アドラー心理学 小倉 広 著『任せるリーダーが実践している1on1の技術』が世界を変えていく

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「アドラー心理学のカウンセリング技術を企業経営に活用することで世界が変わる」きっと変わると思います。

組織人事コンサルタント、企業研修講師、心理カウンセラーの小倉 広さんが書かれた『任せるリーダーが実践している1on1(ワン・オン・ワン)の技術』を読みました。

大量生産・大量消費して経済を成長させてきた時代は終わりました。これからは、人がどのように助け合って生きていくかが重要になってきます。

アドラー心理学の「共同体感覚(他者を助け、喜ばせることを喜ぶ心。協力する能力)」が、大切です。

外国人の受け入れも進むことでしょう。会社の中に20代の若者と70代の高齢者、そして30代〜50代の管理職が、さまざまな価値観で一緒に働きます。

何が正しいかではなく、共感的理解を持って、無条件に肯定的に受け入れることが重要になっていきます。

どうすればそんな多様性の中で、皆が生き生きと仕事し、最大限に生産性を高めていくことができるのか、そのためのノウハウが込められている本でした。

1on1(ワン・オン・ワン)とは?

まず、1on1(ワン・オン・ワン)とは、何かを押さえておきます。

1on1ミーティングのことで、「上司と部下の間で、週1回〜月1回、30分〜1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」です。

1on1を導入している会社は?

現在、1on1を導入している企業は

インテル、マイクロソフト、グーグル、ヤフー、グリー、クックパッド、日清食品、カルビー、村田製作所、モノタロウ・・・などなど。

まだ、会社全体で公式制度として取り入れるまでには至っておらず、研修として小倉さんを講師に招いて学んでいる最中というところもかなりあるようです。

1on1は、人事考課面談とはどこが違うのか?

上司と1対1で話すと言えば、人事考課面談を思い浮かべますよね。

どこが違うのか、表面的な大きな違いとしてまず3点

1 頻度

人事考課面談は、半期に1度程度だけど、1on1は毎週もしくは隔週もしくは月に1度

2 時間

人事考課面談は、最短5分程度から、1on1は最短30分から1時間程度

3 テーマ

人事考課面談は、設定した目標の達成、1on1は中長期的な深ィィ話(緊急ではない重要事項)・キャリア形成、業務における成功体験・失敗体験の振り返りと内省、概念化(経験学習)、上司にサポートしてほしいこと、どこから手をつけていいかわからない仕事の悩み、同僚や他部署との人間関係やコミュニケーションの問題、経営の方向性・千里役に対する疑問や意見、中長期的な業務の改善・改革、プライベートの悩み、上司に知っておいてほしいことなど。

うわー、こんなことも相談できるの?それってすごいなぁ・・・って思ってしまいますよね。

上司に必要なスキル

1on1が成功するためには、上司は相当のスキルが必要です。

1 傾聴

傾聴とは「相手の話を注意深く共感してていねいに聴く」ことです。

2 勇気づけ

勇気づけとはアドラー心理学のカウンセリングの技法です。アドラー心理学における勇気とは「自分には能力があり、周囲の人は仲間である」という感覚です。

3 質問

上司が部下に効果的な質問を投げかけることで、部下の頭の中に空白が生まれ、部下はそれを埋めようと思考を深めます。

4 フィードバック

フィードバックは、「目標と部下の行動とのギャップを部下に伝えること」で効果的に用いられれば教育的効果が高まります。

5 結末を体験させる

アドラー心理学における独特の教育技法で、相手に答えを教えるのでなく「失敗も含めた体験」をしてもらい、そこから学んでもらうスキルです。

さいごに

どうやったらスキルを身につけることができるのだろうか、と不安になりますね。でも、大丈夫。そのために、小倉さんが企業へ出向いて講演や研修を行なっているのです。

具体的には、それぞれの組織に応じたアドバイスをもらって、やっていけばよいのだと思います。

とにかく、これからの組織にはうまく人間関係を構築していくための技術が必要です。

まずは、全ての組織のトップがこの本を読んだらいいと思います。

そして、実は、組織に所属していない私も、家族や周りの人との関係性において、1on1のミーティングをしていきたいなぁと思っていることを書き加えておきます。

著者の小倉 広さんには、富山朝活のセミナーでお会いしたことがあります。

その時の記事は、こちらです。
小倉広さんのセミナーを受講して、アドラー心理学を日々の生活に生かしたいと思う。

とても気さくで話やすくいっぺんでファンになりました。

日本中にアドラー心理学が広まったら、どんなにみんな生きやすくなるだろうと期待しています。

部下が一人でもいる人には、絶対読んでもらいたい本ですね。部下がいっぱいいる人はみんなで読んでください!

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