『帰りたくなる家』の生活メソッド 元祖スーパー主婦 山崎美津江さんのアドバイスがすごい

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元祖スーパー主婦 山崎美津江さんの『帰りたくなる家-家の整理は心の整理-』を読みました。

婦人の友社から出版されるスーパー主婦の方の本ということで、少し身構えて読み始めたのですが、読んでいて深く共感することばかりでした。

それは、山崎さんが子どもの頃、とても忙しい家庭に育ち、お母さんから家事の仕方を習わなかったので結婚・出産後、とても苦労したと書いてあったこともありますが、別の部分で私がとても心が動かされたことがあります。

山崎さんがさりげなく書かれていることなのですが、山崎さんは13年前に娘さん(長女)を30歳で亡くされています。

そして、その娘さんのお子さんを引き取り、9ヶ月から2歳まで手元で育てられたそうです。

どんな思いで過ごしてこられたのか、想像するだけで泣きたい気持ちになります。

それなのに、今、笑顔で、講演したり、ご自宅をオープンハウスとして多くの人に見せ、家事のコツを伝授しておられます。

何よりも深い悲しみを乗り越えられた方から学ぶことはたくさんあります。

家事や育児でてんてこ舞いになっている若いお母さんを助けてあげたいというあたたかい気持ちが随所に伝わってきます。

こんなに素直に人生の先輩の声を聞けるのも嬉しいものです。

私が「なるほど、そうすればいいのか!」と深く感心したことを紹介します。

「ただいま動線」が家の秩序をつくる

「ただいま動線」って、私は初めて聞く言葉です。

家へ帰って、カバンはどこに置く、アクセサリーは?、子どもなら汚れた体操服は?、プリントは?

それぞれの動線が決まると置き場所が決まるということです。

逆に言えば、「ただいま動線」をきちんと決めれば、モノは収まるべきところに収まり、家は整うのです。

お母さんが帰宅後、大急ぎで夕食準備に取りかかる時、カバンを食卓の椅子やリビングに置きっ放しにしていると、それが呼び水となり、家族もその周りにモノを起き始めます。

これが片づかない原因だということです。

確かに、自分が片づけないで、子どもに片づけなさいと言っても無理がありますよね。

「ただいま動線」は、カバンの中のモノを置き場所に戻し、次に使う時にすぐ準備できる状態にしておくまでの流れなのです。

そう言えば、我が家が子育て真っ最中の時期、私はカバンを台所に置き、娘はリビングに置き、いつも出がけにあれがないこれがないと慌てていました。

カバンの中でさえ、モノが行方不明になっていたのは、全然「ただいま動線」ができてなくて、置き場所に戻っていなかったからですね。

私がカバンの中のモノを全部出して片づけるようになったのはつい最近のことなので、「ただいま動線」については全くもって「その通り」と頷くのみです。

終わりの時間を決める

「時間を整理する」という章では、「終わりの時間、決めていますか?」と問いかけがありました。

いつも予定の半分しかできないという私のような人は、1日のスケジュールを立てても「終わりの時間」が曖昧だから時間通りに終わらず、次の予定が時間通りに始められないということです。

ガーーーンと響きました。

掃除をしていたら、子どもを公園へ連れて行く時間がなくなってしまうというお母さんに「掃除の終わりの時間を決めてみたら?」とアドバイスしたと書いてありました。

これは、私がいつも陥る失敗です。

やりだすと止まらなく、大事なことをする時間がなくなってきて、慌ててやったり、やれなかったりするのです。

そして、いつも「またできなかった、ダメな私」と落ち込んでしまうのでした。

「生活時間しらべ」をして、何に何分かかるか、調べてから計画を立てると良いのです。

そして、やってみると意外と素早くできることもわかります。

家事の中には2分でできる仕事、5分でできる仕事、10分でできる仕事があるので、終わりの時間から考えてできることをやるというわけですよね。

超めんどくさいと思い込んでいるアイロンかけでさえ、10分あればできるわけです。

家事は溜め込まなければ、短時間でできることばかりです。

家族が動きやすい仕組みを作る

山崎さんの旦那様は、定年退職してから家事をし始めたそうです。

朝食の準備をするのが旦那様の仕事で、山崎さんはコーヒーを淹れる担当なんだそうです。

最初は、上手にできない旦那様に対して頭ごなしに否定してしまったと後悔されています。

今は換気扇カバーを換えるのも旦那様の仕事で、旦那様は新しいカバーに交換した日付をマジックで記入しているのを見て感心したとのこと。

家事を引き継ぐ時は、細かい指図をするのでなく任せることが大事と言っています。

山崎さんは週2回お仕事に出る日があるので、そんな日は旦那様が昼食を作って食べます。

わかりやすいように冷蔵庫の中のモノは整理整頓され、全てタッパーにラベルが貼られています。

さらに、使いやすいように一緒に使うモノはトレーごとにまとめています。

これならどこに何があるか一目瞭然です。

残ったおかずもトレー「おかず」とラベルが貼ってあるところに戻せばいいわけです。

また、野菜は切っておいたり、茹でておくと、使う時、楽ですよね。

お孫さん用の食器も置いてあり、場所がちゃんと決まっているので、お孫さん自身が用意したり片づけたりできます。

こんなふうにすればわかりやすいなぁとわかっているのになかなかできませんね。

でも、家族と一緒に暮らす場合、ラベルを貼るのは絶対大事です。

そういう一工夫があれば、自分ばっかり家事をして・・・とプンプンにならなくて済んだんだよなぁと深い反省が込み上げてきます。

友達も旦那様が退職して料理を始めたと言っていたので、2人でキッチンを使う時はとにかくラベルを貼るに限ります。

さいごに

山崎さんは『婦人の友』読者の集まりである「友の会」に所属して、わからないことをたくさん教えてもらったと言います。

家事はきちんと習う機会が少なく、自己流でやっていて効率が悪いことも多いと思います。

洗剤や掃除道具の使い方一つとっても、先人の知恵を借りて、そのあとで自分なりにアレンジしていくのがいいと思います。

正直、もっと昔風の丁寧なやり方かと身構えていたのですが、全然違っていました。

今の若いお母さんが習うのにちょうど良いシンプルさです。

娘さんやお孫さんがいるから、今の現状をよく把握されてのアドバイスです。

とにかく、母親として子どもを失うという最大の悲しい出来事を乗り越えて、笑顔で若いお母さんたちを助けてあげたいと思う優しさが素敵です。

そして、旦那様と一緒にお孫さんのお世話をしている写真がとってもいいなぁって思います。

こんな人になりたいな、そう思った本でした。

もちろん家事の技術的な部分もすごく参考になります。

女性だけでなく、家事を始める男性も読んでみられたら良いと思います。

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!