キングコング西野『新・魔法のコンパス』を読めば、お金・広告(集客)・ファンを手に入れる方法がわかる

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キングコング西野の『新・魔法のコンパス』を読みました。最高ですね。10万部突破の大ヒット作『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』から3年、それをまるっきり書き直して、まったくの新刊として文庫本で発刊するなんて、さすが西野です。

もともと、はねるのトびらの時から西野のファンだったので、こんなにいいなぁと思ってしまうのかもしれないけど、その分を差し引いても、この本は若者へ向けたビジネス書として最高だと思います。

若者へ向けたと書きましたが、実は、若者じゃない年を重ねた私たちの世代にもビンビン響きます。西野自身そこまで計算しているか、わからないけど、子どもから大人まで、そして「夢見る気持ちを忘れてしまっていた人」にまで温かく力強く背中を押してくれます。

文庫本なので、660円(税別)と安いです。ぜひ手にとって読んでみてほしいと思うので、私がどこにそんなに感動しているか、精一杯伝えてみようと思います。

この本は、夢を実現するための「資金の集め方(お金)」と「お客さんの集め方(広告)」と「具体的にファンの作り方(ファン)」が書かれています。

夢への挑戦を阻む「お金」の問題の解決法

夢への挑戦を阻む要因として2つ。一つは「お金」であり、もう一つは「集客」。まずは「お金」から解決していきましょう。

お金は労働の対価でなく、価値の対価

西野は、お金は「労働の対価ではなく、価値の対価」と言います。山の上のジュースは、価値があるから高いのです。たとえ安い手段で運べたとしても、山の上で飲むジュースは高くてもみんな満足して美味しいと感じて飲むのです。

西野の話によく出てくる「ホームレス古谷」は、1日50円で働いたらみんなから感謝され、クラウドファウンディングで結婚式の資金を募ったら250万円も集まったという人ですが、その古谷を批判する人がいました。

「自分の結婚式は、汗水垂らして稼いだお金でやれ」というものです。いかにも言いそうな人があちこちにいそうですね。

それに対して、西野はズバリ、『お金の本質はそこじゃない』と言います。汗水垂らして働くことと収入は必ずしも比例関係にないのだと。お金が欲しければ苦労しろというのは、もはや時代遅れなのです。

そして、西野は「あなたの結婚式ではご祝儀を受け取ってないんですね」とトドメは刺さなかったよ、なんて笑っちゃいますよね。議論をするときは相手の逃げ道を作ってあげるのが大事まで言うあたり、どっちが大人なんだかわからなくなりますよね。

今は、大人の言うことは必ずしも正しくないばかりか、こうやって足を引っ張るんです。この勢力に勝たないといけませんよね。

具体的に、収入を増やすには

では、具体的にどうやったら収入が増えるのかについては、西野が『革命のファンファーレ』や『新世界』に書いてあるのですが、この本の中でも簡潔にわかりやすく書かれています。

要は、自分の希少価値を上げるしかないのです。100万人に1人の逸材に、は無理としても1万人に1人の存在になることです。

どうやったらなれるかと言うと、複数の職業を掛け持つのです。

お笑い芸人+絵本作家+オンラインサロンオーナーの西野に、TOYOTAが「新型クラウン」のラッピングカーのデザインを依頼してきたそうです。その『特別な人』だから受けた仕事を、西野はオンラインサロンのメンバーや自分のファンを巻き込み、話題にしていくこと自体が、TOYOTAに期待されていることなのです。

『特別な人』のところにお金が入っていく仕組みが伝わったでしょうか。

お客さんはどうやって集めるか(広告)

夢への挑戦を阻む要因の2つ目が「集客」問題です。西野は『広告』と言っています。

お店の商品がどうやったらみんなに買ってもらえるか、まずその前に存在を知ってもらえるか、そこが重大ですよね。

苦手な人がほとんどであり、このやり方がわからずに失敗している人もたくさんいます。

でも、誰も「こうすればいいんだよ」なんて具体的に教えてくれません。西野は、ハンドルをお客さんに握らせることだと言います。

ニュースを出すのではなく、ニュースになることが大事なんだと。

つまり、情報を受け取った人の発信力を使え、と言うのです。一方通行の広告は「念仏」だそうです。耳が痛い人も多いはず。

今の時代は、クリエイター(発信者)とオーディエンス(受信者)の間に、セカンドクリエイターが大勢できていて、その人たちを巻き込むことがポイントです。セカンドクリエイターを共犯者にしていくと、その人たちがそのままお客様になっていくと言うのです。

「今は、オーディエンスの数自体が少ない現状だから、間違ってもそっちへ球を投げちゃダメだよ」って助言、すごくないですか。

自分の「ファン」を作ろう

「ファン」の定義について、西野の言っていることがストーンと腑に落ちたので紹介しますね。

「ファン」の定義

ファンは、理念を支持してくれる人です。目まぐるしく環境が変わって変化しないと生きていけない時代に、変化を否定してしまう人は「ファン」ではなく「ドリームキラー(夢を壊す人)」である。

「にわかファン」を否定する「コアファン」も「クレーマー」であり、コミュニティを破壊するのは「幅を利かせる古参ファン」

自ら「ファン」を名乗る人の意見を全て受け入れてしまうと必ず路頭に迷うから、「ファン」の線引きはハッキリさせておいた方がいいよというアドバイスは、深いものがあると思いませんか。

ファンを作るための「物語」の作り方

人間の満足度は、「ハイスコア」でなく「伸び率」です。95点の人が96点になるより、0点の人が50点とった方が感動します。ヒット作のストーリーは『N字型』だそうです。

負けがないと勝ちが薄まるんですよね。

西野はさらに言います。ヒットを続けるときは、もう一度谷を作って『W字型』にして行くんだそうです。今、15億円借金をして美術館を建てようとしているんです。ファンとしては、応援したくて自分もその過程を楽しみたくて、ワクワクしますよね。

さいごに

この本の中には、『この世界に失敗など存在しない』という2019年3月近畿大学平成30年度卒業式スピーチも載っています。感動しますから、ぜひ読んでみてください。

さらに、この本の最後の西野のメッセージが実にカッコイイのです。本当に最後の部分だけ載せちゃいますね。

冒頭から先輩面して偉そうに語っているけど、ボクもキミと同じ「挑戦者」なんだよ。いつか、お互いの活動の報告ができるといいね。お互いに頑張っていれば、今いる場所よりもずっとずっと先で必ず会えるから、その夜にまた話をしよう。胸を張って話せるようにボクも頑張るから、キミも頑張って。

よろしければこちらも読んでください。
キングコング西野 革命のファンファーレ お金より信用が人を動かす時代になった

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この記事を書いた人

さわこ

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!