88歳、ひとり暮らしの母は体調を崩したまま、なかなか回復せず、結局入院しました。
食べることができず、食べると下痢してしまう、そしてトイレに間に合わず、慌てて転ぶの繰り返しでした。
140cmしかないのに体重は53kgもあり、がっしりした体型でしかもお肉いっぱいの母。
倒れた状態から起こしてベッドに寝かせるのが大変でした。
夜も何度となくトイレへ行く母が転んだらと心配で、行きつけの病院に電話して連れて行き、主治医の先生にお願いして入院させてもらったという次第です。
前回、ベッドの下の掃除をしました。
→【実家の片づけ】88歳の母の家の大掃除 寝室編 高齢者の家はモノを減らし安全&清潔に
今日は、気になっていたお風呂の掃除をしてきました。
換気扇フィルターがカビだらけ
やっぱり、換気扇のフィルターがカビだらけですごいことになっていました。
天井に取り付けてある暖房換気扇です。

以前、私が同居している時から、ここにカビが生えてカビの胞子を撒き散らし、お風呂がカビだらけになった経験があります。
その後、どうしているかと気になっていたのですが、母は入浴後すぐ窓を開けていたので、お風呂はまぁまぁきれいにしてあるなと遠目で眺めていました。
でも、しっかり見てみるとわぁっと驚くほど見るからにカビだらけでした。
恐る恐るフィルターを引っ張り出してみるとギョッとしました。
【汚写真注意】
茂木和哉カビ退治をスプレーして、しばらく時間をおきます。
2時間後、まだカビが取れません。
やっぱり一晩おかないとダメなのかと思いつつ、もう茂木和哉カビ退治がなくなってしまったので、今度はLEC 浴室用黒カビくんをスプレーして2時間放置したら、今度はこんなにきれいにカビが取れました。
LEC 浴室用黒カビくんの方が強力なのかなぁ?
暖房換気扇は便利だけど、お手入れが大変
暖房換気扇は、入浴前に強モードで浴室を暖め、入浴時は弱モードで浴室内の温度低下を抑えます。
以前のお風呂がタイルでとっても寒かったので、母のために暖かいお風呂にしてあげたかったのです。
ただ、月1回、天井のフィルターを外して掃除しないといけないということがとても大変です。
88歳の母には絶対、無理なことで、結果的にカビを撒き散らしている中でお風呂に入らせていたと思うと、母が病気になったのも私のせいでもあると落ち込みます。
暖かいお風呂に入り、ヒートショックを避ける高齢者向けの暖房換気扇を取り付けた場合は、家族が管理をしっかりしないといけません・・・。
ゴムパッキンのカビ取りはこすらずに
ゴムパッキンのところのカビ取りも注意が必要です。
強くこすりすぎるとゴムパッキンの中にカビの胞子が入り込み、なおさら大変な事態になります。
LEC ゴムパッキン・タイル目地の黒カビくんジェルを塗り、一晩放置します。
1〜2時間ではほとんど効果が見られません。
でも一晩放置するときれいになっていることが多かったです。
とりあえず、明日までこのまま放置。
追記 5月23日
一晩放置しておいたら、すっかりきれいになっていましたよ-!
さいごに
このお風呂は母の寝室のすぐ横に作りました。
トイレ、洗面台、お風呂、寝室が一体化した空間になっています。
自宅で介護する覚悟でリフォームしました。
父が亡くなる前に父のお金を「どうせ相続税で取られてしまうのなら、母のために使ってしまおう」と思って急いでお金を使いまくりました。
私も同居することを考えて、浴室テレビや音響スピーカーまでついています。
大和ハウスの営業さんに勧められてマイクロバブル装置までつけましたが、結局、最初だけでしたね。
お風呂で音楽を聴いたのも数回でした。
お風呂にいろいろなものはいらないですね。
いろいろつけてあればあるだけ、掃除の時、大変です。
あったらいいなと思うものは、全部ない方がいいです(笑)
ただ、この台は、母はここに座ってお風呂に足を入れて入るようにしていて便利なようです。
手すりもいっぱいつけて、とにかく一人でお風呂に入れるように精一杯整えました。
だから、88歳になるまで、ずっとちゃんと一人でやってこれたのかな?
長くなったので、また築50年の家をリフォームする時に工夫したところを紹介したいです。
続きはこちらから
→【実家の片づけ】88歳の母の家の大掃除 洗濯物干し編 電動で高さ調整できる物干しが便利
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