金沢と言えば、兼六園・21世紀美術館が有名ですが、そのすぐ近くに「鈴木大拙館」もあります。
鈴木大拙館は、金沢が生んだ仏教哲学者・鈴木大拙の考えや足跡を広く国内外の人々に伝えることにより、大拙についての理解を深めるとともに、来館者自らが思索する場として利用することを目的に開設されました。
〜鈴木大拙館ホームページより〜
鈴木大拙館 基本情報
住所 | 金沢市本多町3丁目4番20号 | |
電話番号 | 076-221-8011 | |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
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休館日 | 毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合はその直後の平日 年末年始 ※12月29日から1月3日 |
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入館料金 | 一般310円・高校生以下無料・65才以上と障害者割引あり | |
共通観覧券 | ※1DAYパスポート520円・3日間パスポート830円・1年間パスポート2090円 |
※共通観覧券は、金沢市内文化施設16施設で利用できます。
鈴木大拙館 外観
鈴木大拙館 中から見た景色
鈴木大拙館 設計は谷口吉生氏
鈴木大拙館を設計したのは、世界で最も美しい美術館をつくる建築家と言われている谷口吉生氏です。
谷口吉生氏と言えば、ニューヨーク近代美術館・香川県立 東山魁夷せとうち美術館・葛西臨海水族園などを設計をされて、特に水面と建物や周りの風景との調和が素晴らしいと思います。
鈴木大拙館 中の様子
建物は「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」とこれらを結ぶ回廊からなり、回廊の両側には「水鏡の庭」「玄関の庭」が配されています。
「水鏡の庭」は浅く水をたたえ、「思索空間棟」はその中に浮かぶように立っており、静かな空間を演出しています。
「展示棟」では、展示品には詳細な説明はなく、これは来館者がそれぞれに考え、大拙の思考を感じるための趣向であるとされています。
鈴木大拙館までの「緑の小径」写真14枚
本多の森公園の斜面緑地に沿って金沢市立中村記念美術館から鈴木大拙館まで「緑の小径」が整備されています。
さいごに
11月末にしては、とてもお天気が良い日でした。
兼六園・21世紀美術館からそう離れていないところに、ひっそりと鈴木大拙記念館があります。
時間の余裕があれば、ぜひお寄りください。
フッーっと息を吐いて心が落ち着く体験ができると思います。
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