私は、生まれつき両手の薬指が短いのですが、なんとか親指シフトをマスターできつつあります。
ずっと指の短さを補う特別のキーボードを使っていました。
でも、その特別のものを使わなくても入力できるようになったのです。
日常的に指が短いことをハンディキャップとは感じていませんが、指輪はしません。
ピアノが弾けなかったり、アルトリコーダーの穴がうまく押さえられなかったりしましたが、なんとかごまかして生きてきました。
でも、親指シフトのセミナーを受講した時、泣きたい気持ちに陥りました。
それが、特製キーボードの出現で救われました。
そして、一生懸命練習して何とか入力できるようになってきました。
でも、いちいち特製キーボードをセットするのが面倒で、ローマ字入力に戻ることもしばしば。
そのうち、またまた面倒になって、しまいに特製キーボードを外して入力してみました。
なんと
なんと
普通のキーボードでも入力できる!
親指シフトを初めてやってみた日、私だけ、両手の薬指に力が入らず、全然入力できなかったのに。
障害を持っていても、それなりにその部分が強化されて使えるようになっていくと聞いたことはありますが、自分の両手の短い薬指が力が入るようになるとは思ってもいませんでした。
訓練すればできるようになるのですね。
「指が短いから、私には親指シフト無理です」と訴える私をいい意味で無視して、これを使ってみましょうと無理やり諦めさせなかったものくろ師匠に感謝しないといけないです。
そんなわけで、私は今、短い薬指も精一杯伸ばしてこのブログを書いています。
身体にハンディキャップがある方も決して諦めず、さまざまなツールを活用して、いろいろなことを克服していってください。
親指シフト道場で一緒に学んだ方々が、あの日、泣きそうになっていた私をさりげなく見守って励ましてくださっていた優しさを今でも忘れません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、指が短かったりするのは、意外と辛いものです。
体に関することは、気づいていても口に出さないでいてもらえると助かりますし、それを別になんでもないこととして扱ってもらえると、結果的に本人が他の人と同じように課題をクリアできて更に良いと知りました。
生まれつき両手の薬指が短くても、親指シフトをマスターできるよという報告でした。
泣きたい気持ちだった時の記事はこちらです。
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