90歳の母が、姉のスマホ用ポシェットを欲しいと言って・・からの「ありがとう」

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これは母の悪口ではありません。むしろ、いいなぁと思っていることです。

90歳の母が、姉からもらったスマホ用ポシェットの生地が傷んだので、新しいのが欲しいと私に言ってきました。

それで、私はすぐ姉に連絡。

「また、同じようなのがない?」と尋ねると、姉は「以前、他の人に作ってもらったものだから、もうないよ。」とのこと。

そうか・・・と思いながら、ついそのまま忘れていると、母は直接、姉に「スマホ用ポシェットが傷んで新しいものが欲しいとさわこに頼んであるけど・・・」と訴える。

そして、姉が下げているスマホ用ポシェットを見て、「そんなのが欲しいんや」と言う。

そこで、いろいろ話があったのか、なかったのか、結局、姉は自分が使っていたものを母にあげることにしたようで・・・。

母はとっても喜んでいた。

そして、姉は、「もう一回買わなくちゃならなくなって、(以前買った)ニトリへ行ったけど、期間限定品だったのか、もう売っていなくて、自分の分がなくなった・・・」と言って、笑ってた。

90歳の母、恐るべし。

90歳の母は強し

69歳の姉も62歳の私も,しっかりしないと、90歳の母に吸い取られてしまう(笑)

姉にもらったポシェットをかけ、片手に紙袋を持ちながら、杖もつかず、さっさと歩いて施設へ戻る90歳の母

姉も私も、母が喜ぶことをしたいのだ。

最近の母は、以前にも増して、ホント上手に「ありがとう」と言うようになった。

嬉しい気持ちを最大限に表現するから、こちらも気持ちよく、ついつい母が喜ぶことを全部してあげたくなってしまう。

そして、それを母は素直に喜ぶ。

母が喜んでいるのが、また私たちには嬉しい。

そんなわけで、私たち姉妹は、母に振り回されている(笑)

今が一番幸せな母

そう言えば、今までの母の人生で、こんなにわがままを言うことがあっただろうか。

いつもいつも辛そうな顔して、愚痴ばかりこぼしていた母が、今は「ありがとう」「ありがとう」「みんなが優しくしてくれて嬉しい」と言っている。

私は、もしかしたら、母は少しずつ子どもに戻ってきているのかもと思う。

10人兄弟で、お父さんもお母さんも優しくて、叱られたことがなく、兄弟がみんな仲良しだったという楽しかった子ども時代の時の素直な気持ちに戻ってきたいるのかも。

気難しい柿本家へ嫁に来てから、苦労の連続だったみたいで、いつも辛そうだった。

冬の農閑期シーズンに、コタツに入って一緒にぬいぐるみを作ったのが楽しかった。

なぜか、姉とは同じ家で育ったはずなのに、ほとんど一緒にいた記憶がない。

母と姉と3人で過ごす時間を今、やっと味わうことができて良かった。

母も余裕がなかったんだろうし、姉も私も寂しかったんだと思う。

人生の最後の方になって、母が幸せそうにしているのが、姉も私もとても嬉しいのだ。

お世話している人からの「ありがとう」

お世話されている人が「ありがとう」って言っているけど、本当は、お世話している人からの「ありがとう」なんだ。

それは、小さい頃、一生懸命育ててくれたことへの「ありがとう」であり、命懸けで産んでくれたことへも「ありがとう」。

いつも忙しそうにしている母に、ずっと「もっと愛してほしかった」と思っていたけれど、自分だって子どもを育ててみたら、全然上手になんて育てられなかった。

みんな、親になるのが初めてだから、いっぱいいっぱいなんだよね。

だから、孫ができたら、孫には優しくなるんだよね。

子どもが小さい時、余裕がなくてできなかったことをしたいから。

そうやって、母も私の娘たちを可愛がってくれたんだと思う。

それで十分。

本当にありがとう。

私もお母さんみたいな、素直なおばあちゃんになりたいよ。

さいごに

自分がして欲しいことを言い、自分が上手にできたことを褒めて欲しくて主張する。

小さな子どもみたいになってきた母。

母もずっと認めてほしかったんだと思う。

「ありがとう」って言ってほしかったんだと思う。

農家の嫁って辛すぎだよね。

いろんなことが当たり前って思われて。

でも、そんなことない。

母は、本当によく頑張ってきた。

素晴らしい。

だから、90歳になった母にはうんと優しくしてあげたいと思う。

できるだけ、ね。

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この記事を書いた人

さわこ

スタジオSeriオーナーの目標は、「健康」と「ゆるいミニマリスト」

みんなが、心と身体をリフレッシュして、笑顔で元気になったらいいなと思って、いつもスタジオにお花を飾り、お掃除してます。「汚部屋脱出」のために、整理収納アドバイザー1級、生前整理アドバイザー1級、清掃マイスター1級を取得しました。いらないモノをすべて断捨離して、スッキリ暮らしたいです。ずっと頑張りすぎてきたから、これからの第2の人生は、楽しいことだけやっていきます!