始末のいい暮らし方 by阿部絢子 ヨーロッパの暮らしから学ぶ質素倹約

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著者の阿部絢子さんは、生活評論家・消費生活アドバイザー・薬剤師という方です。

以前、『老親の家を片づける ついでにわが家も片づける』を読みました。

老親の家を片づける 「老い」の前に片づけ終える必要あり 団塊の世代はゴミ屋敷予備軍by阿部絢子

阿部さんは、年に1回、環境に関するシステムや暮らし自体がどうなっているかを調べに海外へ行き、現地の家庭でホームステイをしておられます。

辞書を片手にやっとやっと会話できる程度で、かなりしんどいということですが、それでもあえてホームステイを続けるのには理由があります。

ホームステイをとおして、その国の人たちがどんな様子で日々生活しているかを肌で感じることができるからなのです。

特に、料理を作る過程の作業も見れるというのが一番の勉強になるとのこと。

外国の人たちのリアルな暮らしの実態から、私たち日本人の今の暮らしを考え直してみるのも大切と思いました。

早速、紹介します。

ヨーロッパは食生活が質素

ヨーロッパと言えば、フランス料理など優雅なイメージですが、一般家庭の日常の食事は全然質素なんだそうです。

北ヨーロッパのオランダ、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、イギリスなど、特にオランダの食事が質素ということ。

朝も昼もパン、コーヒー、チーズだけなのです。

阿部さんは野菜不足が響いて、体調を崩してしまったほどです。

夜でも、温かいものは1品だけで、ホワイトアスパラにハムを添えたパン、あるいは手作りピッツァ、あるいはテイクアウト中華という感じだったらしいです。

よっぽど運が悪い家にホームステイしたんじゃないのか?と思うくらいですが、他の国でも似たようなメニューだったそうです。

イギリスは、朝はパン・紅茶・果物、昼はサンドイッチ、夜は市販のローストチキン・キッシュ・缶詰野菜とか。

北ヨーロッパは、もともと土地に滋養が乏しく、日本のような豊かな食材とは縁遠いのですね。

作ったり、後片づけしたりはすごく楽そうですけど。

冷蔵庫は貯蔵庫ではない

ヨーロッパの国々では、冷蔵庫収納は50〜60%だそうです。

冷蔵庫を開けた時、庫内に入っているモノすべてがわかる状態です。

冷蔵庫の後ろの壁が見えるという表現がわかりやすいですね。

私たちのように、冷蔵庫があるから買い置くのでなく、冷蔵庫はあくまでも残ったらしまう場所なんです。

冷蔵庫にある食材で食事する始末の良い循環を目指したいものです。

「始末」を心がける6つの習慣

気持ちよく暮らすために6つのことをやめなければなりません。

どれもその通りというものばかりです。

特に「しまいっぱなし」については苦笑いですよね。

1 食べっぱなしをやめる

食べたらすぐ後始末しましょう。

2 着っぱなしをやめる

買ったからには、しっかり着て、着つぶすくらいの気持ちで、日頃のお手入れをちゃんとしましょう。

3 住みっぱなしをやめる

ゴミの始末、汚れの始末をして、快適で清潔な生活をしましょう。

4 出しっぱなしをやめる

モノを使ったら、出したら、着たら、読んだら、手に取ったら、後始末をしましょう。

5 買いっぱなしをやめる

買っただけで使わないモノは、使い切ることが大切です。

備蓄も実際に使わなければ何のための備えだったのか、わかりません。

使いきれないモノは、早いうちに必要な人に譲るなど、買いっぱなしはもうやめにしましょう。

6 しまいっぱなしをやめる

「いつか使うかもしれない」「何かで役にたつかもしれない」と収納しているモノを定期的に始末の対象としましょう。

容量「枠」を決めておき、溢れたら始末するといいですね。

さいごに

阿部さんは地球環境についても強く訴えておられます。

地球環境への負荷について、他の国々では他人任せにしていないとのことです。

誰もが自分のこととして考え、自分の生活を見直し、できることから始めているというのです。

電力を使用すればするほど、燃焼後の二酸化炭素が多量に排出され、その気体は地球を覆う温室効果をもち、地球温暖化が加速されていきます。

暮らしの便利さを見直して、始末のいい暮らし方を模索していってほしいという提言です。

この本が2011年東日本大震災の後に書かれているものなので、なおさらその思いが伝わってきます。

私は、今までたくさんのモノを捨ててきました。

食べ物も衣類も本も家具も。

買いすぎでした。

たくさんあり過ぎて、全然大切にしていませんでした。

今は、これからの暮らし方を根本から考え直さないといけないと思っています。

そして、これから生まれ育つ子どもたちの環境が少しでも良くなるようにしたいと思います。

こちらの本もおすすめです。

老親の家を片づける 「老い」の前に片づけ終える必要あり 団塊の世代はゴミ屋敷予備軍by阿部絢子

それから、この本を読んで、早速冷蔵庫のモノを食べ尽くすチャレンジをしてみました。

なかなか大変でした。

家中まるごと棚卸し モノ別在庫管理作業 小物 編 食料品の在庫はどれだけある?【冷蔵庫・食品庫】

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!