『ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」』by平田一夫 次の夢は日本の子供の貧困と教育格差の解消だ

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赤字続きだったソニーを復活させた元社長 平田一夫さんは、今はもうソニーにはいません。

ソニーを立て直した後、平田さんは経営を信頼できる相棒に任せ、自らは次の夢に向かって歩き出しているのです。

平田さんの次の夢とは、日本の教育です。

恵まれない子供の貧困と教育格差の解消のために、何か貢献できないかと考えているのです。

いまや日本の子供の貧困率は13.5%、特にひとり親世帯では48.1%という深刻さです。

私も気になっていたのですが、国がなんとかできないものだろうか・・・なんて、逃げ腰でした。みんなそうですよね。

平田さんは、コロナ禍でさらに悪化すると思われる子供の貧困問題に真っ向から立ち向かおうとしているのです。

単に寄付をするというのではなく、せっかくビジネスの世界で鍛えられてきたのだから、子供たちにお金が回る仕組みを作れないかと考えているというのです。

すでにアイデアはあるようです。

例えば、チャリティー活動。

スパイダーマンの映画に大勢が出てくるシーンにエキストラとしてだてもらう出演権をオークションにかけてみてはどうか、というのです。

ソニーミュージックのアーティストのライブで、公演後にバックステージで記念撮影ができる権利をオークションしてみるのもいいかもしれない、と。

そして、その収益を恵まれない子供の貧困や教育格差の解消のために使うのです。

これには、モデルがあって、オーストラリアのソニーグループ各社が若者を対象とした社会貢献活動に力を入れていて、若年層のがん患者のケアに特化した施設を開設した実績があるそうです。

寄付に頼るのではなく、お金が回る仕組みを「非営利で」活動していくのです。

ビジネスの世界から引退しても人生は続いていく、という平井さんは1960年生まれ、私とほぼ同じ年齢です。

第2の人生を日本の教育のために、なんてカッコいいですよね。

この本『ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」』は、ソニーをどうやって再生してきたのか、今コロナ禍で経営に苦しんでいるリーダーたちに示すことと、日本の子供たちの貧困と教育格差の問題に関心を持ってもらうために書いたそうです。

貧困率13.5%とは、7人に1人が貧困、35人学級においてはクラスの中の5人は支援が必要な状況です。

さらに、ひとり親世帯では48.1%が貧困という現実。

私が教員をしていた時でも給食費が払えない家がありました。ちゃんとお風呂に入っているのかなと心配する子供も。また親に虐待されて家出して児童相談所のお世話になる子供も。

私は、何もできませんでした。

平井さんは、貧困による教育格差が次の世代へと連鎖していくことをとても心配しています。

誰もが気づいているけど、目を背けてしまっている事実に対し、「私は目の前にある課題が大きいほどやる気が出るタイプです。」と言い切る平井さん、素晴らしいですよね。

そして、これまでのキャリアで得た知恵やノウハウを生かして、少しでも格差の解消に役立ちたいと新たな闘志を燃やしているとまで言うのです。

平井さんは、「一般社団法人 プロジェクト希望」を立ち上げました。

プロジェクトには、投影するという意味もあるので、未来に希望を照らし出していきたいという意図が込められています。

調べてみましたが、まだ法人化されたばかりで詳しいことまでわかりません。

でも、この本を含め、平井さんの社外活動から生じる報酬をこの社団を通じて子供の貧困や教育格差の解消に取り組む団体などに寄付するそうです。

私もこの本を購入したことをとおして、ほんの少しですが貢献したことになります。

ぜひ、多くの人に興味を持っていただきたいです。

よろしくお願いします。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!