暮らしの中に終わりと始まりをつくるby一田憲子 1日、1月、1年ごとに人生をリセットしていく暮らし方

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フリーライター一田憲子さんの『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』を読みました。

やっぱりライターさんの文章は上手ですね。

結構な量がある本ですが、グイグイ吸い込まれて一気に読みました。

この本のタイトルが「始まりと終わりをつくる」ではなく「終わりと始まりをつくる」とされているところに、一田さんの思いが詰まっています。

どんなことも「終わり」があってこそ「始まり」が生まれると思っているからだそうです。

サラサラと流れる水のように、途切れることがない日常では、まず「終わり」を見つけることが大事ということなのです。

元旦や令和に元号が変わる時など、節目のスタートには、誰もが新たな気持ちになって頑張っていこうと思いますよね。

でも、大晦日や平成の最後の方はどうだったでしょう。

なんとなくソワソワして、新しい年に突入していったような気がします。

でも、一田さんのように「終わり」をしっかり確認することって大事だなと感じてきました。

私は長い間、教員をしてきたので、毎年4月に新しい生徒との出会いがあり、翌年3月に別れる。

それをずっと繰り返してきたので、普通の人よりうんと「終わり」と「始まり」を意識してきたと思うのですが、私の場合は「始まり」と「終わり」だったなと思います。

「始まり」はメチャクチャ気合い入って張り切って、「終わり」はもうクタクタでヘトヘトでした。

だから、いつも消耗していましたね。

そんな意味でも「終わり」を大事にする考え方がとても新鮮でした。

一田さんがどんなことに気をつけて、暮らしているかを紹介します。

昼食をゴールに、午前中を「とっておき」の時間にする

フリーライターの一田さんは、午前中が原稿執筆作業の時間です。

ひたすら「書く」ことに集中するそうです。

11時くらいに疲れてくるけど、もうひと頑張りして12時にキッチンへ向かい、昼食の準備を始めます。

昼食が午前中の仕事の「終わり」であり、「ゴール」なのです。

お気に入りのパンと野菜スープと紅茶のスペシャルランチ。

昼食を境に仕事のペースを緩め、昼寝したり、掃除したり、アポイントを入れたり、取材の準備をしたりと、午前と午後で仕事モードを切り替えます。

今、在宅でお仕事をしている人も増えていると思います。

メリハリ大事ですね。

自分で「終わり」と「始まり」を決めて、気持ちを切り替えることで、「やりたいこと」も「やらなければいけない」こともこなしていけます。

1日の終わりにキッチン周りを掃除する

1日の終わりにガスコンロやシンク周りの掃除をしてピカピカになったキッチンを見ると「よっしゃ!」という気持ちになるそうです。

疲れていてしない日もあってもOKということにしているそうですが、不思議と原稿の締め切りに追われている日の方がテキパキモードになっているから、キッチンまで一気に片づけるようです。

1日の終わりと始まりに体重を測る

同じような毎日を送っているのに、驚くほど数字が変化することを不思議ですよね。

自分の体の変化はなかなか気づきにくいものなので、数字で確認するのは大事です。

1日を振り返る

お風呂では、じっくりゆっくり時間を過ごし、自分と向き合う時間にしているそうです。

そして、寝る前に、その日あった「いいこと」を思い出すようにしているとのこと。

できれば「あ〜、幸せだな」って思いながら眠りに落ちたいものですよね。

仕事が一段落したら書類を捨ててピリオドを打つ

一田さんは、「紙もの整理デー」を作って、終わった仕事に落とし前をつけるということをしているそうです。

仕事が一段落した時、ゴミ袋に、大量の原稿、手書きの撮影コンテなどをビリビリ破って捨てていくのがまた爽快とのこと。

その都度、捨てていけば溜まらないのだろうけど、お仕事の性質上、本が出版された1〜2週後を目処に処分されます。

出版後すぐは「直し」や「再確認」があるかもしれないからです。

この一気に関連書類を処分することで、その1冊に関わったすべてのプロセスをリセットしていくということなのです。

確かに、一つ一つの資料をだらだら残しておいたら、次の作品に取りかかれませんよね。

捨てるって大事です。

私も教員だった時、学校を異動する時に段ボール箱いっぱいに資料を詰め込みますが、次の学校で役に立ったものはほとんどありません。

ひどい人なんて、ずっと段ボールに入れたまま部屋に置いてあるって言ってました。

ここでもやっぱり「終わり」をきちんと見極め、不要になったモノを捨てるという作業が大事なのです。

これは多分、すべての人のすべてのことに共通すると思います。

「終わる」ことで、次が「始まる」のです。

ひと仕事終えたら、花と本を買って帰るというのも素敵なことだと思います。

年末年始もメリハリをつけて

年末は海外旅行をして、お正月は実家へ帰るようにしているという一田さん。

以前は海外で年越ししていたこともあるそうですが、今はご両親とあと何回一緒にお正月を過ごせるかなと思うと帰りたいという気持ちが強くなってきたそうです。

今50歳の一田さんの思いが伝わってきます。

1年の始まりにタオルを全部取り替え、新しい手帳にスケジュールを書き込む。

「終わり」と「始まり」を一番意識する瞬間です。

さいごに

年末年始や月末・月初めなどは、カレンダー上で決められているから「終わり」と「始まり」を意識しやすいです。

でも、ひと仕事終わった時に、その資料を全部処分して「終わり」を決めないとダラダラしてモノを残したままにしてしまいます。

そうやって、終わっているモノがどんどん溜まっていくものなのです。

自分で区切りをつけることを見習っていきたいと思いました。

そして、気持ちを切り替えて、リセットした後は、いつもリフレッシュして元気でいたいですね。

ちょうど50歳くらいの人が読むととてもしっくりくるような気がします。

もちろんそれ以上の年齢の人は、これからは自分で自分の人生に節目を作っていかないといけないことを十分自覚する必要がありそうです。

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!