのではなく、病気にならないような生き方を大切にして、食事重視の提案をしています。

日本は世界に誇る長寿国ではありますが、健康寿命の後、10年あまりも寝たきりや要介護の状態になって過ごしている人がほとんどです。

そうなりたくないなら、今から毎日の食事をどうしなければならないか、ちゃんと考えておく必要があります。

薬が病気を治すわけではない

薬が病気を治すわけではないと思います。

一般的に、薬はあくまでも対処療法であり、症状を和らげるけれども根本治療にはなっていません。

最終的には自分自身の自然治癒力によって回復するのだと思います。

薬を飲むことで、必ず副作用があります。また、放射線治療や抗がん剤によって、良い細胞までダメージを受けます。

人間は食べた物によってつくられている

ヨーロッパとアジアでは、風土が大きく異なります。

ヨーロッパは、概ね寒冷で乾燥した気候で、土壌はアルカリ性です。

アジアは、高温多湿で、土壌は酸性です。

そのため、それぞれ育つ植物が違います。

ヨーロッパでは農業は牧畜主体で、農産物は肉や牛乳が中心、小麦からパンを作ります。

それに対し、アジアは、水田で米を作り、畑で野菜を作る農業です。島国では魚もよく食べます。

日本の「米を中心に、野菜や魚介類を食べる」という食習慣は、自然に恵まれていたために確立されたものなのです。

それなのに、今、ずいぶん日本人の食生活が変わってきました。

本の中で、昭和30年代に、日本はパンと脱脂粉乳(スキムミルク)の学校給食で多くの児童が飢餓から救われたという記述がありました。

私の小学校低学年まで、その脱脂粉乳というものが給食に出ていて、すっごく嫌だったのを覚えています。とにかくマズイんですよ。薄い膜が張っていて、それもまた気持ち悪くて嫌いでした。

アメリカは、第二次世界大戦後、余剰に生産される農産物を日本に売っていたみたいですね。

そこから、日本人の給食がパンと牛乳と肉になっていったようです。

ずっと、なんで日本でお米が余っている時も給食はパンなのかなぁ、週2回ご飯の日になってもなんでご飯と牛乳なのかなぁと不思議でしたが、いろいろ事情があるのですね。

そういう日本人がずっと食べてきた米や味噌汁を否定する動きに対して、森下先生は、日本古来の食文化「米・野菜・魚」を守り抜くために自然食運動を展開してこられたのです。

アメリカの化学肥料や農薬を大量に使った「化学農法」で、化学薬剤に汚染された農産物被害から日本人を守るために。

日本人は、肉食に適合していない

ここがショックな部分です。

欧米人は肉食の歴史が長く、身体が肉を食べることに適応しているようです。腸が比較的短く、肉食すると腸内に発生する腐敗物質を腸の中に長く留めない構造になっているのです。

ところが、古来、穀菜食習慣のために肉食に適応していない日本人は、肉をはじめとする動物性タンパク質を摂ると、腸内で異常発酵が起こり、便秘になったりします。

動物性タンパク質食品をたくさん食べると血液が汚れ、コレステロール値や血糖値が高く、粘り気があって色もドス黒い「血液ドロドロ」状態になるのです。

肉を食べる高齢者は健康だという説により、せっせと肉を食べていた私は戸惑っております。

ただ、肉食が盛んなアメリカにおいても現在は「理想は日本食」と言われていることも事実です。

アメリカの医療費が膨大になり、財政危機に陥っているため、食生活を改善して医療費を削減しようとしているのです。

また、コロナの死者が多いのも、アジアの国々に比べ、肥満率が高いのが少なからず影響していると思われますよね。

食べ物が血となり肉となる

「食べ物が血となり肉となる」と昔から言われていましたが、どうやって食べ物が血になったり、肉になったりするの?と疑問でした。

森下自然医学では、食べ物が腸の中で血液(赤血球)になり、血液(赤血球)が身体の細胞になると考えるようです。

食べ物が、口から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門と通過して消化されていきます。

その周りに、その消化物を運んで、身体全体に届ける血液組織があって、それを体細胞が取り巻いている構図です。

ちょっと難しいですが、森下先生は、「血液は骨髄ではなく、腸で製造される」と考えておられるようです。

小腸の絨毛組織において赤血球が造られ、それらが組織細胞に分化・発展していくのだと。

結局、言いたいことは、毎日食べているものが私たちの身体を造っているのだということです。

だから、日本人は日本人に合った食べ物を食べないといけないのです。

それが「米」なのです。

基本は、「適塩・玄米食」

森下先生のお茶の水クリニックでは、薬は使わず、食事の質を改善することで病気を根治させています。

基本は,「適塩・玄米食」で、肉・牛乳・卵を食べない。

さらに、化学塩ではない自然塩を適切に摂りながら、白米・白砂糖・化学塩などの精白食品をやめるのがポイントです。

「三白食品」の白米・白砂糖・化学塩は、精製されることで必須ミネラルが削ぎ落とされてほとんど化学物質に近い存在になり、血液を汚し、細胞機能を損ねるのです。

その点、玄米は栄養バランスが取れています。胚芽がビタミン・ミネラル・酵素を含む栄養分の宝庫です。

老廃物を輩出して、汚れた血液の性状を正常に戻すだけでなく、健胃・整腸・強肝作用もあります。

かつての日本人はみんな玄米を食べていて、白米になったのは江戸時代からだそうです。

玄米の方が白米より残留農薬が多いという説を私も気にしていたのですが、まったく心配ないそうです。

玄米には、有機水銀や老廃物を排出する機能があるとのこと。

実際に生理レベルでチェックしても、体内に残留する農薬は、玄米食を続けている人の方が白米食の人より少なくなっていたそうです。

それから、質の良い自然塩を摂ります。化学物質の塩化ナトリウムはダメなのです。

さいごに

何を食べたら良いのかをまとめておきます。

  • 玄米など未精白の穀物、自然栽培の野菜、野草
  • 豆乳など大豆加工食品、海藻類、小魚、貝類
  • 味噌、醤油、自然塩、黒砂糖、熟成ハチミツ、オメガ3系植物脂などの自然調味料
  • 漬物、納豆、乳酸菌飲料、酒など発酵食品
  • その他、間食するなら、木の実、せんべい(玄米、雑穀)、季節の果物など

「まごわやさしい」で選ばれるような食品ですね。

最近、発酵食が盛んな金沢では「まごわやさしいこ」と言って、最後に「こ=糀」が加わっていますよ。

発酵した食品の持つエネルギーは素晴らしく、日本人に合っていると思います。

私は、ヨーグルトは苦手で、豆乳グルトが私の便秘解消に活躍してくれています。

それから、今年から玄米を食べ始めています。

最初の頃、少し胃もたれする感じがあったのですが、ちゃんと炊飯器の玄米モードで炊くと全然大丈夫になりました。

30回よく噛むというのはまだできていませんが。

白米を玄米に替えたりするのも、少し割高になってしまいますが、将来的な10年分の医療費・介護費を考えると、病気にならない可能性を高める方が絶対いいと思えます。

もう若くないわという人は、もうそろそろ、自分の身体のことを考えて食事を見直してみませんか?

偉そうなことは言えませんが、少しでも日本の医療費が削減されて、将来の子どもたちの負担が減るように心がけたいので、協力していただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!