鳥居祐一さんの『遠慮しない生き方』を読んで、これからの人生が楽に感じられるようになりました。私のように、心に負い目を感じ、自分が幸せになることに遠慮している人にオススメしたいです。
人生は、自分が思っているより、うんと短いかもしれない
もし、明日が人生最後の日だったら、うんとわがままを言えるのに、100歳まで生きて寝たきりになったり、認知症になってしまうかもと考えたら、家族に迷惑をかけないように静かに穏やかに過ごしたい、そう思ってしまいます。
しかし、鳥居さんは「遠慮しない生き方」を提唱します。
100歳まで生きるかどうか、誰にもわからない。人生は、自分が思っているより、うんと短いかもしれません。そしたら、いつのタイミングでわがままを言ってもいいのだろうかと考えてしまいました。
「遠慮しない生き方」=「誰にも遠慮せず、とことん自分らしく生きる魅力的な生き方」
遠慮しない生き方と聞くと、他人の迷惑を顧みず、わがままを言う人と考えがちです。
私のように長い間、教員をしてきた者にとって、わがままはもっともいけないことでした。
しかし、その枠組みが私自身を苦しめてきたことにも気づいています。
「叡慮しない生き方」は、「誰にも遠慮せず、とことん自分らしく生きる魅力的な生き方」なのです。
そういう生き方をしている人を見て、みんな「あの人と一緒にいると楽しそう」「あの人と知り合いになったら面白そう」と思うのですよね。
それがわかっていながら、逆に私はそういう生き方はできないと否定してきました。
私がこの本をオススメする理由
最近、退職してスタジオ経営をしてからの私と出会った人には、私が自由を謳歌していると思われていることでしょう。
確かに随分変わってきたのは事実です。
でも、この本を読んで、私は自分がすごく娘たちに遠慮していることと向き合わなければなりませんでした。
私のわがままで離婚して、私自身は楽になったけど、娘たちを父親がいない子どもにしてしまったという負い目をずっと感じながら生きてきました。
そのため、自分自身の最期、娘たちに迷惑をかけたくない、そして何より娘たちに嫌われたくないのです。
そんな遠慮を抱えながらの関係は、娘たちが大人になるにつれ、ギクシャクしていきました。
私が私らしく生きることを一番認めていないのは、私自身でした。
私が幸せいっぱいになってはいけない、有頂天にならず、いつもしっかりしていなければならないと心にブレーキかけ続けてきたのです。
そんな頑なな私の心の奥底にまで、この「遠慮しない生き方」は、グイグイ入ってきました。ありがたいです。自分で破れなかった壁が一気に破れたのですから。
私自身が楽になれたというのが、この本をオススメする理由です。
自分が我慢したら周りが幸せになると勘違いしている人にオススメしたい
ズバリどんな人にオススメしたいかと言うと、私のように「自分が我慢したら周りが幸せになると思いっきり勘違いしている人」にオススメしたいです。
そういう人は、この本を手に取らないかもしれないけど。
でも、そういう人に必要です。
さいごに
人生は短い。遠慮している暇はない。
私のように心に負い目を感じ、自分が幸せになることに遠慮している人にこの「遠慮しない生き方」をオススメしたいです。
どうやったら「遠慮しない生き方」ができるか、具体的に書かれているので、読んだら即実践しましょう!
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